藤井の年中行事を担う番帳がある。
それには平成15年に三十八神社を祭祀する宮本衆によって決議したものが書かれている。
秋祭りのことは書かれていないが藤井の正月行事に関する番帳は当番の家でオコナイの牛玉宝印とともに回されている。
トーヤ家にはこれが回ってくるのだ。
12月8日は勧縄掛汁番とあり、当日の午後頭人は汁番と共に勧縄掛を行い、夕食はすき焼きと刺身とし必要量の酒および御飯を供し、節約金として粳(うるち)玄米の二斗代金を出金。
縄には樒(しきみ)を吊すことにしている。
1月6日は乱声汁番とあり、東福寺に於いて行事が行われる。
なお昼食の献立は決まっている。
この行事で祈祷されるお札は東福寺と墨書され朱印が押されている。
なんでも笠の妙観寺から僧侶を招いて法要を営むらしい。
宮座の六人衆に観音講の婦人たちが本堂にあがって念仏を唱えるそうだ。
1月8日も勧縄掛汁番とあり、12月8日の行事に総て準ずとある。
但し、縄には12月と違って杉葉を吊すようになっている。
当地も神仏混合の形式がみられるのだ。
1月11日も乱声汁番とある。
当日の祭典は三十八神社の宮本衆が行う。
昼食等は1月6日の乱声に準ずるとある。
この行事で祈祷されるお札は三十八神社と墨書されその朱印が押されている。
また、餅の当に関しては毎年家の順の3人より糯(もちごめ)玄米の一斗代金を出金される。
いずれも格式を守ってきた証しを番帳に記されているのだ。
餅の当の件をお聞きしたがその流れが理解しがたい運用であった。
その日は宮座の六人衆が神社の拝殿に登って乱声を行う。
お寺の行事と同じようにヤナギの枝木で叩く。
牛玉宝印はヤドの家で六人衆が作られるという。
いずれにしても当日の祭礼を拝見しなければ・・・と思っている。
(H22.12. 8 EOS40D撮影)
それには平成15年に三十八神社を祭祀する宮本衆によって決議したものが書かれている。
秋祭りのことは書かれていないが藤井の正月行事に関する番帳は当番の家でオコナイの牛玉宝印とともに回されている。
トーヤ家にはこれが回ってくるのだ。
12月8日は勧縄掛汁番とあり、当日の午後頭人は汁番と共に勧縄掛を行い、夕食はすき焼きと刺身とし必要量の酒および御飯を供し、節約金として粳(うるち)玄米の二斗代金を出金。
縄には樒(しきみ)を吊すことにしている。
1月6日は乱声汁番とあり、東福寺に於いて行事が行われる。
なお昼食の献立は決まっている。
この行事で祈祷されるお札は東福寺と墨書され朱印が押されている。
なんでも笠の妙観寺から僧侶を招いて法要を営むらしい。
宮座の六人衆に観音講の婦人たちが本堂にあがって念仏を唱えるそうだ。
1月8日も勧縄掛汁番とあり、12月8日の行事に総て準ずとある。
但し、縄には12月と違って杉葉を吊すようになっている。
当地も神仏混合の形式がみられるのだ。
1月11日も乱声汁番とある。
当日の祭典は三十八神社の宮本衆が行う。
昼食等は1月6日の乱声に準ずるとある。
この行事で祈祷されるお札は三十八神社と墨書されその朱印が押されている。
また、餅の当に関しては毎年家の順の3人より糯(もちごめ)玄米の一斗代金を出金される。
いずれも格式を守ってきた証しを番帳に記されているのだ。
餅の当の件をお聞きしたがその流れが理解しがたい運用であった。
その日は宮座の六人衆が神社の拝殿に登って乱声を行う。
お寺の行事と同じようにヤナギの枝木で叩く。
牛玉宝印はヤドの家で六人衆が作られるという。
いずれにしても当日の祭礼を拝見しなければ・・・と思っている。
(H22.12. 8 EOS40D撮影)