都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

暗い感情的な報道より、分析的かつ建設的提案がメディアの使命では

2021-01-31 02:16:22 | 世情

 阪神淡路地震( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E7%A5%9E%E3%83%BB%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD )の追悼番組が延々と続いていた。感傷的で当時の悲しみを思い出すのは大事かと思うが、このコロナ禍でさらに気分が沈む。

 

 大災害から26年だが、神戸の経済は再生とは言い難い。大阪・京都に比べ、ハイカラな神戸のイメージや産業衰退がある。

 

 報道するなら、

①災害の原因の分析と今後

・活断層への対策

・倒壊建物からの反省と避難対応

・今後の南海地震への想定と備え

 

②街の再生

・三宮の駅前活性化

・神戸ブランドの再生、ウォーターフロントと山手の観光戦略

・長田などの再開発の見直しと活用

 

③産業再生

・医療都市としての更なる成長

・宿泊観光の戦略

・住宅エリアの高齢化や坂道の公共交通支援

 

④大きな絵

・大阪・京都との連携

・道路、線路での分断の解消

・神戸での独自文化のルネッサンスの誘導

 

 報道で考えること、伝えることはいくらでもある。悲しむだけでは前に進まない。教訓を生かしさらに発展を誘導するのがメディアの役割だ

コメント
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