話題の本である。「懺悔の書」で「転向」しているらしいがエッセイのようでまとまりがない。<o:p></o:p>
その上、P102 「素人が株で儲けようなんてもともと無理だよ。だって我々プロが上澄みをすくって~」と書いてあるのには驚いた。投資銀行の「デリヴァティヴ」のことか。短期的には「上澄み」例えば、CDS(破綻時保険)などで儲けられようが、今では積立問題で破綻に至った例も多い。筆者は経済・投資理論の理解がないと思われても仕方があるまい。<o:p></o:p>
投資銀行については、再度書くが、時間軸つけまわし(儲けるときに儲ける)の様であり、今回の破綻を見ると金融工学の破綻もあるが、「レバレッジ(人の金:OPM)」で稼ぐときに稼ぎ、破綻したら去るというモラル問題がある。 これは、限界税率の低下、ストックオプションの活用により課税回避策である。資本主義社会における焼畑農業か、ある種のコンゲーム(大掛かりな詐欺)みたいなものだ。 <o:p></o:p>
本著作では、唯一ブータンのGNH(Gross National Happiness)は面白い。だからどうするというのか提言・方策が欲しい。お奨めしません。<o:p></o:p>