都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大丸心斎橋北館からナンバCITYへ歩く

2010-01-12 20:36:38 | 都市開発

 大丸北館の混雑も一段落したので、うふふガールズ(北館地下)と3,4,5階のヤング・アダルト(30代ターゲット)を訪れた。ショッピング・センター型の新世代のデパート(要は場貸しでデパートの人員が要らない)である。2階が期間限定ショップだからか、まるでショッピング・センター(SC)であり、デパートの持つ緊張感がない 大丸本館を見ると、立派だしこれ以上規模は要らないだろうとも思われえるので、北館取得は他のデパート出店防止の窮余の策か。取得価格も低廉なため、売り上げが低くても、家賃も抑えられる仕組みだろう。今後、店舗見直しで出てくる居抜き型デパートの走りかもしれない。<o:p></o:p>

感心したのは「心ぶら日和」心斎橋筋商店街振興組合のパンフレットが置いてあった。北は鰻谷通から南は宗右衛門町通まで両側のお店の紹介だ。見ていて楽しいが。筋が主体で面的な広がりとして、御堂筋やアメリカ村のつながりなどが無いのは残念だ。また、老舗の芝翫香が移転し、カジュアルのコレクトポイント心斎橋になるというのも時代を感じる。<o:p></o:p>

更に、歩いて道頓堀を越えてなんばCITYまで歩いた。道頓堀はアジアの雰囲気で、法善寺横町のしっとりした界隈は縮小している。なんばCITYには「ミナミ周×遊マップ」 南海都市創造株式会社 がありミナミの3ルート ①観光(道頓堀→法善寺横丁) ②満喫(堀江→心斎橋) ③殿堂(なんば→日本橋) をとりまとめている。親切でミナミの発展を考え、歩けるマップで施設の紹介も分かりやすく感心した。<o:p></o:p>

ミナミにはもともと難波五座があり芸能・文学のつながりがある。織田作之助の「夫婦善哉」などの舞台でもある。池波正太郎のエッセイにも飲食店が出てくる。今も、美味しいお店が多いミナミというイメージがある。日本橋や堀江へのエリア連続の都市観光に可能性を感じた。<o:p></o:p>

コメント
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