渋谷の109のような品揃えで、地下も20代向けのフロアーにするという。心斎橋もいよいよ低年齢化で、梅田が大人になるのだろう。個店の輝きが失われている心斎橋(筋)であるが、これでいよいよ「渋谷化」となると飲食店以外訪れることもなかろう。 <o:p></o:p>
心斎橋エリアは、北の丸善の閉店、心斎橋の老舗の課題などもありエリアの活力が失われている。今回の渋谷化は、ニューヨークの名物店FAOシュワルツ(色々な映画小説にも出てくる、当方も想い出が多い)がトイザラスに買収されたような感じだ。街の品格を是非保ってもらいたい。このままでは、ミナミは難波のコテコテ化と心斎橋のギャル化になる。このエリアの老舗の飲食店、物販店は本当に大阪の宝だ。大型店まかせでない街のマネージメントと再生が必要だろう。先ずは、老舗のプロモーションをして、回遊を増やし、看板を規制し、色を押さえ、カフェを増やし「穴場と和み」のある「街」を売り込むことだ。これは大丸にとってもメリットがある。梅田が地下街と箱物としたら、心斎橋は路地が楽しい。企画の知恵なら出したい街と思っている。<o:p></o:p>