蒸しと焼きの穴子の箱寿司2貫ずつ、穴きゅうが4貫で1,950円を持ち帰り。丁寧に竹の皮に入れラップで巻いている。生姜がつくが甘いため自家製の生姜漬けをあわせる。
穴子は厚く太い伝助を使い、うまみがあるが骨も感じる。東京の細く繊細なとろける穴子ではなく噛みしめる穴子だ。蒸すより焼く方が骨を感じず、脂も出てうまい。なお、髙砂の下村などは焼きでも細目だ
蒸しは柔らかい、酢飯は粒立ちが良く柔らか酢も控えめで裏方に徹する。挟まれた、椎茸がなんともうまい。
焼きは、炭の香りと醤油の香ばしさがある。一番良い。これも椎茸がとても良く合う。
穴きゅうは薄目のご飯、普通の海苔、厚めの穴子が胡瓜を巻くのが良い。たっぷり食べられる。
これで夕飯に一献、うまい、この値段なら満足だ
昔、この近くに震災前まで青辰という穴子の箱と巻きの専門店があった。特に巻きはあふれ出るくらいの穴子と椎茸・木耳、噛み切れないくらい厚い海苔は買うのが楽しみだった。但し、当時でも予約がなかなか、お値段も相当だった