式場の場で、親戚の方々とご挨拶。
一生に1回か、2回しか、会わないんだろうなあ・・・と、思いつつ。
私が結婚した時に、挨拶回りで数名の方とはお会いしたことがあるが、
あとの方は、義母から、話は聞いているものの、お会いしたことがない方々。
次にお会いするのは、ご本人のお葬式の時か、うちのお葬式の時だろう。
先方の方がこの先まだまだお達者であれば、うちのお葬式にも来てくださるだろうが、
あの年齢では、それは望めそうもない。
つまり、生きているうちでは、最初で最後のご挨拶となる。
親戚って、冠婚葬祭の時しか会わないんだなぁと、つくづく実感した。
最近は、結婚式も、あまり親戚を呼ばないことが多いので、
「婚」はちょっとだけ、メインは「葬」のお付き合い。
義母から話はたっぷり聞くものの、お付き合い薄く、ほとんど実生活には関係ない親戚、
されど、親戚。
お互いに、葬儀に出席し合える、一種の保険のようなもの?
お互いが、絆と誇りを感じ合える、血族アクセサリー???
厳かに行われる盛大な葬儀もさることながら、その一方で、代理出席や、義理出席などのない、
こじんまり、ごく身近な人だけでの「家族葬」もいいかも・・・とも、思った。
葬儀を身内ですまして、あとから年末に喪中葉書でお知らせするというシンプルなパターン・・・
「水くさい」と、不満を感じる人もなかには、いるだろうけれど。
あるいは、後から後から、香典が次々届いたら、煩雑でややこしい、と困る遺族もいそうだ。
でも、出席する側となれば、香典を送るだけのほうが、楽だし、
(さらに、喪中葉書に、「香典は辞退させていただきます」と追記してあると、香典を送る負担もなくなる。)
知らされていないのなら、
義理を欠くことを嫌がる人にとっても、葬儀に出席しないことは失礼にもならない。
冠婚葬祭を重んじる田舎の場合、
なかなか、従来の価値観、慣習を打ち破るのは、並大抵ではなさそうだが。
日本人の精神には、「義理」というものは、かなりウエイトを占めていると感じるから。
死にゆく人は、どんどんこの世からいなくなり、
新しい家族がまた創出され、新しいお付き合いが始まる・・・
はずなんだけど、結婚する年齢になっても、新しく家庭を築かない人が増えてきている。
なので、減りゆく一方。
それなりに結婚して家庭を持ち、家族を増やしてほしいものだ。
葬儀後、セレモニーホールに頼んで、タクシーを呼んでもらった。
そのタクシーの運転手さんのお話。
「1~2人ぐらいのごく少人数しかご遺族がいない葬儀があって、
私は、その度に、棺桶担ぎをやらされてますんや」
人には、それぞれ、いろんな事情を抱えているようだ。
一生に1回か、2回しか、会わないんだろうなあ・・・と、思いつつ。
私が結婚した時に、挨拶回りで数名の方とはお会いしたことがあるが、
あとの方は、義母から、話は聞いているものの、お会いしたことがない方々。
次にお会いするのは、ご本人のお葬式の時か、うちのお葬式の時だろう。
先方の方がこの先まだまだお達者であれば、うちのお葬式にも来てくださるだろうが、
あの年齢では、それは望めそうもない。
つまり、生きているうちでは、最初で最後のご挨拶となる。
親戚って、冠婚葬祭の時しか会わないんだなぁと、つくづく実感した。
最近は、結婚式も、あまり親戚を呼ばないことが多いので、
「婚」はちょっとだけ、メインは「葬」のお付き合い。
義母から話はたっぷり聞くものの、お付き合い薄く、ほとんど実生活には関係ない親戚、
されど、親戚。
お互いに、葬儀に出席し合える、一種の保険のようなもの?
お互いが、絆と誇りを感じ合える、血族アクセサリー???
厳かに行われる盛大な葬儀もさることながら、その一方で、代理出席や、義理出席などのない、
こじんまり、ごく身近な人だけでの「家族葬」もいいかも・・・とも、思った。
葬儀を身内ですまして、あとから年末に喪中葉書でお知らせするというシンプルなパターン・・・
「水くさい」と、不満を感じる人もなかには、いるだろうけれど。
あるいは、後から後から、香典が次々届いたら、煩雑でややこしい、と困る遺族もいそうだ。
でも、出席する側となれば、香典を送るだけのほうが、楽だし、
(さらに、喪中葉書に、「香典は辞退させていただきます」と追記してあると、香典を送る負担もなくなる。)
知らされていないのなら、
義理を欠くことを嫌がる人にとっても、葬儀に出席しないことは失礼にもならない。
冠婚葬祭を重んじる田舎の場合、
なかなか、従来の価値観、慣習を打ち破るのは、並大抵ではなさそうだが。
日本人の精神には、「義理」というものは、かなりウエイトを占めていると感じるから。
死にゆく人は、どんどんこの世からいなくなり、
新しい家族がまた創出され、新しいお付き合いが始まる・・・
はずなんだけど、結婚する年齢になっても、新しく家庭を築かない人が増えてきている。
なので、減りゆく一方。
それなりに結婚して家庭を持ち、家族を増やしてほしいものだ。
葬儀後、セレモニーホールに頼んで、タクシーを呼んでもらった。
そのタクシーの運転手さんのお話。
「1~2人ぐらいのごく少人数しかご遺族がいない葬儀があって、
私は、その度に、棺桶担ぎをやらされてますんや」
人には、それぞれ、いろんな事情を抱えているようだ。