都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

元町ラーメン(京都大丸西):白ラーメンは普通

2012-02-14 06:13:54 | 食べ歩き

 露地の奥に開店、白ラーメン650円が500円でありテニスの後に訪問。白醤油と削り節のスープはあっさり。麺は弱くやわやわでそうめんみたいで旨味もない。もやしが多く、バラと赤身のチャーシューは楽しめる。量は少ない。飲んだ後には良いかもしれない。お職はかつての堀川ルビノの裏にあった本店と同じなら、濃い味の醤油ラーメンのはずだ。<o:p></o:p>

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店員の元気は良いが奥まっており、目立たない<o:p></o:p>

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ロバのパンが三条通に:久々に懐かしい味

2012-02-13 05:41:54 | 食べ歩き

大丸の東洞院側に8時頃見かけたのは数年前まで、今回三条通の御幸町で見かけた。色々、世間話をしていたら、最近はこちらの様子。チョコが好みだが、独自の味のクリーム(まるき製パン所に似ている)、抹茶など、合計360円。(前は記録を見たら一個80円だった)<o:p></o:p>

食べると小さく固い。昔はもっと柔らかで大きかったようにも思うが。<o:p></o:p>

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懐かしく食べた。懐かしさからか年配のお客が多かった<o:p></o:p>

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素粒子はおもしろい(増川敏英):岩波ジュニア文庫で楽しんだ

2012-02-12 07:09:57 | 趣味

 岩波のジュニア文庫だが、素粒子についてはクォーク、レプトン、ボソンとか、電荷、スピン、ストレンジスとかあるが良く分からなかった。大体、入門書というのは難しい。マクロ経済でも入門書では全く分からなかったが、英文のマクロ経済学を2冊習うと良く分かった。<o:p></o:p>

 増川先生は温和で面白い方だとお聞きしている。かつてMITで名刺を配って歩いていたノーベル賞の方とは大違いだそうだ。クォーク6個をお風呂で思いついたのも4個ではうまく行かないからと正直だ。文章にもおかしみがあり、また科学者の妙な性癖も描かれている。<o:p></o:p>

 コラムが14本と7章 科学の役割と私たちの学び方 がとても面白い。コラムによると、「京大時代と堕落の10年」でクラシック音楽にのめり込み、オーディオに凝り、論文の生産性が落ちたというのは笑えます。LPのスクラッチ・ノイズか溝へのごみが嫌いでオープン・リールに録音したとありますが独特です。しかも家中にスピーカー配線をして切り替えていたとは。ちなみにベートーベンのピアノ・ソナタ、チャイコフスキーも贔屓なようだ。知り合いの理学系にも同じ傾向があるがどうしてだろうか。<o:p></o:p>

 原子力も「安全性と利便性のトレード・オフ」について自動車を事例に採り上げ、原発が危険と承知の上でだましだまし使うべきだと明解だ。<o:p></o:p>

 7章では、科学が法則性を確立し、(正しいものを選択するという)自由を用意する、これが科学の意義だとある。ただ、選択がまた原子力が兵器利用になった事例もあり使い方の選択も考えるという付記がある。<o:p></o:p>

 基礎が大事で、原理と活用の事例説明や目前の科学遊びではなく長い時間が実用までかかるしくみをしみじみ書いてある。確かに、物理など基礎があれば、大概ものは時間さえあれば証明や理解ができる。<o:p></o:p>

 肯定のための否定の作業について、「他の可能性の否定」で正しいものを浮かび上げる作業としている。黒い紙に白絵の具で白い丸を描くのではなく、白い紙のうえに黒い色を塗って白い丸を浮かびあがらせるようなものだ。<o:p></o:p>

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楽しく読める。大人にもお奨め<o:p></o:p>

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京極食堂 奈於(新京極裏):イワシフライは食堂の味

2012-02-11 07:12:53 | 食べ歩き

イワシフライ定食は850円で4尾とハマチの刺身、マカロニ・サラダが付く。イワシはからっと揚がっているが、旨味が普通。「普通に美味しい」というもの。たまたまかご飯は固まっていて、お代わりも固い。炊き立てのほぐしが足らない。<o:p></o:p>

もともと定食屋のようで、ご主人と御馴染の会話もそのようだ。喫煙ですからなかなか苦労します。<o:p></o:p>

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変わることない「普通の」定食<o:p></o:p>

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東北の経済再建

2012-02-10 05:58:38 | 都市経営

東北の復興について、林敏彦(同志社大学教授)の意見が日経2.2.12朝刊にあった。経済復興が大切であり、<o:p></o:p>

35年のインフラ整備の後では復興予算はソフト事業に<o:p></o:p>

②「復興基金」設立と東北3県への移譲<o:p></o:p>

③復興庁の迅速性と計画性と執行の透明性<o:p></o:p>

④復興過程の記録(→原発事故の陥穽もある)<o:p></o:p>

となっている。<o:p></o:p>

 賛成できる。阪神大震災でもインフラ復興したが、産業は復興の前に移転や廃業が多かった。今回の311地震では「地盤沈下」という前代未聞の都市計画の課題があり、湾岸部の再生はインフラも、都市もどうしたらよいか良く分からないのが実態と聞く。その一方、職がなくて、移住や引越しをせざるを得ない状況も明確になっている。<o:p></o:p>

 産業は先ず雇用だ。所得なき地域はGDPも低い。となると、産業の誘致をまず考え、それから都市の用途・利用をどうするのか考える「産業・雇用」優先が必要と思う。<o:p></o:p>

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都市再生よりも、経済・産業再生が優先だ <o:p></o:p>

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ビーフ・シチューを食べる:グリルミヤコ(元町)、中ノ島グリル(淀屋橋)、みしな(高台寺)

2012-02-09 05:45:15 | 食べ歩き

今年はビーフ・シチューも食べ歩いた<o:p></o:p>

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 神戸では元町。グリルミヤコは1,600円でマッシュポテトにお肉が囲まれた姿。肉は柔らかく上品で、ドゥミグラス・ソースも上品だが薄味で苦さ、旨味や力を感じない。たおやめのまとまりだ。ガルニはボイルド・キャベツ、インゲン、ニンジンとその度ごと調理する炒めスパゲティ。サラダはキャベツの繊切りを酸っぱく油の多いドレッシングで。ご飯は粒立ちが良い。平日限定の本日のランチ(800円)が人気だった。テーブルには胡椒がなく、銘柄の塩とタバスコがある。丁寧なのだがどうも印象が薄い。入口の室礼や横引きのドアなどまとまっている。<o:p></o:p>

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 大阪では淀屋橋の中ノ島グリルはOdona2階。うおまん などの中央フードサービスの系列。ビーフシチューは1,680円でサラダとコーヒー、ご飯など。肉は良く炒めており、繊維がほぐれる。ドゥミグラス・ソースは馴染み深いお味でハインツの缶詰を思い出すが、コク、旨味、トマトの酸っぱさがありオーソドックスだ。<o:p></o:p>

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 京都では東山のみしな。ランチで3,700円。小体なお店でつぼさかの味を受け継ぐ。圧倒的なうまさ、洗練、居心地のよさがある。シチューも一旦、シノワで漉してから熱々のお皿に入れている。ぐつぐつ音を立てる。肉は柔らかく、脂がなく、旨味がある。ドゥミグラス・ソースは今まで食べた中での最高水準であり、粉ではなく野菜のとろみ、軽やかさと旨味の重なりの厚みが共存している。稀有なソースだ。隠元、人参、じゃが芋がお供している。先ずは美味しいご飯と共に野菜を食べる。次に、肉とソースを二杯目のご飯でハヤシライスとして楽しむ。これはハヤシライスとしても特筆すべき旨さだ。余韻が爽やかだが、3杯目は縮緬じゃこをお茶漬けで楽しむ。さらに4杯目は茎昆布の佃煮で楽しむ。(じゃこと昆布で複合した旨味にする手もあるが味を2回に分けるのも楽しい)盛り合わせた漬物もお茶も美味しく、やる気さえあればお茶漬け数杯も軽い。<o:p></o:p>

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値段も、味も みしな が凄い。久々だがこれ程美味しいとは、驚嘆というしかない<o:p></o:p>

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ネット情報の利便性とアナログの併用

2012-02-08 06:05:19 | マクロ経済

メディアは変わる。たとえば音楽はSPLPCDビデオはVHSVDBD アナログからデジタルへの変化が大きい。ネットもパソコンの普及、メール→ネット→携帯→スマート・フォンとこの20年で変わった。情報アクセスの手軽さと量の拡大が進行した。<o:p></o:p>

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ネット検索が便利になり、スクラップや専門雑誌・本が減った。一般情報(辞書・辞典・案内 など)は便利だ。特に辞書と地図は更新も速く便利だ。しかし、見聞きしたという、一次情報はタベログの問題など信頼ができない場合もあり裏とり発信者の経歴や内容頼りもある。結局、旧来の口コミ(小さな輪の人間関係と信頼関係が多い)がやはり頼れる。<o:p></o:p>

二次情報(感想・意見を読んだとか伝聞情報 など)は情報や民意のファッショを招く恐れもある。信頼できる発信源の見極めと意見・見解の読みこなしが不可欠になる。<o:p></o:p>

更に情報の量が多いとどれを選ぶのかが大切になる。つまりは、情報は多すぎるとマスクされ、溢れる情報は過多より信頼・選別が大切だと分る。これは図書館に行っても、知識や案内がなければ読みたい本が分からないのと同じだ。<o:p></o:p>

ネットはあくまで情報の出入り口であり、鵜呑みでなく考えるのが必要だ。私見だが例えば、経済の意見なども印刷して、関連の情報も集めて赤を入れた上でないとどうも分析できない。手を動かし、色々な知見を組み合わせて仮説をつくり、論証をしてみる過程が必要だ。また、紙は多画面(要は机の上に広げる)とか、関係付け(線で結ぶ)とか、マーカーを塗るとかいまだに長所は多い。<o:p></o:p>

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デジタルとアナログの狭間でうまく活用するのが良い。CDもあるがLPも楽しい<o:p></o:p>

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営業は感情移入(横田雅俊) :観察、分析、提案(BATNA)

2012-02-07 05:48:46 | マクロ経済

 感情移入の定義は相手の状況、立場、感情、動機を感じ取り理解し感情を分かち合うこととある。これは利益の共有の第一歩だ。<o:p></o:p>

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話はそれるが、交渉には単純なある領域(価格など)だけではなく、そのほかの条件の交渉、つまりは代替案の発想が不可欠だ。でないと対立や無駄な時間を招く。つまりは「創造的」に解決策を探ることだ。有名なBATNA( Best Alternative to a Negotiated Agreement ) とは交渉の対立点以外の代替提案であっ他のだが、最近はセイフティ・ネットのような扱いだ。( http://en.wikipedia.org/wiki/Best_alternative_to_a_negotiated_agreement )色々説があるがこちらが<o:p></o:p>

20年前習った方策に近い( http://www.negotiationtraining.com.au/articles/next-best-option/ )<o:p></o:p>

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実際論として本著には分析と図表が抱負で分り易い。<o:p></o:p>

顧客に提示すべきメリットとして:<o:p></o:p>

・顧客の利益(昇進など)<o:p></o:p>

・労力削減<o:p></o:p>

・時間短縮<o:p></o:p>

・リスク回避<o:p></o:p>

などは好例だ。<o:p></o:p>

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営業だけでなく、プレゼンテーションなどの企画・開発の分野の方にも参考になる<o:p></o:p>

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江戸堀 木田:揚げカレーうどんは洗練された大阪新型

2012-02-06 06:08:00 | 食べ歩き

京都は餡かけのたぬき(きつねうどんの餡かけ)などがあり、カレーうどんが美味しいお店が多い。岡崎の岡北は伝統のお味で、山元麺蔵は讃岐型京都風味のクロスオーバーの革新だ。木田も大阪うどんのお出汁と讃岐うどんの腰が合わさった洗練がある。ご飯をつけて750円+100円。<o:p></o:p>

 麺はやや細めで噛み締めと歯ざわりがある。餡は吉野葛だそうで軽やか、カレーは薄めで出汁はあっさりしている。大盛の斜切りの葱が仕上げに入って、玉葱の甘さもあり歯ざわりに変化がつく。<o:p></o:p>

 ご飯は固めで、カレーうどんをおかずにしても良いし、最後にカレー汁に入れても美味しい。惜しいのは七味で美々卯の使っている やまつ辻田 ( http://www.yamatsu-tsujita.com/ )の柚子味などが良いのではないだろうか。<o:p></o:p>

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冬のカレーうどんはたまらない<o:p></o:p>

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余震(アフターショック) ロバート・B・ライシュ:碩学の経験と知見、方策

2012-02-05 07:14:26 | マクロ経済

 クリントン政権での労働長官の経歴から格差問題と経済低迷の相関を解く、人間味あふれる碩学の著作。だが、論旨は既出であり独自の面白さがいまひとつ。<o:p></o:p>

 論点として米国近代資本主義では<o:p></o:p>

第一期(18701929)所得と富の集中<o:p></o:p>

第二期(194975)繁栄の共有→第二次世界大戦後の大繁栄時代<o:p></o:p>

第三期(19802010)繁栄が集中<o:p></o:p>

→レーガノミクス以降のことだろうか( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 )<o:p></o:p>

とある<o:p></o:p>

・富裕層の隔離したコミュニティ(ゲーティッドなどエリア、オフィス・パーク、警備、学校)で公立からの離反<o:p></o:p>

・富の集中と消費の低迷→トリクル・ダウン・エフェクトの誤謬<o:p></o:p>

76年以降の生産性の向上とそれに対して中間層以下の所得の横ばい化、利益の富裕層への移行<o:p></o:p>

・富裕層の所得維持のこだわり「もう普通には戻れない」<o:p></o:p>

・リーマン・ショックでの納税者からAIGを経てゴールドマン・サックスへの30億ドルの流れ<o:p></o:p>

・富裕層の税率は15%(キャピタル・ゲイン課税)<o:p></o:p>

・富裕層の教育資金が潤沢で、子供が有利、「仕組まれたゲーム」<o:p></o:p>

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対応策として<o:p></o:p>

・負の所得税、炭素税の財源活用<o:p></o:p>

・富裕層の最高税率の引き上げ(55%とキャピタル・ゲインの所得通算 など)<o:p></o:p>

・失業対策よりも再雇用制度→スキルの育成、研修、訓練<o:p></o:p>

・収入に応じた累進型の教育振興券(School Boucher)の発行<o:p></o:p>

・卒業後の所得水準に応じた教育ローン返済→多く稼ぐものが多く返す<o:p></o:p>

・国民皆保険<o:p></o:p>

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結びとして、中間層が低迷すれば、富裕層にも経済低迷の余波がある。国民の怒りもある。新しい深刻な不況こそ「余震(アフターショック)」となる。<o:p></o:p>

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内容はごもっとも。日本でも、所得の捕捉(背番号制)や所得の累進課税の見直し(最高税率の引き上げ)がやっと行われている。また、生活保護か職業訓練かとの検討も端緒にある。<o:p></o:p>

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経済の成長から「配分」に移行しているのを痛感する<o:p></o:p>

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牛丼で参った:250円で和風は脂だらけで甘い

2012-02-04 07:27:26 | 食べ歩き

「コクと旨味の秘密」(伏木亨)には、コクとは糖・脂肪・出汁のうま味とある。牛丼はこれがある。某所の250円の和風牛丼を早朝に食べたら、何で牛丼の表面につやつや照りがあるのかと思ったら、重い脂の味、甘すぎる味、化学調味料の旨味が重なっていた。葱の切れっ端などあるが、肉は硬く、薄いのが重なっているし閉口した。<o:p></o:p>

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かつて吉野家の牛丼には400円だったが夢があった。今は、安さの代わりに旨さが去った<o:p></o:p>

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ラーメンと愛国(速見健朗):物足りない時代検証と論理フロー、ラーメンの楽しさはどこ

2012-02-03 06:11:32 | 趣味

 戦後の歴史と支那そば、中華そば、ラーメンの変遷やアメリカの小麦政策からのパンとスパゲティ、ラーメンなどつなげる趣旨のようだ。「創られた「日本の心」神話 輪島祐介」( http://pub.ne.jp/n7ohshima/?entry_id=3478954 )は文献調査により時代を追体験し分析がなされていた。筆者はこの輪島裕介1974年生まれと 同世代で同じ様な試みなのであれば研究方法として面白い。<o:p></o:p>

 この文献ではチキンラーメンとT型フォード(生産方式が違いすぎる)、国土開発とご当地ラーメン(全総それぞれのまとめくらいは必要だろう)、ラーメンとナショナリズム(内容が散漫)となっている。しかし、ラーメンと時代を分析しようとした視点は面白い。<o:p></o:p>

ラーメンは風俗であり、時代・年齢・年代というコーホートで分析をするのならこれを軸にするとよい。たとえば「屋台が発祥」というなら、浅草の來々軒はどうなるのか。明治からの西洋料理や中国料理の移入に時代、日本化の時代(西華、西支料理 http://pub.ne.jp/n7ohshima/?daily_id=20111226 )の展開があり、第二次世界大戦後の屋台がきっかけとなったというのを考え、実証するのが肝要だ。戦後のラーメン店の発祥に限るなら( http://www.oct.zaq.ne.jp/papua/ramen-02.htm には1945年「太平洋戦争終戦を迎え、食糧難より各地の闇市でラ-メン等の屋台が活発に出来てくる」とはあるが)、各地の闇市の地図とラーメン屋発祥の歴史を調査の上、マップに落とすと良い。主要都市の事例ヒアリングも必要だ。<o:p></o:p>

また、インスタント・ラーメンも都市の単身世帯の増加と相関させるなら、東京の人口変動との比較も必要だ。家計消費データの検証も考えられる。<o:p></o:p>

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論点は多彩だが言い切り型が多く、文献のみで、独自の検証とヒアリングによる「汗をかいた」生データ収集がなされていないのが課題だ。<o:p></o:p>

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やす田(新大阪):優しい醤油ラーメン

2012-02-02 06:06:49 | 食べ歩き

塩は売り切れで醤油ラーメン(700円)を。うどんのような食感の手打ちの太い縮れ麺は旨味がある。白葱は斜切りで万能ねぎの長いのも乗る。かつお節もあり、優しい魚介スープが染みて葱と食べると美味しい。かけうどんみたいだ。メンマは太く柔らかく食感が楽しい。チャーシューは脂が多く硬いもので好みではない。<o:p></o:p>

 店内も清潔で麺をゆでる釜も大きい。優しく柔らかい一杯だ。次は塩も食べよう。 <o:p></o:p>

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うどん屋の中華そばではなくて、ラーメン屋のうどんのような中華そばだ<o:p></o:p>

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フィリップス・イン・イヤー・ヘッドフォン SHE9700 :買換えと分解、音が変わった

2012-02-01 06:29:11 | 趣味

えらく安い(2,000円位)のに、明るく反応が良いので気に入っていたら、Rch(長いほう)のケーブルが断線した。取替えを考えたが手間もあり買い替え。新品は反応が良く、バランスもフラットになったようだ。改良したのか、製品のばらつきか分らないがとにかく前の製品より良い。<o:p></o:p>

古いのを分解した。磁気回路はネオジウム内磁型 φ5mmで銅クラッドアルミのワンターン(かな?)ボイスコイルを駆動する。振動版は薄い(へなへなの)マイラーのダイヤフラムで分割振動をしているのだろう。エッジは特になさそうだった。同心円二重スリット型のイコライザーが付く。躯体はエンジニアリング・プラスティックで、細い導管につながり、ごみ除けの金属穴あき板が付く。ダイナイミック・マイクみたいな構成だ。<o:p></o:p>

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全体にフィリップス・トーンを感じるのは流石だ。メリハリがありハイ上がり気味が特徴だ。30年以上前だが初めてのスピーカーのツイーターはAD0160/T8でポリカーボネードのドームとショートホーン+円盤イコライザーだった。次の改良版は布ドーム+エンジニアリング・プラスティックのイコライザーで高域が延びた。次に一般的なドーム型に移行した。マッキントッシュのトーンゾイレ型スピーカーの高域にも使われた銘ユニットだ。<o:p></o:p>

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満足できる音でこれはお得だ<o:p></o:p>

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