文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

あまんちゅ! 4-6

2022-03-15 08:32:56 | 書評:その他

 

 

 

 この作品は、静岡県立夢ヶ丘高校に学ぶダイビング部の生徒たちの物語だ。主人公は1年生の小日向光(通称ぴかり)と大木双葉(通称てこ)。なお、ビキニの水着は上下別々に買えるところもあるようで、部長の、姉ちゃん先輩(本名:二宮愛)は上だけ2枚買っていた。本当に上と下別々に買えるのか、ネットで検索してみると、別々に買えるところは通信販売なら結構ヒットした。ただリアルの店舗でもそうなのかはよく分からない。

 なぜ彼女が姉ちゃん先輩と呼ばれているかと言えば、ダイビング部に双子の弟くん先輩(本名:二宮誠)がいるからだ。美人で、優しく(なぜか弟くんには厳しい)、面倒見がよく、胸も大きい(ただし、巨乳キャラは、水着を買うときの、本人の「うん 私のサイズだと日本じゃ可愛いのなかなかないのよねー だからいつも上だけ2枚重ね着してカバーしてるのよ」(4巻pp87-88)という発言による。しかし言われないと気が付かないと思う。)姉ちゃん先輩は主人公以上に、私のお気に入りなのである。

 4巻では、てこの中学時代の友人が遊びに来る。友人のうちの一人は、このてこという呼び方が気に入らなかったのだが、最後はみんな仲良くなり、彼女たちは帰っていく。

 5巻では、ダイビング部の女子たちがGが大の苦手だということが判明する。勇敢にGに立ち向かったぴかり。君は勇者だ!!

 6巻ではダイビングの女子たちがドライスーツ(高い)を買おうとして親にその金を出してもらえるか聞いている場面が面白い。なにしろ、てこは今年のクリスマスやお年玉、誕生日祝いなしだったのに、ぴかりは高校の3年間クリスマスやお年玉、誕生日祝いなし。姉ちゃん先輩はなんと社会人になって働いたあとで返せと言われたらしい。このあたり、各家庭の状況がうかがえるようだ。

 特に大きなイベントがある訳ではないが、独特の優雅な制服に身を包んだ少女たちがなかなか魅力的だ。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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弐十手物語6-10

2022-03-13 08:54:50 | 書評:その他

 

 

 

 

 

 

 かって「週刊ポスト」に連載されていた本作。1978年3月から2003年11月までのことだ。最初は狼の睾丸と二つ名を持つ同心、藤掛飯伍が主人公のようだったが、次第に死神と呼ばれる、菊地鶴次郎という同心が主人公のようになっていく。

 彼が死神と呼ばれるのは、彼に関わる女たちが皆死んでいくからである。彼は三枚目の要望で腕もからっきし、しかし訳ありの女たちにはものすごく持てる。それは彼が命がけで女に惚れるからである。女の方も鶴次郎の心根にほだされて惚れてしまうのである。

 なにしろ最初に鶴次郎が惚れたのは、女凶賊の鬼神のお松。彼の初めての相手もである。お松は磔になり刑死するのだが、このときの鶴次郎の落ち込み具合がすごい。しかし彼は立ち直って十手者として活躍していくのだが、彼に関係した女は死んでいく者が多い。

 これらの巻は、主役が藤掛飯伍から菊地鶴次郎へ変化していく過渡期のような意味合いが強い。だから飯伍中心の物語だった理鶴次郎中心の物語だったりする。掲載誌が「週刊ポスト」だったからだろう。エロい場面も期待できるので、こちらに興味のある人にもいいかな(笑)。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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放送大学の2022年度1学期の学費振り込み完了

2022-03-12 12:47:52 | 放送大学関係

 昨日来た放送大学の学費振り込み通知に則り、先ほど、近くのコンビニから学費を振り込んで来た。放送授業2科目だけなので、22,000円。

 今年度から、試験のやり方が変わる。これまでは、特に時間制限がなかったが、これからはあるようだ。しかし、試験の最中ネットが切れたりしたらどうするんだろう。また、家にいるとやはり、色々な用事ができてくる。コロナのために学習センターで試験が行えないと言うのは分かるが、バカの考えそうなことだ。

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お願い、脱がシて。(3)

2022-03-11 12:07:40 | 書評:その他

 

 主人公の神手英心は、米華高校の2年生。この学校には呪いがある。それはパンツが脱げなくなると言う呪い。そしてパンツを脱がすことのできるのは、解呪の右手を持つ彼だけ。この設定から分かるようにかなりおバカな漫画だ。

 パンツが脱げなくなったら困るのはトイレに行けないこと。いや、液体の方は、パンツが汚れ放題になるのさえ気にしなければ、出せない訳ではないが、固体の方はどうしようもない。まさか布で漉して出すわけにもいかないだろう。だからトイレにいくためには、英心にパンツを脱がしてもらう必要があるのだ。

 そしてこの呪いにかかるのは美女・美少女ばかり。英心君、真面目な顔をして、パンツを脱がしているが、心の中ではムフフと思っているに違いない(笑)

 この巻では新たな呪いの被害者が出るとともに、以前呪いにかかり英心にパンツを脱がしてもらった女の子たちが、再びパンツが脱げなくなる。そして暗躍する英心の幼馴染・蛇腹谷あかり。

 前巻のレビューで「なぜか男は絵にならないからか、この呪いにかかった人は出てこない。」と書いたが、なんと最後には英心自身がパンツが脱げなくなる。解呪の右手の力は呪いを吸い取るもののようだ。だから呪いに触れすぎると、右手が侵食され、自分が呪われてしまうのだ。しかし男のパンツにどれだけ需要があるのだろうか(ごく一部にはあるかもしれないが)? 果たして英心のパンツは脱げるのだろうか(笑)。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「鉱物学」の報告課題と「応用地質学」の学習単位認定試験解答投函

2022-03-10 11:15:16 | 秋田大学通信教育

秋田大学通信教育「地球科学コース」のうち「鉱物学」の報告課題と「応用地質学」の学習単位認定試験の解答を近くのポストに投函してきた。今提出しているものと合わせて、単位が取れれば11単位になり、修了が確定するが、さてどうなることやら。とにかく自分の専門家からかなり離れているし、思ったのは電気の世界は、大体理論通りに行くので美しいなあということ。だから理論通りに行かないものをどう思うかは人によるだろう。私の場合はどちらだろう?

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ライドンキング(2)(3)

2022-03-09 09:24:10 | 書評:その他

 

 

 この作品を一言で言えば、プルジア共和国の終身大統領アレクサンドル・プルチノフが異世界で大暴れすると言うもの。

 プルチノフは武道の達人である。なにしろ、山の主の魔熊だってドラゴンだって投げ飛ばしちゃうのだ。その武道はなんと「大統領流」(多分自称)。なんやねん。と突っ込みたいのはさておき、彼の人相は凶悪そのもの。奴隷商だとか邪神の神官だとがぴったりくるようなご面相なのだ。しかし、その凶悪な見た目に反して、心根はとても優しい。

 彼はある出来事で獣王を継ぐものとして認定されるのだが、前獣王が願いをかなえてくれるというとき、願ったのは、亡き妻の思い出を記憶から薄れないようにすること。願えば、無双の武力でも富でも不老でも神化以外の事は何でもかなえられるというのに。

 彼は閃光魔術師(シャイニングウィザード)とも呼ばれているが、それは彼が光を生み出す魔法を使えるからだ。でもただ強力な光を出すだけ。それ以外の魔法を使っているの場面は、ここまででは出てこないが、閃光魔術師の名は結構有名になっているようだ。それにこの魔法は、敵の目をくらますのにとても有効である。

 このプルチノフ、ちょっと変な趣味がある。とにかく未知のものに乗るのが大好きなのだ。異世界は、こちらの世界にはいない魔物がたくさんいる。ケンタウロスだったり、ドラゴンだったり。だから彼の騎乗趣味を満たすものには事欠かない。

 3巻では魔族が登場してきたが、さてさてこれからプルチノフはどう異世界で暴れていくのか。

☆☆☆☆

 

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半七捕物帳 37 松茸

2022-03-07 15:44:31 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)

 

 この話は、語り手である私が、松茸をみやげに半七老人を訪ねるところから始まる。私は、明日が半七の誕生日なので、誕生祝の席に出てくれといわれた。土産の松茸は、その席の料理が1品増えるので喜ばれる。

 さて、半七の誕生日の席には、半七捕物帳によく出てくる三浦老人も来ていた。松茸が話題になると、それに関係した思い出話が始まる。まず三浦老人が献上松茸の話をして、それを受ける形で半七の捕物話が始まる。

 半七は両国橋をうろついている女に声をかける。女は外神田で糸や綿を扱っている大店加賀屋の女中のお鉄であった。お鉄は、武州熊谷から加賀屋に嫁に来ているお元について江戸に出てきたのだが、どうも様子がおかしい。

 実は、お元、お鉄の隣村に住む安吉という男が悪い奴だった。でもアホだ。半七に追われて赤裸になり、とうとう逃げあぐねて12月の不忍の池に飛び込んで凍死してしまったのだ。ここで三浦老人の献上松茸の話に繋がってくる。実は安吉は、この件でもやらかしており、捕まったら大変と思ったのだろう。

 この安吉、お鉄を手籠めにしたうえ、お元のことでお鉄を強請っていた。お鉄は安吉を殺そうと剃刀を持ち歩いていたのだ。両国橋で半七と会ったときも。

 しかし、こんなことが強請の種になるとは、江戸時代ならではだろう。まあ、血液型占いのようなもので、今だったら「お前アホか」といわれそうだが。

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです2

2022-03-05 08:57:17 | 書評:その他

 

 「なろう系異世界悪役令嬢もの」の本作も2巻目。主人公の公爵家令嬢のアストリッド・ゾフィー・フォン・オルデンブルグ(通称アストリッド)は、前世がミリオタ女子大生。転生したのがオタ友の貸してくれた乙女ゲームの世界と言う訳だ。しかし、悪役令嬢に待っているのはバッドエンド。そのバッドエンドとは、お家取り潰しのうえ国外追放というもの。アストリッドは、このバッドエンドを回避し、何とかフラグを叩き折ろうと、前世のミリオタ知識を駆使して、いざとなったら、国ともケンカできるような力をつけようとする。この時アストリッド4歳。

 この巻ではアストリッドはますますパワーアップする。魔法は博士以上、ジェットエンジンまで作り出し、妖精とも契約する。しかし、父親は、いいところに嫁にだそうとする。でも他に兄弟姉妹はいないようだから、アストリッドが嫁に出たら公爵家はどうなるのだろう? 分家からでも跡継ぎを迎えるのだろうか?

 そしてアストリッドは6歳になり、聖サナタキア魔道学園に入学する。彼女のゲーム知識では、この学園で王太子のフリードリッヒやヒロインと出会い、それがバッドエンドに繋がってしまう。
 
 この巻はフリードリッヒと同じクラスになるところで終わっているが、この後どのようにミリオタ知識を駆使して大暴れするのか楽しみである。

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

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「エネルギー地質学」の学習単位認定試験結果受領

2022-03-04 16:23:41 | 秋田大学通信教育

 秋田大学通信教育「地球科学コース」の「エネルギー地質学」の学習単位認定試験結果が返ってきた。結果は81B。これで「一般科学技術コース」で履修した認定分を含めて8単位になった。一応全部をやるつもりだが、最低限の10単位まであと2単位である。

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銭形平次捕物控 105 刑場の花嫁

2022-03-03 08:40:13 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)

 

 この話は二つの点で他の話と違っている。一つ目は、いつものように、八五郎が平次の家に飛び込んできて、二人の掛け合いから話が始まるのではないということ。今回二人は出かけており、永代橋の上で新堀の鳶頭とぶつかりそうになったことから事件を知ることとなる。

 そして二つ目は、平次が大ポカをやらかして、あわや無実の人間を磔にするところだったということ。被疑者は、磔刑柱にかけられて刑が執行されようとする時に何とか間に合った感じだ。しかし、市中引き回しの方はしっかりされたようだ。市中引き回しとは、処刑場に行く前に、縛られて裸馬に載せられ、江戸の主な所を罪状を書いた高札を掲げて引き回すというもの。おそらく人権派弁護士の連中はなんやかやと反対するだろうが、現行犯など冤罪の余地の内容な犯罪の場合は、抑止のためにこういったものを復活させるのも一つの方法だと思う。

 事件の方は、新堀の廻船問屋、三文字屋の大旦那久兵衛が殺されたというもの。事件の起きたところは、富島町の島吉の縄張り。平次は、先代の島吉にとても世話になったことから、息子を助けるために、事件の解決に乗り出したという訳である。

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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