今回の玄関に生ける花器は”うねり”にした。
これまで生けてきた花器とはかなり趣が違う。
”うねり”に生けたいと思えたことはうれしい。
それに正月のイメージでしかとらえたことがなかったナンテンの実を晩秋のイメージで生けたくなったこともうれしかった。
ナンテンはもう赤く色づいているが正月に生ける時の色とは少し違い黄色がまだ残っているのが新鮮だ。
ナンテンを生けたいと思ったのは畑で生えているフユサンゴの赤い実と生ければ正月ののイメージではなくなると思ったからだ。
2本生えているフユサンゴを一本引っこ抜いた。
余分な枝を落とし根も切り詰めて生けた。
出来れば野草(イエツァオ)展が終わった後又畑へ戻したい。
カミヤツデ、ユキヤナギ、ヨシの穂、ハブソウの実、ヒバと生けた。