NHKクローズアップ現代を、おでんを作りながら、いい加減に見ていた。
始まって3分の1ぐらいから見始めたので、ちゃんと全部見ていない・・・のだが、
けっこう関心をもって見た。
こころに響く言葉、ポエムのような言葉。
このフレーズを過酷な労働条件のもと、社訓のような、モットーのような、求心力がわりに使われ、
従業員一同、こころをひとつにして、生きがいを感じながら、喜びに満たされて働く・・・というもの。
「夢をあきらめない」「みんなを幸せに」
あなたのために、皆さま、お客さまに笑顔を・・・
愛する地球のために・・・、
などなど・・・
やさしい言葉、前向きな言葉で、人生を肯定し、厳しい現状を耐え抜き生き抜く、
その素晴らしさの影にある落とし穴のようなものを掘り下げていた。
ポエムのように、ささやかれているのは、ひとに優しい、こころにやさしい、正論であるが、
正論であるだけに、問題あり、と言い難いとか。
社会学者かなにか学者さんが、解説をしていた。
問題点を甘い言葉で、うやむやにされ、過酷な労働条件で働かされる現状を見落とすな、
言葉で麻痺されるのではなく、組合を作るなり、労働条件の向上に努めるとか、
具体的な行動に移ることのほうが先決なのでは、と言っておられた。
まやかしのポエムなんかでは、騙されないぞ、労働の体制改善を求めます!
みたいな流れを提案しようとしているのか。
が・・・それは、やはり、学者の目。
しかしながら、その学者さんも、ご自身の体験では、
昔はライダー便?のライダーとして働いていたとき、過酷な仕事ではあったけれど、生きがいをもって、やっていたものの、
やりがい、とは、なんだろう・・・?と壁にぶち当たったそうだ。
甘い言葉に疑問を持って、現状を見据えて組合を作る、といっても、現実的には、職場の規模や雰囲気、カラーで、
無理であるという現実に直面することがある。
零細企業、家族だけでやっている業態で、組合といっても・・・
それなら、夢であろうが、一種のマインドコントロールであろうが、
こころをひとつに現状を肯定して仕事をしていったほうが、幸せだと感じる。
ポエムで、現実から目をそむけ、夢を見るな、という番組の警鐘に対して、
わたしは、モルヒネでもいいから、がんばっている人の足を引っ張るな、と思う。
しかしながら、モルヒネであるところに、問題がある。
ポエムは、破滅に向かう人への末期・麻酔鎮痛剤ではなく、
改善への外科的手術をするための麻酔であってほしい、ということだろう。
・・・
耳ざわりのいい言葉で、惑わされるな、ということか。
眠っている子を起こさせて、起きても、いくら努力しても現状は変えることができないとわかったら、
わざわざ起こすのは、余計なお世話、・・・残酷だと思う。
知らないまま、ポエムを信じて、前向き、肯定人生のほうが、改善はしなくても、
病理を温存させたまま、一病息災の人生のほうが、ローリスク、幸せなのでは。
だがそれは、人生、攻めを卒業した、守りの考え方かも。
苦境を乗り越えるための鎮痛麻薬は、時としては必要であるが、当然ながら常用はよくない。
・・・
なんか、筆(キー入力)が遅い、重い・・・。
このテレビ番組、気になっていたが、書くと、あんまりすいすい、すらすら進まない。
テーマが重い。
・・・
ちょっと、別のことでも考えよう。
最近、わたしのブログは、ブログ村のエッセー部門では泣かず飛ばず。
エッセーには見捨てられたようなかんじ。
かわりに「50代の生き方」に、人気記事に顔を出すようになった。
なんでだろう?
孫のせいか?
・・・
ある年齢を越えると、興味ある話題だけをチョイスして、その他は、まったく無関心という傾向がある。
知人の、とある方、どんな話題も無関心、ただただひたすら趣味の話題、一本。
それもまあ、追求型で、けっこうな生き方ではあるが。
なんか、話題を共有していることはしているが、細く深くどこまでも、いつまでも・・・で、面白くないときもある。
大好物だからと、毎日毎日、同じものを食べて、それ以外はいっさい食べないのと似ている。
で、多彩な行動が必要となる。活気、空気の入れ替え。
自分の興味、アンテナを広くもたなければ、息詰まってしまう。
ライフスタイルも、柔軟に、上下、縦横無尽、いろいろ組み合わせないと、
ひとつだけを深く深く掘り下げて達人になるのは、それはそれで素晴らしいが、何事もバランスが大事。
メイン、サブ、バリエーション、と、いろいろあるほうが、無いよりいい。相乗効果。
メインを何にするか、であるが、これは、ひとそれぞれだろう。
多くは、「家族」「友人」だったるするのでは?
そこに「趣味」が加わると、鬼に金棒。(仕事は、どこに入れる?)
・・・
今日の無駄は、ちょっと歯がゆい無駄になった。
究極ではない無駄であるが、無駄を追求するにも、根性、根気がいるようだ。
始まって3分の1ぐらいから見始めたので、ちゃんと全部見ていない・・・のだが、
けっこう関心をもって見た。
こころに響く言葉、ポエムのような言葉。
このフレーズを過酷な労働条件のもと、社訓のような、モットーのような、求心力がわりに使われ、
従業員一同、こころをひとつにして、生きがいを感じながら、喜びに満たされて働く・・・というもの。
「夢をあきらめない」「みんなを幸せに」
あなたのために、皆さま、お客さまに笑顔を・・・
愛する地球のために・・・、
などなど・・・
やさしい言葉、前向きな言葉で、人生を肯定し、厳しい現状を耐え抜き生き抜く、
その素晴らしさの影にある落とし穴のようなものを掘り下げていた。
ポエムのように、ささやかれているのは、ひとに優しい、こころにやさしい、正論であるが、
正論であるだけに、問題あり、と言い難いとか。
社会学者かなにか学者さんが、解説をしていた。
問題点を甘い言葉で、うやむやにされ、過酷な労働条件で働かされる現状を見落とすな、
言葉で麻痺されるのではなく、組合を作るなり、労働条件の向上に努めるとか、
具体的な行動に移ることのほうが先決なのでは、と言っておられた。
まやかしのポエムなんかでは、騙されないぞ、労働の体制改善を求めます!
みたいな流れを提案しようとしているのか。
が・・・それは、やはり、学者の目。
しかしながら、その学者さんも、ご自身の体験では、
昔はライダー便?のライダーとして働いていたとき、過酷な仕事ではあったけれど、生きがいをもって、やっていたものの、
やりがい、とは、なんだろう・・・?と壁にぶち当たったそうだ。
甘い言葉に疑問を持って、現状を見据えて組合を作る、といっても、現実的には、職場の規模や雰囲気、カラーで、
無理であるという現実に直面することがある。
零細企業、家族だけでやっている業態で、組合といっても・・・
それなら、夢であろうが、一種のマインドコントロールであろうが、
こころをひとつに現状を肯定して仕事をしていったほうが、幸せだと感じる。
ポエムで、現実から目をそむけ、夢を見るな、という番組の警鐘に対して、
わたしは、モルヒネでもいいから、がんばっている人の足を引っ張るな、と思う。
しかしながら、モルヒネであるところに、問題がある。
ポエムは、破滅に向かう人への末期・麻酔鎮痛剤ではなく、
改善への外科的手術をするための麻酔であってほしい、ということだろう。
・・・
耳ざわりのいい言葉で、惑わされるな、ということか。
眠っている子を起こさせて、起きても、いくら努力しても現状は変えることができないとわかったら、
わざわざ起こすのは、余計なお世話、・・・残酷だと思う。
知らないまま、ポエムを信じて、前向き、肯定人生のほうが、改善はしなくても、
病理を温存させたまま、一病息災の人生のほうが、ローリスク、幸せなのでは。
だがそれは、人生、攻めを卒業した、守りの考え方かも。
苦境を乗り越えるための鎮痛麻薬は、時としては必要であるが、当然ながら常用はよくない。
・・・
なんか、筆(キー入力)が遅い、重い・・・。
このテレビ番組、気になっていたが、書くと、あんまりすいすい、すらすら進まない。
テーマが重い。
・・・
ちょっと、別のことでも考えよう。
最近、わたしのブログは、ブログ村のエッセー部門では泣かず飛ばず。
エッセーには見捨てられたようなかんじ。
かわりに「50代の生き方」に、人気記事に顔を出すようになった。
なんでだろう?
孫のせいか?
・・・
ある年齢を越えると、興味ある話題だけをチョイスして、その他は、まったく無関心という傾向がある。
知人の、とある方、どんな話題も無関心、ただただひたすら趣味の話題、一本。
それもまあ、追求型で、けっこうな生き方ではあるが。
なんか、話題を共有していることはしているが、細く深くどこまでも、いつまでも・・・で、面白くないときもある。
大好物だからと、毎日毎日、同じものを食べて、それ以外はいっさい食べないのと似ている。
で、多彩な行動が必要となる。活気、空気の入れ替え。
自分の興味、アンテナを広くもたなければ、息詰まってしまう。
ライフスタイルも、柔軟に、上下、縦横無尽、いろいろ組み合わせないと、
ひとつだけを深く深く掘り下げて達人になるのは、それはそれで素晴らしいが、何事もバランスが大事。
メイン、サブ、バリエーション、と、いろいろあるほうが、無いよりいい。相乗効果。
メインを何にするか、であるが、これは、ひとそれぞれだろう。
多くは、「家族」「友人」だったるするのでは?
そこに「趣味」が加わると、鬼に金棒。(仕事は、どこに入れる?)
・・・
今日の無駄は、ちょっと歯がゆい無駄になった。
究極ではない無駄であるが、無駄を追求するにも、根性、根気がいるようだ。