都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

STAP細胞 (stimulus-triggered acquisition of pluripotency cell)発見の小保方晴子さん おめでとう

2014-01-31 06:27:18 | マクロ経済

 早稲田大学理工学部応用化学科の出身と聞き、意外な感じがした。早稲田に医学部はないからだ。(なお医学部のある慶応は建築学科がない)大学院から東京女子医科大学先端生命医科学研究所を経て世界的に高名なボストン市内(メイン・キャンパスのケンブリッジではない)にあるHarvard Medical School(医学は人間に関するものでHarvardにはあるが、MITはエンジニアリングのため医学部はない、但し遺伝子の研究(利根川教授など)はある)に留学し、しかも5年(最短)で博士号を取るとは、才女としか言いようがない。しかも、理工学部でありながら(本部と離れている)体育会のラクロス部( http://waseda-lax.com/ )に入っていたとは体力もあるのだと感心する。<o:p></o:p>

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 研究は体力と気力が必要であり、運があって発見し、それを証明する人脈が支えになるという「科学原則」の事例のようだ。<o:p></o:p>

 さらに、早稲田の応用化学科で医学部との融合研究にであったこと、東京女子医大、Harvard Medical Schoolに通じる研究の道があったこと、若くして自分の道を突き進めたことが成功の環境だ。また、工学と医学の出会いで本格的な医学専攻でない「異業種からの参入」だ。経済学でも、地震学の専門家が「Dragon King」という経済崩壊予測をするというSornetteの事例など異業種からの発見が多い。<o:p></o:p>

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 個人的には文京グリーンコート開発(名称をつけたのは当方)で理化学研究所の縁もあり、親近感がより増してくる。今後は、京大医学部にiPS研究ビルが多いように、神戸市もSTAP研究ビルを建て拠点化を狙うかも知れない。できれば早稲田大学理工学部も40年過ぎたビルが多いため、この機に建替え工学からのSTAP拠点化と医学部の育成を狙ってもらいたいものだ。<o:p></o:p>

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 本当におめでとうと申し上げる、早稲田の、日本の誇りだ<o:p></o:p>

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