チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

香港のiPhone6

2014年09月23日 | 香港

曇り、24度、74%

 私が、iPhone6を入手した経緯は昨日書きました。写真の編集機能や写真を保存する形が変わってはいるものの、基本、自然と指が動く慣れたiPhoneです。iPhone3からiPhone4sに代えたときは、画期的でそれはワクワクしたものです。このiPhone6大きくなった分、女にしては手の大きい私ですら、グリップが心もとないように思います。そこで、珍しくカバーを買おうと思いました。今までいつも頂き物のカバーがあったのですが、なぜか使わずじまいでした。

 昼過ぎに香港島セントラルのアップルショップに出かけました。昼前に通りかかったキャリアの店先には行列などありません。iPhone6の熱なんて結構早く冷めるものだと、鷹を括ってアップルショップに行きました。

 昼休みのセントラルの人の多さは格別です。IFCというビルに入っているアップルショプ、店の前には人が固まったようにたくさんです。まだ、iPhoneの熱は冷めていなかったようです。IFCに渡る陸橋の両脇には、iPhoneの白い箱を沢山積み重ねて座っているおじさんたちの群れ。 もちろんこのiPhone売り物です。買って行くのは中国からの観光客と思われる人もいますが、地元の香港人もいます。売っているおじさんたちは香港人です。アップルショップで買う場合は、キャリアと違って、いちいちIDカードなど出さずに買えます。見ていると、 香港人の若い男性が、値段の交渉を始めたようです。新聞やニュースでも、香港から大量にiPhoneを中国に持ってはいって行く人たちの話が出ています。中国でのiPhone6の発売日が初めは29日と言われていたのに、取り消させたとも伝えられます。挙げ句に、偽物がもう作られているとか。

 IFCのアップルショップは2階にまたがっています。全面ガラス張り、ビクトリア湾を望むその景色はなかなかです。私のカーバーは、すぐに決まりました。紺と赤で悩んだのですが、バックを覗いてすぐに取り出せるように赤にしました。 お店の人が支払いの手続きをしてる間、ふと後ろを見ると、埋め立て地に観覧車が! 小さいものですが、これからの季節、気持ちがいい乗り物です。何時から動くのかしら。動き始めたら、乗りに行きますよ。と、満足げに店を出たところ、人人人の中、大声がします。みんな遠巻きに見ています。 IFCのセキュリティーのおじさんに取り囲まれた一人の男性、右手にiPhoneの箱と、なんと現金を握りしめています。香港ドルか中国元かは分かりませんが、確か私が店に入る時にもいたおじさんです。アップルショップの前で、このiPhoneを売っていたようです。営業妨害というか、物売りをビルの許可無くするなと言われているようですが、おじさんも黙っては引き下がりません。いやはや、香港です。

 新聞には、iPhone6買います、と貼り紙が街に張られているとも書かれています。ここしばらく、iPhone6の中国向けの密輸、偽物の話でにぎわいそうな香港です。

コメント
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