3月に開くクラフト展(イエツァオグループによる)にバッグを作るが野草(イエツァオ)展ではあまり作らなかったが今回は作ることになってしまった。
川之江山岳会の先輩よりいただいたキスリングを”鉄工船”、”つる姫”、”安成”、”二人”で使たが背負う部分2本だけが残った。
その部分が作品になると全部使い切ったことになる。
長い間目に付く場所に置いていたがどうしてもデザインができない。
昔のものは丁寧に作られていて背負って肩にあたる部分に厚い布が張られていたのをとれば重量感が半減すると思って切り取った時点でバッグの取っ手にできると思いついた。
それでも金具や皮部分に重量感はあるので厚いコート地を使ったうえ大きなポケットを付けた。
金具部分の写真。
皮に開けられた穴を利用して取り付けた。
切り取った布だけが残ってしまったのが残念だが又何かの素材にはするつもりだ。
素材提供者の先輩は無口な山男。
作品を見てもさほど反応はなかったものの期間中もう昔の登山道具などを何かに使えるだろうと提供してくれている。
心強い先輩だ。