蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

王様のお料理教室

2011-05-24 | 日々のこと

よそさまのブログで、不毛な書き込みしていたら、遅くなってしまった。
ああ、もう・・・時間がない。
ブログ更新・弾丸アップは、事故が多いので、できれば避けたいところ。


昨夜から、野菜ばかり。
にわかベジタリアン。
というか、家にお肉、ないの?
「申し訳程度に、お肉が入っているので、ベジタリアンとは言えない」
と、次女R。


まずは、野菜スープ。

キャベツ、にんじん、セロリ、トマト、生シイタケ。
玉ねぎも入れようかと思ったけれど、もう出来上がったあとだったし、面倒くさかった。
それに、玉ねぎの在庫が少ないので、キープ。
卵も追加しようかと冷蔵庫から出したものの、放置。やめ。

ちょろっと、鶏肉。
薄味。
病人食みたい。


お次は、サラダ。

レタス、水菜、ブロッコリー、グリーンアスパラガス、それぞれに、
セロリ、大根、キュウリ、トマト、ちょろっとハム、の和え物(といっても、基本は塩味)

これまた、卵もプラスしようかと思ったものの、突き動かされるものもなく、やめ。

このサラダ、次女Rは、見向きもせず。
そうやろうなあ・・・
細々、わたしは一人で、放牧された馬か、牛のごとく、草系ばかり黙々と食べる。
あんまり美味しくないけれど、作った人物は、わたしなので、文句は言えない。

次女Rの、「食べない」という、無言の苦情の威圧感。
「食べたくなければ、食べるな!」の高飛車スタンスは、このご時世、ツライものがある。
で、わたしは慌てる。

そこで、とっておきの、新聞切り抜きレシピに初挑戦。
その切抜きを見たR。
「えらいまた、カンタンな作り方やなあ」
と、いたって正直な感想。

そうなんです。カンタンそうだから、わざわざ切り抜いて、取っておいたんです。

夜も遅いので、5分以内に作り終えないと、食べない、とRが脅す。
猛スピードで作るものの、時間切れ。
そりゃあ、できないよ、野菜を洗うところからのゼロからのスタートだもの。

翌日の朝食に、食べるということで、作るスピードをゆるめた。
ゆっくりモードに切り替え、のんびり、チンゲン菜を蒸して、ミンチを炒める。
家にある調味料を混ぜて、煮立てて、片栗粉でとろみをつけて出来上がり。
(本当は、レシピにある「テンメンジャン」という中華調味料がなくて、味噌と砂糖でごまかした)

それだけなんです。
これ、わざわざ大きく紙面を割いて、紹介するほどのこともないと思うけれど
わたしのような読者もいるので、正解かも?

さあ、「チンゲン菜のひき肉あんかけ」の出来上がり。

今朝、それを食べた次女R。
「思ってた味と違う・・・」

いいのいいの、美味しかったやん!!

本邦初、わたしの人生、最初の作品「チンゲン菜のひき肉あんかけ」。
料理経験ゼロの人も、小学生も、誰でもできます、オススメです。

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タイトルは、「王様のお料理教室」にしました。
わたしは、女性なので、「女王様」「か「王女様」でもよかったのですが、
ニュアンス的に、ここは、「王様」。
「裸の王様」とかのような、でぶっちょで、マヌケっぽいイメージです。