都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

橋元知事のWTCへのJR延伸を訝る

2009-09-14 20:15:07 | 都市経営

 1,000億円かけてJRをユニバーサルスタジオから南港までの延伸を考えているという。理由は梅田からのアクセスをよくするためとのこと。それなら1,000億円で梅田に府庁を移せばよろしい。北ヤードも大いに活性化するだろう。大体、府が大阪市のマストラに意見を言うのはいかがなものか。やるなら四ツ橋線の新大阪延伸が効果的だ。その理由として新大阪の人気が高いことが挙げられる。東京の企業は新幹線の駅前の新大阪を選好する。おかげでオフィスの賃料水準も比較優位がある。つまりは大阪は東京の支店経済化が進行している証だ。<o:p></o:p>

都市デザインとして、何度も提言しているが府庁の跡は公園とし、大阪城の緑の拠点とする。余剰容積は周辺に移転し売却すればよい。その場合も府庁は保存すべきだ。東京駅の保存と比較して大阪は歴史建物への対応はどうだろうか。また、府庁機能移転の場合も周辺の企業が梅田移転を余儀なくされるので、大阪城の周りは中層マンションを誘導すべきだろう。<o:p></o:p>

 橋元知事は何にこだわっているのか分からない。大阪府の管轄外である政令指定都市の境市長選挙への関わりも訝る。行動には説明責任がある。<o:p></o:p>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする