都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

らーめん 伊藝(大阪 大淀):濃厚つけめんチャーシューは粘度のあるつけ汁、煮干しが凝縮、食後はあっさりで煮干しが長々香る

2018-02-15 03:36:18 | 食べ歩き

 濃厚つけめんチャーシュー(1,080円)は麺が大盛り(300g)、中盛(200g)など選べるが、250gにした。白髪葱がのる、麺は太く、四角く、固いが噛みしめると粉がうまい。重みのある麺で、粘度のあるつけ汁に浮かぶ。濃厚とあるだけに、煮詰めたような濃さで、濃すぎて旨みがよくわからないくらいだ。煮干しがかすかに香るが、固い麺に汁がまぶされる様子は、鉄筋とコンクリートみたいな感じだ。

 チャーシューはバーナーで焦がしたうえ温められ、柔らかく、厚く、うまみがあるのが3枚。これはうまい。

 底には、穂先メンマも。一味が合うが、ニンニクはいまひとつ。麺は200gでもよかった。

 スープ割で強烈に煮干しが香る。希釈してこの濃度かと驚く。やっと、葱のお味と歯触りを楽しむ。

 食後も爽やか、サービスも丁寧、梅田駅から遠いのが難点

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満久屋 豊浦商店(香川 観音寺):あいむす焼きは郷愁のお味

2018-02-15 03:35:32 | 食べ歩き

 四国八十八か所で高名な観音寺出身の女性スタッフがお土産にくれる。地元では有名らしい。

 海老の加工品で、つくだ煮みたいな「くしゑび」、平たくしたのに味が付いた「えびてつ」が甘辛で独自だが、さらに巻いてから甘辛絡めの「いそ巻」がなんとも好きだ。

 「姿焼」は平たくしたあっさり海老、「あいむす焼」は海老せんべい。

 どこか懐かしい甘辛さと肌の匂いのする海老のお味がたまらない。ひなびたお味だ、観音寺にお参りするのに格好のお土産だ

 一度、四国の霊場巡りにでもと思わせる

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映画 ロング,ロングバケーション を愚妻と見る:これから助け合うことと楽しみを思う

2018-02-14 03:43:17 | 趣味

 久々に愚妻と二人で映画に、原題はThe Leisure Seeker ( https://en.wikipedia.org/wiki/The_Leisure_Seeker_(novel) )はキャンピングカー(RV)に主人公の老夫妻がつけた愛称。この古い車でボストン近郊のウエルズリー(ヒラリー・クリントンがウエルズリー・カレッジだった https://en.wikipedia.org/wiki/Wellesley,_Massachusetts )から夫の憧れの地であるヘミングウエイの住居のあったキーウエストまでの思い出旅行とまとめを描く。

 夫はアルツハイマー、妻は末期がんでお互いを思いやりながら、仲良く、昔の恨みや思い出のスライドを織り交ぜ旅行する。

 老いから逃げるより、人生を楽しむ、そして二人で安らかにという結末は悲しい映画だった

 還暦の当方には重い映画であったが、愚妻とこれからも助け合い、もっと楽しもうと話した。早速、夕ご飯は熟豚でうまい とんかつ を楽しんだ。

 映画も経験になるなぁ

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大鵬(京都 二条):麻婆豆腐はお高く、いまひとつ

2018-02-13 03:27:31 | 食べ歩き

 なんとなく、テニスのあと、麻婆豆腐が食べたくなり、こちらに。茹で餃子2つ(黒酢か四川だれ)がついてご飯、スープで1,400円。いつもの、担々麺セット(ご飯と唐揚げ2個付)が1,050円であり、結構高い。

 時間がかかり出てきた。麻婆豆腐は油多め、とろみ少なめ、味は薄目で麻辣も弱め。挽肉は少なめ、豆腐は多めで水切りが少なく柔らか目という独自仕様。

 旨味と麻辣が少ない。スープは清湯、搾菜とご飯。

 これなら、麻婆豆腐と担担麺セットが同じ値段でも、担担麺セットがお得だと思った。

 食後はすっきりしているのが良い、しかしこの値段で挽肉を食べるなら、はふうのハンバーグ定食が良いと思った

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朋苑(大阪 西中島):若い2人とアラカン2人で盛り上がる、色々な赤身とホルモンがうまい

2018-02-13 03:23:55 | 食べ歩き

 当方の定年と、今回転職の30代を祝い開催。若い20代も同窓でミニ稲門会。もう一人もアラカンでこちらが主催。

 小ぎれいな店内は掃除も行き届いて、サービスも機敏だ。

 ガスに網焼きは珍しい。塩ものでは梅味の上ミノ、上ハラミ、上タンがうまい。小皿に56枚載っており、アラカンは若いのに余りを譲る。

 ホルモンではマルチョウの脂が燃え上がる、テッポウやアカセンもうまい。お酒がすすみ、酎ハイ9杯を飲んだら翌日二日酔い。その他はホッピーなど17杯飲んでいるから酔っ払いの集団だ。

 野菜はモヤシ・ナムルなど、ラッキョ・キムチが秀逸。

お 肉を一杯食べて、4人で28千円。アラカンに1万円貰って他はおごりにした。送別会かなにかよく分からない。

 結構、脂が胃にくる。若者のお店だ

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おばあさんと挨拶を交わしていた東洞院通と錦の角の八百屋が閉店か

2018-02-12 03:41:59 | 京都

 角を通りかかると、朝座っているおばあさんとよく挨拶を交わした。最近お見掛けしない、さらに閉店が多くなった。

 おばあさんの作る南瓜に顔を描いた人形は界隈の名物でもあった。あれが見られないのは寂しい。マンション化が進む界隈で、昔ながらの町家と路面店でありランドマークとなっていた。ご商売は野菜を飲食店に卸すのが主体だったようだ。(調べると倉田青果店とのこと)

 最近、建物が傾いて建具が動かないのか、数か月前につっかい棒がかまされた。建物も老朽化しているのだろうか。なお、錦側には路上便所がある。ここの他には、姉小路寺町東入るにもある。京都は平安京の昔から路上放尿が多かった証か。( http://www.kyoto-u.com/lounge/ep/html/200409/04090003.html )

 東洞院を北に上がった広い駐車場はマンションになるのか仮囲いが。その手前の招福亭はずっと閉めたままだ。その先のクリーニング屋も廃業して仮囲いで解体の最中。

このあたりも開発が進みつつあるのか。昔、結構高い定食屋だった東錦亭だった角は、だいぶん前にスターバックスになっている。

 気になる

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ラーメン人生JET 福島本店(大阪):チキンそばは鶏の清湯と脂が濃い目

2018-02-11 03:05:16 | 食べ歩き

 チキンそば(800円)が出来たと聞き、口開けに訪問。お気に入りの霧島チャーシュー4枚(350円)も。

 スープは鶏の旨みと脂を感じた。熱いのが良い。旨みが強く、いつも食べている「醤油そば」の淡麗なお味が好きだ。限定より定番が好きなのは、それだけ永く続いているからでもある。

葱は博多葱の小口切りだけとあっさり。鶏のお味を生かしているのだろう。スープは鶏のお味が単純なため、粗挽き胡椒を大量に入れて甘味を対比させた。

 チャーシューは普通の2切れ、霧島4切れでどちらも薄切り、霧島の方に味の濃さがあると感じた。

 メンマが固めの細めで楽しめた。

 活気があり、サーヴィスも良く、食べた後に心もお腹もすっきりするのは良いお店の証拠

 

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ラーメン而今 中之島フェスティバルプラザ店(大阪):特製あっさり醤油芳醇醤油そばは鴨南蛮のお味

2018-02-11 03:04:27 | 食べ歩き

 フェスティバル・シティの地下にあるお店に口開けで。特製あっさり醤油芳醇醤油そば(1,000円)で高め、白髪葱、法蓮草に鴨ロース3枚、レア・チャーシュー3枚とすっきりした景色。スープは初め鶏の香味油が薄く膜になって脂っぽい。麺は、細めのざっくりした粘りはあるが、弾力のない麺が固めにしてある。このタイプはあまり好きではないが、量が多く残した。

 鴨を食べていると鴨南蛮を思いだすお味だ。レア・チャーシューは生が苦手で熱を入れる。味わいがある。白髪葱良いアクセント。胡椒が良く合う。鳴門がかわいい。

 スープは鮮烈でうまいが、醤油が濃い目、もっと薄くても良いと思う。

 東京の笹塚あたりのラーメンを思いだした。または、下町の鴨南蛮蕎麦だ。

 出来は良いが、好みとはちょっとずれている

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雨上がりの桂離宮は池の水が抜かれる:水源と排水に気づき、霰零しの工事に感嘆

2018-02-10 03:15:04 | 京都

 昨日の雨も上がり、ゆったり見ようとしたら、池の水が抜かれている。鼓の瀧の北西にある井堰から現在はポンプアップで地下水を取水して水路で導いている。この水路が浅くなったため浚渫工事をしているとのこと。合わせて一部の護岸の杭もやり替えるようだ。桂川の河床が今より2m高かった頃は、桂川からの井堰による直接取水、次に洛西用水からの導水、補助的に池に湧水があったようだ。( http://www.nankyudai.ac.jp/library/pdf/38A39-46.pdf )排水も昔は螢谷の奥の堰(今回、初めて写真に撮った)だが、今は松琴亭の南東のオーバーフロー桝から桂川への排水(桂川の水位が低いため)

 29人で案内は、先月と同じ上村さん。まあゆったりとしている。

 水位が低いため、石組がよく分かる。松琴亭の流れ手水の石組、中島の南の島で松琴亭側には三尊石のような石組が明らかに。先日の学芸セミナーで野村先生ご指摘の天橋立、先の石橋の鶴石、亀石がよく分かる。

 笑意軒の船着場の石を重ね杭で押さえた岸の工法が顔を出していた。弓道の芝生にある梅のつぼみが膨らんでいた。陽の温かさで書院のこけら葺き屋根から湯気が見えた。

 工事が多く、古書院の前の延段あたりは石の目地をやり替え白く目立っていた。全体に苔が大分よくなっていた。

 古書院の月見台から月波楼に向かう庭に移動した猫が日向ぼっこで人気者。人なれしているとのこと。

 古書院中門の外では霰零し(あられこぼし)のやり替えが見られた。丁寧に親方と若いの二人でやっている。水準を出す水糸が引かれている。どうも裏方用の船着き場への水路の近くであり地盤が緩んだように見受けられた。桂川の石は苑内の竹藪中からと川瀬さんから聞いた。形は色々、しかし平面を上にする下は突き固められた土だ。(川瀬昇作 桂離宮・修学院離宮・仙洞御所 P116参照)

50分であっけなく終わったのも前回と同じ。

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山元麺蔵(京都 岡崎):味が濃くなった、アジア系に人気

2018-02-09 03:03:02 | 食べ歩き

 馴染みのお店に、修学院離宮の拝観の後3時過ぎに訪問。行列がちょっとあり、韓国から来た30歳の美形女性二人連れの記念写真撮影などすると仲良しになる。山元麺蔵はアジアのネットで有名らしい。お勧めも聞かれカレーうどん、ざるをお互いにして、牛蒡天ぷらと鶏天と。色々話(英語)は盛り上がった。

 カレーうどん、牛蒡天ぷらに大ビールという豪華な布陣。すぐにビールと牛蒡天ぷらが。ほっこりする、すぐにカレーうどんも。7人もいるスタッフでオペレーションがスムース。奥様がご挨拶で絵葉書を渡す。

 カレーうどんは麺がもっちりと粘る。カレー汁がどよーんとしている。お揚げは甘きつねでしかも大きい切り方。ご主人に、生揚げの切っただけと鶏の入った春日井(大宮五条)が良いのではと進言。

 昔のうまさがちょっと陰っている。下の子供や愚妻とよく来た頃の雰囲気やお味と違う

 いまは、愚妻とはしなやかな春日井に行っている

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はふう(京都 御所南):豚チーズ・ソースはまあまあ

2018-02-09 03:02:06 | 食べ歩き

 平日のランチ・シリーズ(995円)は豚肉にソースが多い。

 本日のはチーズ・ソースだが、これはいまひとつ。

 漬物が塩昆布と柴漬け風に替わり丁寧。味噌汁は濃いめの玉葱。サラダも例によって玉葱たっぷり。健康に良さそう。

 珍しく、白スパがバジル・ソースでこってり

 食べた後に爽快な感じがするのはMSGなど夾雑物がないからか

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阿み彦 梅田店が閉店、お初天神の角っこがぽっかりと空いた感じ

2018-02-08 03:13:50 | 都市生活

昨年(’17)の1029日閉店したらしい。現在はラーメン屋になっている。( https://ganref.jp/m/shigeruhorii/reviews_and_diaries/diary/15682 )

久々に食べて懐かしんだのはこの前と思っていたら、なんと8年前( http://blog.goo.ne.jp/n7yohshima/e/72b156acc1faa08ca71df68e3f9a27b7 )焼きシューマイに豚骨スープに山椒と独自であり、歴史ある大阪名物として認知もされていた。永く続く店と思い込んでいたのが甘かった。後継者がいない高齢化が閉店の理由とのこと。お味もちょっと時代遅れの感じがしたのも否めない。

お初天神での楽しみが減ってしまった。お初天神の角にあるべきものがない、ぽっかり空いたような感じだ。街は変わり、店も流転する。永く続く店は舌の上に残る都市のランドマークだ

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万豚記 京都 錦小路店:お味、お値段、衛生が不満

2018-02-07 03:01:14 | 食べ歩き

 テニスを終えてタンメンが食べたくなり訪問。野菜タンメンは950円とのお値段。口開けで入るがスタッフはアジアンが多い。調理の鍋振りは色々気を使っているが調理は粗雑で野菜を煮込んでからいろいろスタッフに指示している。しかもスープの加減をお玉から直接味をみている。食欲が失せた。

 スープは半白濁だがMSGのお味。しかもニンニク(生ではなさそう)や生姜などの調味料を感じた。脂が多め、もたれる。

 野菜はくたくたの白菜、玉葱、人参と、薄い蓮根、脂身の多いばら肉は旨味がない。

 麺は普通の太さだが腰がない、東京系のタンメンなら太目のちぢれ麺だろう。

 嫌みなMSGで無理して食べたが、家で吐き戻した

 二度と行かない

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江戸堀木田(大阪):カレーうどんは、ねっとり、あつあつ、こってり

2018-02-07 03:00:16 | 食べ歩き

 お年賀に4合の百黙を。肉カレーうどん(900)を年明けに。餡がねっとりとして熱い。口の中がやけどしそうだ。

うどんは固めで腰があり、ねっとりカレーと馴染む。だんだん、唾液で餡が緩んでくると七味をたんまり入れると今度は辛みで汗が出る。

 うどんを食べながらカレー汁の葱、玉葱、牛肉を楽しむ。麺で仕切られた半分は固い餡のカレーの部分を入れるとうまい。

 おまけに、大根・筋・蒲鉾と海老天をもらった。筋は癖もなく、くにくにした食感、ほっこりしたお味に驚いた。海老天は尻尾がうまく、身がぷりぷり。

 うどんだけでなく、もてなしで温まった

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学芸セミナー 野村勘治庭園シリーズ第6回 謡曲庭園を語る(1) 黎明期~過渡期:謡曲と庭の関連は新たな視点で楽しめた

2018-02-06 03:06:04 | 京都

 能楽の謡曲に関連する庭園を「謡曲庭園」と新たな定義だ。

謡曲「鶴亀」について:

 曼殊院門跡( http://www.manshuinmonzeki.jp/ )で、桂離宮を造園した智仁天皇の皇子が関わり、遠州の弟子の作とされる枯山水の「鶴亀の庭」。亀島と鶴島が明らか。間に入る紀州青石の見事な石橋と立石。鶴亀石は金閣にもあるが、金閣から眺める小さなものだが形が良いとのこと。金閣に上がり見る機会はまずない。

 桂離宮の本歌取りで、引手も瓢箪(酒)、扇子(舞)、欄間の卍くずし、木瓜形(桂のかろき瓜に関連)の欄間などがある。特に、欄間下の板目を波に見立て、先が三つ割れの富士形の釘隠しなど細部が凝っている。花菱模様の修学院離宮でも比叡山を富士山に見立て三保の松原としている

 曼殊院型のキリシタン灯籠は、宮前型で笠が反り、桂離宮の御輿寄の灯籠と同じ形というが、これは違うのでは。曼殊院型は笠がむくりに見える。石がすり減ったのか。

 さらに、一二三の桟は桂離宮の月波楼(裏に面する障子の腰板)にも使われるとの知見は貴重だ。

 霧島躑躅も桂離宮などに多く、天皇家ゆかり。北野天満宮との関連で梅林がある。

 茶室も松琴亭に似るという。建物も庭も遠州好みが凝縮している。桂離宮でも松琴亭前に鶴と亀が天の橋立に架かる石橋の両側にあると指摘。

 事例として:

 醍醐寺三宝院では鶴亀石の先に豊臣の神社を隠す

 金地院では鶴亀石の先に蓬莱山を模す

 西本願寺では鶴亀石の先に親鸞聖人の本堂を望む

と、庭、鶴亀石、三尊石以外のパターンも例示

 庫裏の入口の唐破風には「媚竈(びそう:尊くても実力のない者の機嫌をとるより、低い地位でも実権を握る者(竈)の機嫌をとるほうが得策)」の良尚法親王の額。

 謡曲「石橋(しゃくけう、しゃっきょう)」について:

「名古屋城二之丸庭園」。徳川家のテーマである、獅子と牡丹(唐獅子牡丹)は東照宮や唐門に多用される。

 秘境の渓谷に架かる自然の石橋がモチーフで、これを再現している。

 徳川の関ヶ原戦勝記念庭園として関ヶ原の赤坂山、獅子石、牡丹石をめぐる、アミューズメント・パークとの結論。

 能はよく知らないが、江戸時代は武士の嗜みだったそうだ。これを知らないと江戸詰めでの社交ができないという。文化は相互に関連する網のような関係だ。

 お世話になっている、前田さんと中木さんに還暦の絵葉書をお渡し喜ばれる。合わせて事務局の伏木さんに0.4㎜の芯を数ダースほどお渡しする。(昔は色々書いて図面を引くと思ったらパソコン)一生分だとこれも喜ばれる。

 あまりの寒さ(ほぼ一日0度、テニス・コートも雪でクローズ)に、道路の氷結懸念もあり自転車をやめて地下鉄にする。歩くのはなかなか快適。

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