あけましておめでとうございます。<o:p></o:p>
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政権交代と異次元金融緩和によるバンド・ワゴン景気が世の中を席巻しております。就活には良い時期と喜んでおります。このような「心理景気方策(日銀の国債買いの異次元金融緩和)」は初めてです。洛中のマンションも恐ろしい値段でリーマン・ショック前のミニ・バブルと同じ状況です。その実情は海外からの株買いと、円安誘導ですから弾けるリスクがあります。(円高誘導で海外投資家の利益確定や外部要因)しかも、アジアの緊張と思いの交錯、特に中国の内部情勢(汚染、格差、急速な高齢化と労働人口減少 など)と外部要因(外交、軍事 など)の両面の課題が懸念されます。<o:p></o:p>
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この時期、株のほかに運用はできないのは、日銀政策で国債の金利が上がらないため。普通ならリスク回避で債権だが。株のPut Optionかフロータ―債があるが手数料もあり好みではない。実物系は為替が安くインフレ期待もあり高いため手が出せない。特に、すでに先行して値上がった一部の不動産はバブルの感がある。<o:p></o:p>
こんないびつな経済と投資環境は初めてだ。「いびつ」の弊害が懸念される<o:p></o:p>
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我が国の破綻回避のためにはGDP成長より、格差是正(幅広い雇用促進と消費の拡大 など)、教育の深耕(理系や給付奨学金、実学を教えられる教授・教員の採用・育成、近代的な大学経営・運営 など)による産業の質的改革が大切だ。<o:p></o:p>
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当方の年齢は「そろそろ」という節目です。モジリアーニFranco ModiglianiのLife Cycle Hypothsis ( http://en.wikipedia.org/wiki/Life-cycle_hypothesis )では貯蓄から消費に向かうべき年齢なのかもしれません。エロスとタナトスの対比も感じます。楽しむ消費を考え、楽な椅子、楽しめるラケットなどを買い替え、行きたい旅行やちょっとお洒落にと思っております。<o:p></o:p>
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研究の進展を図るべく論文(学会5号)を取りまとめています。嬉しいのは若い方の支援です。研究は本当に楽しい。仕事にもフィード・バックでき、その逆もあります。今回の論文で今までの考えを整理し、取り纏めたいと考えております。<o:p></o:p>
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今年はもっとゆったり過ごしたいが、この景気では忙しくなりそうだ。しかし、研究をまとめ、ゆったり考え、仕事をして、遊んで、先をさらに広げ、また世の中に貢献したい。<o:p></o:p>
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