部屋での食事だが、仲居さんもばたばたしていてあまり落ち着かない。
品数は多いが刺身の烏賊やキハダマグロ、カンパチなどは冷凍でうま味がまるでない。山の村で出すものではない。
燃料コンロの鍋物も、魚、ホタテなど冷凍と思う、野菜を食べたがちょっと横に置いたくらいだ。
馬肉はロースト・ビーフにしてもらったが、できあいのお味だ。さらに、ステーキは脂と筋でなんとも固くうまみがない。
なめこ汁とご飯でお腹を持たせた。水菓子のメロンと苺だけがまともだった。
朝も、同じようであったが、漬物などでお代わりをしておいた。
部屋も、手の当たる引手の周りの壁紙が薄くなり寂びのある茶室のような雰囲気で、しかも壁紙自体まだらになって張り替えられている。床も、塗装が剥げてけば立っている。
貧相な食事となった