カイヨワの分析では遊びは「競争」、「偶然」、「模倣」、「めまい」になるという。商業空間も、「競争」→バーゲン、「偶然」→街の中での商品との出会い:界隈性、「模倣」→流行やモデルへの追従と個性のファション表現、「めまい」→高額商品や飛びぬけた製品、世界のお店につながるだろう。<o:p></o:p>
いまのところ、商業地を見たら、同じようなナショナルブランド、SPA(ファスト・ファッションという言葉は嫌い)が並ぶ。「遊び」が無い。<o:p></o:p>
街に人を呼び戻すのは「遊び」の提供だろう。京都の季節の行事、イヴェントもたまたま来てみたらの「偶然」や歴史や本物の持つ世界の中での「めまい」が多い。バブルの頃は消費の「競争」だった。今は節約か。<o:p></o:p>
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流行はその頂点で、次の波が控えている。<o:p></o:p>
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