どうも最近は成果が上がらなくて、ヤル気がなくなってます。
少し休んだ方が良いのかな・・・でも、ここまで続けてきたのに、という気持ちも大きくて、踏ん切りがつきません。
金太郎さんからの投げ掛けがありました「貨車の記号」について、知っている限りあんちょこ無しで記します。
貨車の記号は、用途と積載荷重の2文字の組み合わせで出来ていることはご存知ですよね。
第1ケタ
ワ・・・有蓋車(ワゴンの意)
ツ・・・通風車(そのまま)
テ・・・鉄製有蓋車(テツの意)
ス・・・鉄側有蓋車(スチールの意)
カ・・・家畜車(そのまま)
ウ・・・豚積車(ウシの説(高校か鉄道学園研修中に習った記憶)、実際には2段積みになっていて、牛は家畜車を使用していた。)
※ ヴタとかブウヴウという説もあるようで・・・
ト・・・無蓋車(トロッコの意)
タ・・・タンク車(そのまま)
ミ・・・水運車(ミズの意)
ホ・・・ホッパー車(そのまま)
セ・・・石炭車(そのまま)
チ・・・長物車 材木(timberの意) ※チョウブツの意の説もあるようです。
シ・・・大物車(ジュウリョウの意)
コ・・・コンテナ車(そのまま)
レ・・・冷蔵車(そのまま)
ポ・・・陶器車(由来は知らん!←英語で「ポッテリー」だそうです。私はぽっちゃりが好みです。)
ヨ・・・車掌車(シャショウ)
ヒ・・・控車(そのまま)
ソ・・・操重車(そのまま)
リ・・・土運車(ジャリ)
ヤ・・・事業用車(ヤクショヨウ)
ケ・・・検重車(そのまま)
キ・・・雪掻車(ユキの意)
等々。本来は記号に濁音、半濁音は付けませんが、何故か「ポム」だけは堂々と半濁音が付いています。私も実車には何度か乗ったことがあります。
※青字は追記したものです。(レア過ぎる用途は省略しました。)
第2ケタ
ム・ラ・サ・キ 積載荷重の表示。
表記無し → 13t以下(記号なし)
ム → 14t~16t
ラ → 17t~19t
サ → 20t~24t
キ → 25t以上
通常はこれらの記号2桁のカタカナ表示となりますが、例外もあります。
積載荷重14t未満は重さの表示をしないので、用途記号だけの表示となる。
例:ワ12000、チ1など。高度成長期以前に製造された貨車などに比較的多い。
貨車の用途の車輌に緩急設備(車掌弁=非常ブレーキ)を取り付けたものには、最後に「フ」を付けて標記する。(フ=ブレーキの意)
例:ワムフ100、コキフ50000、レムフ10000、ワフ29500など
ここまでは皆さんご存知だと思います。
それでは「オ」とか「コ」とかの記号が付いているのは何ででしょう?
これは、貨車及び列車の「延長換算」を表わす表記です。
列車の始終着の発着線や待避線の長さと言うのは、駅によってまちまちですね。これをメートル単位で表わすのはそんなに問題ないと思いますが、貨車は形式ごとに長さが違いますし、場合によっては、同じ形式の車輌でも微妙に仕上がりは違っていますので、これらを厳密に計算して組成するのは至難の業です。
これを「延長換算」という方法により、大雑把に長さを指定するわけです。
私が覚えている範囲で記しますと、
通常の貨車「1車」を約8mとします。
ワ・ワム・ワラ・レ・レム・ト・トム・タム・ワフ・ヨなど → 1車
トラ → 1.2車
ホキ → 1.5車
ワキ・トキ・チキ・ワムフ・ワサフ・レサなど → 2車
コキ・コキフ → 2.5車
ク・客車・電車等 → 3車
全部は網羅できませんが、大体こんな感じになると思います。
しかし、車輌によって、単純にはこの規格にならない場合が発生します。特に私有貨車の多いタンク車は規格がまちまちですね。
このバラツキをカバーするために使われるのが「オ」とか「コ」となる訳です。
例えば・・・
コタキ→1.5車、タキ→2車、オタキ→2.5車
※タサも同じ。
ホキ→1.5車、オホキ→2車
コトラ→1車
などが一般的に使われていました。
さらに、ワム80000は、パレット積載用に車輌が長くなってしまった関係で、「トラ」と同様に1.2車の延長換算となりました。これを区別するため
「ハ」を冠して「ハワム」(パレットの半濁音を省略したものの意)
という記号が出来ています。
さらに、他の貨車とまったく同じような基準で表記するオトキですが、これのみは「延長換算」ではなく「重量換算」での区別に使用される記号で、積載荷重が36tの貨車(つまりオトキ25000)を指します。
まあ、今の世の中コンテナ車ばかりが闊歩しており、このような知識があっても何の役にも立たなくなってしまいましたね。

少し休んだ方が良いのかな・・・でも、ここまで続けてきたのに、という気持ちも大きくて、踏ん切りがつきません。
金太郎さんからの投げ掛けがありました「貨車の記号」について、知っている限りあんちょこ無しで記します。
貨車の記号は、用途と積載荷重の2文字の組み合わせで出来ていることはご存知ですよね。
第1ケタ
ワ・・・有蓋車(ワゴンの意)
ツ・・・通風車(そのまま)
テ・・・鉄製有蓋車(テツの意)
ス・・・鉄側有蓋車(スチールの意)
カ・・・家畜車(そのまま)
ウ・・・豚積車(ウシの説(高校か鉄道学園研修中に習った記憶)、実際には2段積みになっていて、牛は家畜車を使用していた。)
※ ヴタとかブウヴウという説もあるようで・・・
ト・・・無蓋車(トロッコの意)
タ・・・タンク車(そのまま)
ミ・・・水運車(ミズの意)
ホ・・・ホッパー車(そのまま)
セ・・・石炭車(そのまま)
チ・・・長物車 材木(timberの意) ※チョウブツの意の説もあるようです。
シ・・・大物車(ジュウリョウの意)
コ・・・コンテナ車(そのまま)
レ・・・冷蔵車(そのまま)
ポ・・・陶器車(由来は知らん!←英語で「ポッテリー」だそうです。私はぽっちゃりが好みです。)
ヨ・・・車掌車(シャショウ)
ヒ・・・控車(そのまま)
ソ・・・操重車(そのまま)
リ・・・土運車(ジャリ)
ヤ・・・事業用車(ヤクショヨウ)
ケ・・・検重車(そのまま)
キ・・・雪掻車(ユキの意)
等々。本来は記号に濁音、半濁音は付けませんが、何故か「ポム」だけは堂々と半濁音が付いています。私も実車には何度か乗ったことがあります。
※青字は追記したものです。(レア過ぎる用途は省略しました。)
第2ケタ
ム・ラ・サ・キ 積載荷重の表示。
表記無し → 13t以下(記号なし)
ム → 14t~16t
ラ → 17t~19t
サ → 20t~24t
キ → 25t以上
通常はこれらの記号2桁のカタカナ表示となりますが、例外もあります。
積載荷重14t未満は重さの表示をしないので、用途記号だけの表示となる。
例:ワ12000、チ1など。高度成長期以前に製造された貨車などに比較的多い。
貨車の用途の車輌に緩急設備(車掌弁=非常ブレーキ)を取り付けたものには、最後に「フ」を付けて標記する。(フ=ブレーキの意)
例:ワムフ100、コキフ50000、レムフ10000、ワフ29500など
ここまでは皆さんご存知だと思います。
それでは「オ」とか「コ」とかの記号が付いているのは何ででしょう?
これは、貨車及び列車の「延長換算」を表わす表記です。
列車の始終着の発着線や待避線の長さと言うのは、駅によってまちまちですね。これをメートル単位で表わすのはそんなに問題ないと思いますが、貨車は形式ごとに長さが違いますし、場合によっては、同じ形式の車輌でも微妙に仕上がりは違っていますので、これらを厳密に計算して組成するのは至難の業です。
これを「延長換算」という方法により、大雑把に長さを指定するわけです。
私が覚えている範囲で記しますと、
通常の貨車「1車」を約8mとします。
ワ・ワム・ワラ・レ・レム・ト・トム・タム・ワフ・ヨなど → 1車
トラ → 1.2車
ホキ → 1.5車
ワキ・トキ・チキ・ワムフ・ワサフ・レサなど → 2車
コキ・コキフ → 2.5車
ク・客車・電車等 → 3車
全部は網羅できませんが、大体こんな感じになると思います。
しかし、車輌によって、単純にはこの規格にならない場合が発生します。特に私有貨車の多いタンク車は規格がまちまちですね。
このバラツキをカバーするために使われるのが「オ」とか「コ」となる訳です。
例えば・・・
コタキ→1.5車、タキ→2車、オタキ→2.5車
※タサも同じ。
ホキ→1.5車、オホキ→2車
コトラ→1車
などが一般的に使われていました。
さらに、ワム80000は、パレット積載用に車輌が長くなってしまった関係で、「トラ」と同様に1.2車の延長換算となりました。これを区別するため
「ハ」を冠して「ハワム」(パレットの半濁音を省略したものの意)
という記号が出来ています。
さらに、他の貨車とまったく同じような基準で表記するオトキですが、これのみは「延長換算」ではなく「重量換算」での区別に使用される記号で、積載荷重が36tの貨車(つまりオトキ25000)を指します。
まあ、今の世の中コンテナ車ばかりが闊歩しており、このような知識があっても何の役にも立たなくなってしまいましたね。

ツ(痛風でなく通風車)キ(雪掻き車)ケ(検重車)などは実際に見た事ありましたが、ウ・カ(家畜車)パ(家禽車)は見た事がありませんでした。
延長換算、これって勉強になりました。
おおっ、そんなのもありましたね。忘れてた。なんせ実車を見たことないやつばかりだったんで。資料として足しておきましょ。
他にもテ(鉄製有蓋車)とス(鉄側有蓋車)もありましたね。
石炭車の「セ」、水運車の「ミ」、昔の図鑑で魚を運ぶ水槽の付いた「ナ」なんていうのも見たことがあります。
陶器は英語でポッテリーと言うらしいですね。ちなみに、私は細過ぎる女性よりもポッテリーしている女の子タイプが好きです。
活魚車と言うのもウィっキーさんで見ましたが、あまりにもレア過ぎるので省略いたしました。
昔、弟から奪って(笑)読んでいた鉄道の図鑑にはいろんな貨車が並んでいて、子ども心にわくわくしながら眺めたものです。こういう記号の説明もあったような。
現在はコンテナかタンクばかりなのでつまらないですね。今でも様々な貨車を連ねた貨物列車が走っていれば、子どもも喜ぶだろうにと思います。
この記号の中には、私が現役時代に既に消滅していた形式もありますね。昔は国策で様々な貨車を用意して、あらゆる輸送に備えたんでしょう。タキでもボイラーを燃やしながらアスファルトを運ぶなんて、今では到底考えられないヤツもあったんですよ。
貨車は、用途や色のバリエーションも楽しむことが出来ましたが、やはり醍醐味といえば通過音じゃないでしょうか?2軸とボギー車のランダムな混じり、さらに3軸ボギーなんか聞けると幸せな感じさえしましたよ。
実際に入換では3軸ボギーも有りましたので、支障が無い限りはわざわざ3軸車に添乗したりしたものです。
ワム80000のハはパレット輸送用というのは解ってましたがォトキは重量換算の意味だったんですね。
感謝のポチ3つです。
私も実はオトキに関して、学校でも研修でも職場でも習った記憶が無いんですよね。正直、ほぉー!なところなんです。
ポチ毎度ありがとうございます。