あけましておめでとうございます
本年もこのブログをよろしくお願いします。
賃金が上がらず、消費が伸びない経済。資産面で株と不動産だけが上がるといういびつさで、資産バブルが破裂手前。政府の借金と個人の貯蓄のリバランスがいよいよ急務で、増税は不可避で公平性と「格差是正」が政策課題だ。
「効率性」を重視し、無駄で無理な24時間営業の見直し。吉野家も深夜は休む。「労働力不足」と仕事の質、パートタイムと正社員「格差の是正」が進行するだろう。キャリア・パスと専門性の育成、労働力確保に向けた社会システム、育児のための今までと異質な「生活インフラ整備」とインフラ「維持コスト低減」のためスモール・タウン、シティ政策が進行し効率性が求められよう。
つまりは、供給から需要にシフトし、さらに適正な対応、需要の集約などが必要になる。作る時代から考える時代にいよいよ転換が必要だ。経済も、供給を拡大するより、需要対応、またはシャープがその失敗例となり無用の長物となる設備投資回避を選択している。機関車のようなダイナミックな牽引力(供給)経済から、しなやかでこまやかな、コンサル型の需要経済への転換だ。
今年は、マクロ経済の観点から、景気サイクルから都市の需要と供給のシステムなど取りまとめてみたい。
建築学会、都市計画学会に加えJUDIの会員にもなったこともあり、学際面にも力と時間を振り向けて行きたい。
今年は夫婦二人になるため、部屋の改装や海外旅行など新しく考えるつもりだ。