わたしは、悩みの相談が大好きだ。
趣味が良いとは、決して言えない。
人の悩みって、めっちゃめちゃ、なんか、興味があったりする。
といっても、具体的なQ&Aには、あまり興味がない。
「これこれを探しています。どこに行ったら手に入りますか?」
「相続の問題で揉めています。どうやったら解決できますか?」
なんていう類のものは、ググるなり、ネットの海で調べるなり、プロにお金を払ってやってもらうなり、すればよい。
そうでない、正解が決まっていない、個人の価値観によるもの、みたいなQ&Aが好き。
こころの問題が多い。
が、結局、こころを整理し、道順をつけると、具体的な行動実践への準備につながる。
なにがしたい、どうしたいか、それを自分で決めないと、前に進めない。
前に進むだけがよいとは限らない。
前に進みたくない人もいるだろう。
後ろばかりを見て暮らすのも、その人が幸せなら、それでいい。
答えは、各人の中にある。
・・・
ある母親からの悩み。
息子さんが、芸大の短大在学中、4年制に編入したほうが、就職には有利でしょうか?
ただし、県外生で、学費と生活費込みで、2年で500万円ほどいるとか?
2年で卒業するか、編入して4年にするかの悩み。
息子さんご本人も学費のことを考えると、4年制に進みたいが、親に負担をかけるので、迷っているそうだ。
現実的には、とても苦しいが、無理をしたおせばできないこともない、そんな経済事情のようだ。
いろんな答えがあって、興味深かった。
シニア向けサイトだったため、回答者は、シニアが多かったので、自分の経験をもとに、あれこれ答えておられる。
学歴がなくても、頑張ってきた、頑張ってこれた、という、自慢、自負のようなものも少なくなかった。
逆に、学歴がある人が、上から目線で、いかに学歴が必要かと、延々と解説しておられる方や、
企業の面接官、人事を担当していた現場の人のナマの声や、
けっこう、実社会に即していて、リアルな答えが多かった。
が、残念なのは、どんなすばらしい意見が出ようが、
相談者の母親が、2年か、4年か、その一点のみにしか興味を示さないことだった。
母親には、目の前のことしかない。
決断が今年の春に迫っているからだろう。悠長に考えている余裕がないのだろう。
しかし、わたしは、この母親、今頃、なに言ってんの?という気持ち。
なんで、短大を卒業する頃になって???
そもそも芸大だし。
はじめっからわかっていることではないか。
この母親は、社会に出たことがない人だろうと思う。
なにも、考えたことがない、調べたこともない人だろう。
そういう話題は日ごろ、まったく身の回りにない生活を送っているのだろう。
芸大の短大って・・・就職をどのように考えて、そこに入学したのか?
「息子は、軽薄な子ではなく、やる気があります」と信じておられるのは、よいのだが。
今は、4年制の大学といっても、ピンキリで、4大さえ出ていれば就職できるという時代ではない。
学歴と学力の違い、就職してからの実力、運。そういうものも大きく影響する。
ある人の回答は、わたしは、とてもわかりやすかった。
学歴というものは、一朝一夕でどうこうできるものではない。
6、3、3、4、(2)かけて、作り上げていく頭脳形成、思考能力だそうだ。
会社に入ってから、企業がもし、がらりと主分野を変えることになっても、
柔軟に発想を切り替えて一から取り組むことができる人材が必要。
コツコツと学ぶ姿勢を身につけている人は、そういう資質が備わっているとみなされる。
学力が必要だ。
特定の枠内(ピン枠)の4大卒という学歴は、とりわけ、ここで評価の目安となる。
とのこと。
へ~。そうなんだ。
わたしは、まったく別コース・無学力コースではあるが、聞く耳は持つ。
まあ、企業も日々、変換を強いられ、国際競争力が問われ、厳しい状況なので、
もっともっと柔軟な発想が求められているのかも知れないが。
勤勉が取り得の日本。が、昨今、学生の基礎学力も、国際的順位も落ちている。
柔軟組と、きちんとした学力組が、スクラム組んでやれば、良い方向に向かう・・・はずだが、それはまた、難しい。
・・・
息子を安定した職業に就かせたい母親が、切羽詰って投げかけてくる人生相談。
答えの多くは、世の中、そんな甘いもんじゃないよ、という、諸先輩方のご意見だったが、
そんなもん、どうでもいいわ、なんでもいいから、2年か4年か、どっちや!!という、馬耳東風の母親だった。
一応、文字では「わかりました。厳しいんですね」と回答欄の横にコメントを書いてあるが、
ちっとも重く響いていない様子が、ありあり。
が、悩みに悩んで、最もいい意見をチョイスして進んでも、あるいは、適当にいい加減に進んでも、
うまくいく場合も、いかない場合もある。
模範解答の通りにしたのに、うまくいかなかったじゃないか!!と怒ったとしても、
選択は、自己責任。
成功例、失敗例、人生のいろんな回答を見ながら、
失敗例の人は、それなりにあきらめ、達観、投げやり、捨て鉢、開き直り、
あるいは、本当は失敗していなくて、にやにや、という悪趣味かも?
屈折した優越感?
みなさん、自分の人生がいちばんだ、ってことを確認したくて、
悩みの相談の回答を書くのかなあ・・・と、やぶにらみのわたし。
客観的事実、現象、具象を知り、その上で、ぶれない自分の目で見ることが、大事。
多くの成功&失敗の人生経験から学び、身についたもの、・・・信念をもつ、ということか。
調査、分析のあとの、結果・まとめ、みたいなものか。
それが、また難しい。
常に失敗とは、背中合わせだ。
人生は、オセロゲーム。
七転び八起き、九転び十起き、十一転び、十二起き・・・百転び百一起き、千転び千一起き・・・
転んだり起きたりしていたら、一生はすぐに終わってしまう。
なにかと忙しい。
趣味が良いとは、決して言えない。
人の悩みって、めっちゃめちゃ、なんか、興味があったりする。
といっても、具体的なQ&Aには、あまり興味がない。
「これこれを探しています。どこに行ったら手に入りますか?」
「相続の問題で揉めています。どうやったら解決できますか?」
なんていう類のものは、ググるなり、ネットの海で調べるなり、プロにお金を払ってやってもらうなり、すればよい。
そうでない、正解が決まっていない、個人の価値観によるもの、みたいなQ&Aが好き。
こころの問題が多い。
が、結局、こころを整理し、道順をつけると、具体的な行動実践への準備につながる。
なにがしたい、どうしたいか、それを自分で決めないと、前に進めない。
前に進むだけがよいとは限らない。
前に進みたくない人もいるだろう。
後ろばかりを見て暮らすのも、その人が幸せなら、それでいい。
答えは、各人の中にある。
・・・
ある母親からの悩み。
息子さんが、芸大の短大在学中、4年制に編入したほうが、就職には有利でしょうか?
ただし、県外生で、学費と生活費込みで、2年で500万円ほどいるとか?
2年で卒業するか、編入して4年にするかの悩み。
息子さんご本人も学費のことを考えると、4年制に進みたいが、親に負担をかけるので、迷っているそうだ。
現実的には、とても苦しいが、無理をしたおせばできないこともない、そんな経済事情のようだ。
いろんな答えがあって、興味深かった。
シニア向けサイトだったため、回答者は、シニアが多かったので、自分の経験をもとに、あれこれ答えておられる。
学歴がなくても、頑張ってきた、頑張ってこれた、という、自慢、自負のようなものも少なくなかった。
逆に、学歴がある人が、上から目線で、いかに学歴が必要かと、延々と解説しておられる方や、
企業の面接官、人事を担当していた現場の人のナマの声や、
けっこう、実社会に即していて、リアルな答えが多かった。
が、残念なのは、どんなすばらしい意見が出ようが、
相談者の母親が、2年か、4年か、その一点のみにしか興味を示さないことだった。
母親には、目の前のことしかない。
決断が今年の春に迫っているからだろう。悠長に考えている余裕がないのだろう。
しかし、わたしは、この母親、今頃、なに言ってんの?という気持ち。
なんで、短大を卒業する頃になって???
そもそも芸大だし。
はじめっからわかっていることではないか。
この母親は、社会に出たことがない人だろうと思う。
なにも、考えたことがない、調べたこともない人だろう。
そういう話題は日ごろ、まったく身の回りにない生活を送っているのだろう。
芸大の短大って・・・就職をどのように考えて、そこに入学したのか?
「息子は、軽薄な子ではなく、やる気があります」と信じておられるのは、よいのだが。
今は、4年制の大学といっても、ピンキリで、4大さえ出ていれば就職できるという時代ではない。
学歴と学力の違い、就職してからの実力、運。そういうものも大きく影響する。
ある人の回答は、わたしは、とてもわかりやすかった。
学歴というものは、一朝一夕でどうこうできるものではない。
6、3、3、4、(2)かけて、作り上げていく頭脳形成、思考能力だそうだ。
会社に入ってから、企業がもし、がらりと主分野を変えることになっても、
柔軟に発想を切り替えて一から取り組むことができる人材が必要。
コツコツと学ぶ姿勢を身につけている人は、そういう資質が備わっているとみなされる。
学力が必要だ。
特定の枠内(ピン枠)の4大卒という学歴は、とりわけ、ここで評価の目安となる。
とのこと。
へ~。そうなんだ。
わたしは、まったく別コース・無学力コースではあるが、聞く耳は持つ。
まあ、企業も日々、変換を強いられ、国際競争力が問われ、厳しい状況なので、
もっともっと柔軟な発想が求められているのかも知れないが。
勤勉が取り得の日本。が、昨今、学生の基礎学力も、国際的順位も落ちている。
柔軟組と、きちんとした学力組が、スクラム組んでやれば、良い方向に向かう・・・はずだが、それはまた、難しい。
・・・
息子を安定した職業に就かせたい母親が、切羽詰って投げかけてくる人生相談。
答えの多くは、世の中、そんな甘いもんじゃないよ、という、諸先輩方のご意見だったが、
そんなもん、どうでもいいわ、なんでもいいから、2年か4年か、どっちや!!という、馬耳東風の母親だった。
一応、文字では「わかりました。厳しいんですね」と回答欄の横にコメントを書いてあるが、
ちっとも重く響いていない様子が、ありあり。
が、悩みに悩んで、最もいい意見をチョイスして進んでも、あるいは、適当にいい加減に進んでも、
うまくいく場合も、いかない場合もある。
模範解答の通りにしたのに、うまくいかなかったじゃないか!!と怒ったとしても、
選択は、自己責任。
成功例、失敗例、人生のいろんな回答を見ながら、
失敗例の人は、それなりにあきらめ、達観、投げやり、捨て鉢、開き直り、
あるいは、本当は失敗していなくて、にやにや、という悪趣味かも?
屈折した優越感?
みなさん、自分の人生がいちばんだ、ってことを確認したくて、
悩みの相談の回答を書くのかなあ・・・と、やぶにらみのわたし。
客観的事実、現象、具象を知り、その上で、ぶれない自分の目で見ることが、大事。
多くの成功&失敗の人生経験から学び、身についたもの、・・・信念をもつ、ということか。
調査、分析のあとの、結果・まとめ、みたいなものか。
それが、また難しい。
常に失敗とは、背中合わせだ。
人生は、オセロゲーム。
七転び八起き、九転び十起き、十一転び、十二起き・・・百転び百一起き、千転び千一起き・・・
転んだり起きたりしていたら、一生はすぐに終わってしまう。
なにかと忙しい。