蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

下っ端は、東奔西走

2010-02-05 | 
親戚が亡くなった。
私にとっては、姻戚関係の親戚なので、日頃は、全く、本当に全く、お付き合いがない。
私は、その方の顔を生前2回?ぐらい(たぶん)見たことがある。
これは、まだマシ。

義母の代わりに出席した告別式・・・いくつかあるが
本人に一度もお会いしたことがなく、顔写真すら見たことがない人も何人もいる。

ある方の場合、名前も聞いていたが、会場では同時に2家が葬儀を行っていて、
どっちに出席していいのか不安になり、義母に電話して、再度、名前を確認したこともあった。
葬儀では、最後のご対面があり、参列者が少ないこともあり、お顔を拝見する流れになってしまった。

「はじめまして。さようなら」

初めてお会いしたお顔が、最後のお顔。
なんだか、不思議なご対面だった。

この方の近親者(お兄さん、義理のお姉さん)が、次々と亡くなり、
私も連続して、遠方まで、半年ぐらいの間に3回列席。
1回目では、喪主だった方が、2回目では、棺桶側に早変わり。
皆さん、80代だったので、兄弟、夫婦、仲良くご一緒に、同じ時期に・・・。
さすがに、関係者の方が顔を覚えてくださったようだが、なんだか、それもねえ・・・

また別の人で、私としては全くお付き合いも何もない、まるで知らない方のお葬式にも、
義母の指令で、遠方まで行き、参列した。
義父の、嫁いだ姉妹の、息子の、嫁の、お父さん。
そんな人、いたぁ??の、ノリ。
もちろん、顔も名前も、なにも知らない、ほとんど、他人。


高齢の方は、暑い時期や寒い時期に亡くなることが多い。
列席する側も、暑かったり、寒かったり、酷な季節・・・。
私が亡くなる時は、穏やかな春か、爽やかな秋だったら、いいな・・・(きっと、無理)


東奔西走、葬儀出席担当の私。
明日、またもや遠くまで、・・・馳せ参じなければならない。
今度は、姓名はちゃんと覚えました。