環境、地産地消、フェアトレード、地域活動、健康などの「質」と「絆」が「ソーシャル消費」と紹介にある。電通ソーシャル・プランニング局長の著作であるが、得るものが感じられなかった。電通 アドバタイジングと博報堂 広告はながらく愛読していたが、誌面がいまひとつになり購読を止めている。<o:p></o:p>
思えば、「一つ目小町」などの提言のあった、1985年の「タウン・ウォッチング―時代の「空気」を街から読む」博報堂生活総合研究所は名著であり衝撃であった。<o:p></o:p>
広告業界は社会を「イメージ」で先導してきたが、今や安さ、機能という「リアリティ」に押されているのをありありと感じる。<o:p></o:p>
参考まで、素晴らしかった「タウン・ウォッチング」の章立てを転記する。ここまでの大風呂敷を書ききったのは、西武の文化華やかなりし頃の時代の力だろう。<o:p></o:p>
第1部街からトレンドを読む<o:p></o:p>
第2部街論(街の構造論)<o:p></o:p>
街の記号論<o:p></o:p>
街の経営論<o:p></o:p>
街の時間論<o:p></o:p>
第3部これからの街はどこへゆく<o:p></o:p>