久々に上賀茂の社家町を散策。お昼は久々に夏の締めくくりにカレーうどんが食べたくなり、途中、恵文社に立ち寄り、岡崎に向かった。11時15分前に到着。あらら、行列が。<o:p></o:p>
近くの、京都市博物館ではルーヴル美術館展 ?17世紀ヨーロッパ絵画? があり、ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer) レースを編む女 が展示されるためか、朝から長蛇の列であった。フェルメールというと最近はハンニバル・レクター教授(サイコものであまり好みでないミステリーです)により一層有名になった。ボストンにいたころイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館から「合奏」が盗難された事件があった。(未だに出てこない)フェルメールの絵は精密で空気が感じられる静謐な画風で技量は素晴らしい。その上絵が少ないのが特徴だろうか。なお今回はレンブラントもありこれは語りかける作品だ。それにしてもルーブルの所蔵品は質・量ともに素晴らしい。I.M.Pei設計のアネックスを作ってもまだまだ所蔵品がある。オルセー美術館などもルーブルの印象派分館のようなものだ。<o:p></o:p>
閑話休題、11時に山元麺蔵に入店し、1回目でないが涼しい店内で待つ。20分に席に着く。ここはカウンター9席、テーブル大、小で11席くらい合せて20席だ。20分で回転とすると1時間60人となる。繁盛店の目安は200人/日が目安だから3時間半で達成となる見ていると男女か女性の二人連れと家族が主な客層だ。特に新作の杏仁豆腐(300円)が女性に人気だった。接客も丁寧で、微笑みとあたたかさと段取りのよさがある。フライヤーでの野菜の天ぷらは大人気。渾身の油切りだ。<o:p></o:p>
カレーうどん(890円)を辛目でお願いする。相変わらす量が多く麺が美味しい。辛目でも辛くはないので、一味、山椒、七味の順で入れ足したが、七味の相性が良い。一味は辛いだけ、山椒は舌に響く、七味は入れると香りが立ち和風の出汁がより強く感じられる。<o:p></o:p>
カレーうどんにはお水が出される。気が利いている。出来ればティッシュも欲しいな。カレーうどんはそういう食べ物だ。お腹が一杯。ここと、隣の岡北、寺町のえいじ、新町のめん房やまもと、西洞院の河道屋支店 河久の「カレー南蛮中華」はお奨めです。(京都 カレーうどんツアーをするならここだ。 なお、京都ならお肉より「揚げ」が良い。やまもと、河久は日曜休です)<o:p></o:p>
食べ終えて、驚いたことに行列は西の中華 龍門の手前まで伸びて四十数人になっていた。最後尾の方は40分以上お待ちになることになる。それにしても大人気で秋の紅葉シーズンは考えるだに恐ろしい。<o:p></o:p>