大晦日には、田中鶏卵の行列で出汁巻、行列を横目にふたばの予約餅の受け取り、そしてますたに(10時開店)に乗り込むのが通例だ。Promenadaで今出川を上る。
今の岡本屋の女将が、ますたにの女将だとずっと思っていた。今は女将さんらしき方が仕切る。台所に女4名、男1名、茹で釜前に男2人、ホールに男1人のスタッフ充実。声を掛けられるまで注文を待つ方式。固めは先に出る。30年は通うが、最近ふりかける脂が増えた。麺はやわやわで固めか固固がお奨めだがムラがある。葱大目でないと脂に耐えられない。
いつも、並み固めの葱大目だ。始めは白胡椒、追って黒胡椒、さらに一味を入れて酢を足すのが流儀で最後にチャーシュの切れ端と葱の酸っぱいスープで仕上げる。650円。
年末は持ち帰りラーメンの準備も多い。(お馴染みの客から脂、葱、スープの量など細かい注文が多い)なお、ここのチャーシューは好みでなく、チャーシューメンは食べたことがない。(前はチャーシューメンにはご飯が無料だったような)
ご飯には黄色い沢庵が京都的、かわらないようで変化しているお味、日本橋のますたにとは別物