見晴らし台から下をながめると木を切った後から芽吹いた葉がきれいだ。
きれいだが木を切ったため地形がよくわかる。
竹の柵がなければ怖くて歩けない絶壁によく警固鼻展望台を建てたものだ。
どうにかしてこの地形を作品にしたい。
そばに切った木が無造作に積み重ねられている。
いい具合にきれいな茶色になった枝を選び竹の柵に立てた。
きれいな緑だよと白いロープを置き転げないようにセットの鍋と蓋を置く。
マジック式になっている鍋蓋の取っ手は転げ落ちると困るので使わなかった。
”鍋ころがしのガード”
柵がなければ作れなかった。
エイエイオーと勇ましい”雄叫び”をタケノコの皮で作り能島をバックに撮影したいがどうしても邪魔になる木がある。
見晴らしよくするためこここまで木を切っていながらどうして邪魔な木を切ってくれなかったのかとのぞいたが切るための足場がない。
考えてみればこんな急斜面の狭い場所にまじかで能島を見られる場所を作ってもらえただけでありがたい。