コロナ禍で、昼も予約ができる、荊妻と12時に阪急河原町からぶらぶら歩いて25分、パークハイアット横の二寧坂の路地にある。
久々で、3組のお客のみ。非常事態宣言でお酒がない。ゆったり待って20分、ぐつぐつのビーフシチューはクリームのかかったドゥミグラス・ソースが野菜のとろみと肉のうま味の溶け合い。甘目だが、嫌味がない色街洋食の典型で香味屋を想い出す。
ガルニは、筍(この歯触りが良い)、じゃが芋、人参、隠元、シャンピニオンで肉が多め。ご飯とシチューを一杯目は味わい、二杯目はご飯を入れてハッシュド・ビーフにして楽しむ。
荊妻はカニクリームコロッケとエビフライで、タルタル・ソースがたっぷり。海老の尻尾を貰ったが、軽やかな衣でなんともうまい。タルタル・ソースとウスター・ソースのお味も良い。
三杯目は、ちりめんと山椒昆布をのせ、日野菜、大根などの漬物4種と、おいしいお茶をかけてお茶漬けに。
ゆったり1時間、お腹一杯で清水寺まで散歩し、八坂神社にお参りして、茅の輪くぐりも早目にして、四条のアーケードを河原町までゆったり歩く。青空と桜の緑、石畳の照り返しで夏を感じる。
これで、7千円足らず、満足