水都大阪2009を淀屋橋から天満までお昼に歩いた。活性化の要点である、「一体どのような利用がされているか」が見たいためだ。市役所の南側は木陰でお弁当を食べている方が多く賑わっていた。それに対し、堺筋のバラ園では近隣のサラリーマンがお弁当を持って食べに来ていたが「こんな暑いところでは食べられない」と日陰を探していた。このように木陰がないのが問題だ。いわゆるキャノピー・ツリー(傘のような樹形:ケヤキが有名)とその下のベンチが欲しい。今のままだと夏は暑すぎて人が来ないし、冬は寒いから来ないだろう。季節・曜日・時間帯・利用者を考える必要があろう。いまのままでは単なる「施設」を作っただけに留まる。<o:p></o:p>
つぎに、水辺や売店の「幟」はやめて頂きたい。どこかの新装開店のようで品位に欠け、また安全の問題もある。要所要所にご案内の方々がいらっしゃったがご苦労をおもんぱかる。それよりも分かりやすいサインやインフォメーションボードの設置が必要ではないか。<o:p></o:p>
それにしても風景の楽しめるカフェが少ない。もっと気楽に佇めるベンチも欲しい。水辺には人を和ませる。日除けとしての緑(樹木)も必要だ。樹木は冬のイルミネーションにも活用でき、対岸から眺めても綺麗だ。<o:p></o:p>