都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

強欲資本主義は死んだ(ポール・コリアー、ジョン・ケイ):イギリスからの分析は珍しい、ロンドンも東京と同じく首都に集中している

2023-12-01 02:15:57 | マクロ経済

 Greed is Dead: が原題イギリスの学者2人、イギリスは我が国と同じく、ロンドンへの機能と職の集中が見られるとのこと

 知見は:
・還元主義的企業は利他、市場原理主義は、Principal Argent関係での従業員支配とCEOへのインセンティヴでの株価上昇
・強欲はオピオイドで儲けた医薬会社と医師
・ウォール街の占拠は、白人、男性、教育水準が高く、裕福な人たちだった
・尊敬のまなざしを得るための寄付はセレブが
・競争のない公的企業は無駄が多い→共産主義は特に
・ラジオは同時性のあるメディアであり、衝撃はインターネットより大きかったのでは
・イギリスは階級が崩壊、アメリカは以前教育などで社会階級がある
・イギリスの中央集権化はロンドン、スキルの高い人材を求める、地方との格差拡大に→分散すべき(エジンバラは第二の成功都市:スコットランドの首都)

 我が国に東京一極集中を解決する時期だ

 

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