国際結婚されて、海外で住まわれている方のブログを拝見した。
日本の文化である着物をお召しになって、あちこちにお出かけになる。
年齢よりもずっとお若く見えるが、なんと実年齢は私よりも上。
お住まいは、イギリスだが、パリに小旅行に行かれたり、なかなかの行動派。
憧れがぎゅっと詰まった、とても素敵なブログだ。
それは、それとして・・・
私が少し感じるのは、お出かけ先の会場や、お店で、お着物を召された方をお見かけすると、
そのお着物の質や格に対して、
「勝った!」とか、正直な反応をブログに何気なく綴られること。
もう、そこそこのお年なのだから、あまり、人と比較して優越感を感じたり、
そういうことは、卒業されてもいいのではないかと思う。
単に着物を着ることが好きで着物を着る、自分のために着る、それだけでいいのではないかと。
しかし、人と比較し、競争心を煽られるということは人間の本質のひとつで、
それを感じたままブログに綴るということは、正直な、あけっぴろげで気さくな方なのだろうけれど。
着物を着て出かけると、人々の視線を感じて、気持ちが高揚するとのこと。
日本でさえも、着物を着ている人は少ないのだから、海外だとなおさらのことだろう。
しかも、ストリートや地下鉄などの、誰もが自分の所要でいる場所だけではなく、
芸術を愛好する人たちが寄り集まる場所、ホールでのお披露目なら、さらに人々の目を引くだろう。
日本文化の発信と同時に、ご自分の自己顕示欲?のようなものも満たされるので、一石二鳥。
私もそういうライフスタイルは素敵だと思う。非難する気は、全くない。
ただ、同じ行動を取る日本人同士、勝った、負けた、は、ちょっとがっかりした。
若い人ならいざ知らず、ある程度の年齢に達すると、そういうのってどうだろう。
せっかくの素晴らしいブログなのに、底流にそういう思いが感じられると
本質的に、違うものを感じる。
ひょっとして、日本での生活や評価に、満足を得られなかった人なのではないかと。
それで、海外で注目を集めたいのかと。
旅の紹介のところにも、確かに素晴らしいのだが、「いかに、普通の人では味わえないか」
というところあたりに、ちょっと引っかかるニオイを感じることもある。
しかし、海外で暮らし、しかもそこで仕事をされるのは、並大抵のことではないだろう。
それなりの能力がおありだと思う。
人に勝ちたいという負けん気がないと、大成しないのだろうし。
まあ、細かいところを、重箱の隅をつつくように、目くじらを立てたら、
世界中のどんな人にでも、文句をつけかねない。
その小さな部分が、さらっと流せる部分か、どうしても、流せない部分か、それにつきると思う。
私のブログも、おそらく(いえ、100%)、他の人が、スミからスミまで読んでみると、
気に入らない部分が多々あると思う。
(スミからスミまで読んでくださるような、そんな殊勝な方は、いないだろうけれど)
お互い様。人のことは言えない。
そういうことをわかった上で、自分が欲しい情報だけを取得すればいい。
なんやかんや言っても、私はそのブログのファンである。
今日も、その人のブログを見に行っている。
日本の文化である着物をお召しになって、あちこちにお出かけになる。
年齢よりもずっとお若く見えるが、なんと実年齢は私よりも上。
お住まいは、イギリスだが、パリに小旅行に行かれたり、なかなかの行動派。
憧れがぎゅっと詰まった、とても素敵なブログだ。
それは、それとして・・・
私が少し感じるのは、お出かけ先の会場や、お店で、お着物を召された方をお見かけすると、
そのお着物の質や格に対して、
「勝った!」とか、正直な反応をブログに何気なく綴られること。
もう、そこそこのお年なのだから、あまり、人と比較して優越感を感じたり、
そういうことは、卒業されてもいいのではないかと思う。
単に着物を着ることが好きで着物を着る、自分のために着る、それだけでいいのではないかと。
しかし、人と比較し、競争心を煽られるということは人間の本質のひとつで、
それを感じたままブログに綴るということは、正直な、あけっぴろげで気さくな方なのだろうけれど。
着物を着て出かけると、人々の視線を感じて、気持ちが高揚するとのこと。
日本でさえも、着物を着ている人は少ないのだから、海外だとなおさらのことだろう。
しかも、ストリートや地下鉄などの、誰もが自分の所要でいる場所だけではなく、
芸術を愛好する人たちが寄り集まる場所、ホールでのお披露目なら、さらに人々の目を引くだろう。
日本文化の発信と同時に、ご自分の自己顕示欲?のようなものも満たされるので、一石二鳥。
私もそういうライフスタイルは素敵だと思う。非難する気は、全くない。
ただ、同じ行動を取る日本人同士、勝った、負けた、は、ちょっとがっかりした。
若い人ならいざ知らず、ある程度の年齢に達すると、そういうのってどうだろう。
せっかくの素晴らしいブログなのに、底流にそういう思いが感じられると
本質的に、違うものを感じる。
ひょっとして、日本での生活や評価に、満足を得られなかった人なのではないかと。
それで、海外で注目を集めたいのかと。
旅の紹介のところにも、確かに素晴らしいのだが、「いかに、普通の人では味わえないか」
というところあたりに、ちょっと引っかかるニオイを感じることもある。
しかし、海外で暮らし、しかもそこで仕事をされるのは、並大抵のことではないだろう。
それなりの能力がおありだと思う。
人に勝ちたいという負けん気がないと、大成しないのだろうし。
まあ、細かいところを、重箱の隅をつつくように、目くじらを立てたら、
世界中のどんな人にでも、文句をつけかねない。
その小さな部分が、さらっと流せる部分か、どうしても、流せない部分か、それにつきると思う。
私のブログも、おそらく(いえ、100%)、他の人が、スミからスミまで読んでみると、
気に入らない部分が多々あると思う。
(スミからスミまで読んでくださるような、そんな殊勝な方は、いないだろうけれど)
お互い様。人のことは言えない。
そういうことをわかった上で、自分が欲しい情報だけを取得すればいい。
なんやかんや言っても、私はそのブログのファンである。
今日も、その人のブログを見に行っている。