蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

秋晴れの日に、両目をつぶる

2010-11-03 | 
すかっと秋晴れ・・・だけど・・・

さて、今日は文化の日。
お天気にも恵まれ、家族は、ちりぢりばらばらに、自分たちのイベントへと出かけた。

私は水曜日は、お稽古事があるのだが、祝祭日は、出かけにくい。
といっても、今日は家族は、朝っぱらから家には誰もいないので、堂々と出かけたらいいのに、
ぐずぐすして、出かける時間になっても、まだ、のろのろ。
お稽古から帰ってきた頃には、夫ももう帰っているかも知れない、などと
あれこれ考えて、結局、出かけない、休日になった。

悪妻稼業

今日が平日だったら、どんなによかったか。
お稽古にも堂々と行けるし、休みでないなら、夫は就労して、その分、報酬も入るし、
いいことばかりなのに。
(→完璧、自分だけの都合で言っている)


夫は、おカネを稼いできてくれる、ありがたいお方。
感謝してもあまりある・・・なのに、なぜ、こう、鬱陶しいのだろう。
こんなこと、思っていると、罰が当たること、まちがいナシ。
(もちろん、口には出しません。態度には、ちょっとだけ、出ているかも?)


わたし、優しさのカケラもありません

今朝、夫は自分の母親関係の法事に出かけた。
電車の乗り継ぎの都合のいいB駅まで、車で送ってくれと言う。
その駅までは、車で片道30分、往復1時間。
家から最寄りのA駅なら、片道5分、往復10分。

最寄りのA駅から目的地に着くには、途中の駅で、一度、向かい側のホームに移り、乗換え、
さらに、もう一度、別の駅で、普通から急行に乗り換えなければならない。

電車は結構、頻繁に来る。
待ち時間や移動距離は、短い。
私は、それぐらいなら、いつも、どうってことなく、こなす。

雨が降っているわけでもなく、荷物が重いわけでも、遅刻しそうなわけでも、
病気なわけでも、足をけがしてるわけでもない時は、
電車やバス、公共機関を利用する。

夫は、乗り換えが面倒だ、というだけで、いたって健康で、時間もあるのに
(いつもの休日は、ゴルフ場で、一日中歩いている・・・お達者な足の持ち主)
私を使って遠くの駅まで送らせようとする。


元気なうちは、足を使え

私は、「最寄りのA駅までなら送るよ」と言うと
「それなら、タクシーでB駅に行く!」
と、途端に、ご機嫌悪化。

結局、タクシーで行ったが、特急が満員で乗れなくて、時間が間に合わないとかで、
目的地から電車で30分ぐらい手前の駅からも、タクシー。
タクシー&タクシー。

外から、電話とメールで、次々
私に、路線案内をネットで調べ、目的地検索して、発着時刻を知らせろと、言ってくる。

特急が満員で乗れなかったことが、時間に間に合わない原因となったようだが、
それは、私が、遠くのB駅まで車で送って行っていても、同じことだった。

娘は、「お父さん、セレブやね」と、コメント。
まったく、本当にセレブだ。(→家族で、ひとりだけ)

エコ論争も、虚しく

自分で稼いで、自分で使うには、全く、異論はないが、
私とは、ライフスタイルが違う。
エコも、まるで正反対。
地球温暖化を防ごう、などという考えは、まるでなし。
冬は、エアコン設定温度高めの、ぬくぬく室内で、半袖Tシャツ1枚、
夏は、布団をしっかりかぶって冷房ガンガン。

どちらが悪いわけでもないだろうけれど、ライフスタイルの違いだ。
長い間、夫婦をやっていて、こんなに暮らし方が違うというのは、どういうことか?
一緒にいる時間が少ないから、どうにかやってこれた。
片目だけ開け、もう一方の目は、つぶる。


いっそ、両目をつぶろうか

一生、定年なしで、働いていただく予定なので、
(もちろん、本人の自由意思に任せますが)
これからも、べったり一緒にいることはないだろうから、
我々も、どうにか、結婚生活が破たんすることはなさそうだ。

というか、もう、とっくに破たんしているのかも。




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