椿の庭
2023-06-17 | 映画
さあ娘婿が設定してくれた配信映画、作動して観れるかどうか、ちょっとチェックしよう、、、
と、パソコンを立ち上げ、テレビも電源を入れた。
途中までは教えられた通りに行ったのだが、最後、キャストする(パソコンからテレビに飛ばす)ところが、なんどやっても上手くいかない。
受け手側のテレビも、教えられたボタンを押して待っているが、うんともすんとも、パソコンと繋がらない。
どこに移動しても、関係ない画面、画像や映像ばかり。
自分のGoogle IDでテレビからログインしたりしてみたが、、、ダメ。
何度やってもダメ。
仕方なく、優しい娘婿にLINEで尋ねてみようと文字入力したら途中で固まってしまった。
益々仕方なく、もう一度パソコンに移動して、映画サイトやら、なんやらかんやらして、またまたGoogleにログインして、さらに映画サイトにログインして、、、無駄な動きをいっぱいしたら、何やら別画面が現れて、動き出した。
やれやれ、、、娘婿にLINEしなくて良かった。
優しい娘婿を、いくら金曜日の夜だといっても、絶対にうんざりさせるところをギリギリ阻止できた。
どうにか動き、ついでにその勢いで視聴を一日繰り上げた。
午前3時まで。
これを深夜というのか明け方というのか。
映画を観終わった後、目が冴えて眠くならない。
とりあえず直近ブログをアップした。
それから。
あらま朝まで眠れなかったらどうしよう、、、と、心配したが、横になって3秒も数えないうちに眠りに着いた。
眠り人形のようだ。
(「眠り姫」とはさすがに言えない)
で、その映画は、「椿の庭」。(2020年)
富士純子主演。
日本家屋の美しい佇まい、四季の庭、移ろいゆく季節、時代が描かれている。
写真家の初メガホン作。
写真家らしく、写真を見ているよう。
自然の光でフィルムカメラで撮られたそうだ。
ちょっと暗く、ざらついた映像。
機器??配信のせい???
インターネットで検索ヒットした人の日記によると、映画館で観るのが絶対オススメだそうだ。
その人は、公民館らしい割と小さなスペースで、時期遅れで観たらしい。
もう映画館で観れるところはない、と書いておられた。
フランス映画「夏時間の庭」(2008年)を映画館で観た後と同じような感覚だった。
テーマが同じだから。
国が違っても流れるものは共通だ。
静かな、セリフがほとんどない映画は、まさに映像美。
自分の心情とぴったり重なる。