第41回野草(イエツァオ)野外教室で作った”バリケード”の素材を持ち帰り木の服シリーズに使えないかと眺めていると左下枝のとんがっている部分に細編みで網を作りひっかけることを考えついた時点で作れると思った。
ひっかけることによりぐるりと編むのとは違った動きの網目ができる。
6本ある枝のうち3本は同じ手法を使えた。
一本づつ枝に服を着せて行くうち6本の枝がまとまった部分をどう処理しようとか思いはじめたがまずできる箇所から作っているうちに自然に出来上がったが服と言っても木に着せる服はゲージをとって編むことはできないのでほんの少しの服を編むにも何回も解いては編みなおしながら気に入ったデザインにしていて行く。
時間とエネルギーのいる作業だが細編みで作る網をひっかける手法をマスターできるとより難しい木の服を作る作業に挑戦するエネルギーがわいてくる。