都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

富の偏在と税金による再分配

2010-06-20 06:45:17 | マクロ経済

この前、たまたまお昼のニュースで「金儲けは、金持ちから儲けるより、貧乏人から儲けるのが楽だ。」という破綻した会社のレポートがあった。いまや国民的漫画家の西原理恵子はよく、「金がないのは首がないのと一緒」と書いている。<o:p></o:p>

 今回、消費税を見直し10%にし、法人税は逆に「国際競争力」のために低減が民主党の方針らしい。税率の見直しとともに所得再分配を考える提案は前の記事の通りだ。<o:p></o:p>

一方、ソニーのCEOは年収が4億円でストック・オプション(キャピタル・ゲインか?)が4億円と報じられている。先ずは所得の偏りを考えよう。ジニ係数( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%8B%E4%BF%82%E6%95%B0 )が目安となる。日本はドイツを追い越して格差拡大がある。<o:p></o:p>

 金融資産の格差も拡大し( http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/26/index2.html ) 富裕層の資金は金利狙いの「ヘッジ・ファンド」に投資している。低利金余りで前回のバブル発生の理由の一つでもある。あわせて高齢者の資産が大きい、年金の負担という世代間格差も問題だ。<o:p></o:p>

 となると、税制は所得格差是正のため所得再分配が必要になる。<o:p></o:p>

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つまりは、小さな政府(自由経済と効率化)で大きな福祉(再分配の仕組みと公平・公正)が必要だ。<o:p></o:p>

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コメント
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