木の服の素材として選んだ時は”ランニング”との名前をつけるとは思ってもなかった。
素材としての写真を服を着せ作品を作った後で見るとランニング姿だ。
流木には木のどの部分かわからないのが時々ひろえる。
そういう流木は私にとっては貴重品だ。
まさにこの流木がその部類になる。
下が太いこともあり根に近いと思うが足と手に見立てている箇所が不自然に下向きだ。
一番上はすぐ下の幹より大きな枝がついてた後がありその模様が苦しそうに走るランナーの顔に見える。
まず下の赤い糸部分から編み始め手の下の赤い糸まで編、足部分、首から下部分を編みくっつけた。
長さ54センチ。
今日は急に寒くなったが会場に生ける植物採集に山小屋、切山方面へ行った。
ほとんど同じ時期同じ場所での採集だが毎年選ぶ植物も違うが咲いている花の状態も違う。
寒かったがいろんな植物が採集できた。
会場に生ける植物ではないがカンゾウの芽吹きを大量に採れた。
本来なら3月ごろが旬でクラフト展(イエツァオグループによる)に泊りがけで来てくれる人たちに喜ばれているが今回も思いがけず採れ珍しがってくれると思うと嬉しいが湯がいて味噌和えにしたが歯ざわりがいまいちで少し硬い。
ナツハゼの実も採れたがジャムにする時間がないので湯がいて冷凍にした。