4人で伊豆の鳥島に漂流した長平だが2年以内に3人の仲間は亡くなる。
長平生還200周年記念曲”漂流”に諦めようか生きることを賭けてみようか生きることに”のフレーズをイメージして作った。
エンジ色の中に紺色の布を4枚入れているのが4人の仲間。
ランチョンマット創作中にいただいたエンジ色のハンカチを素材にしたく、鳥島の海を染める茜色の夕焼けに見立てた。
右の大きな紺の布が長平。
長平から出ているエネルギー(ステッチ)だけは海に向けたが亡くなった3人のエネルギーは枠外に向けた。
左上、緑の布にエネルギーを枠外に向けた同じ模様は4年後に漂流してきた人たちの中ですぐ三味線を抱えて投身自殺した者のつもり。
8月にコースター作りより始めたが思いもよらないランチョンマッタができ始めた。
創作は行き詰ることばかりで本当に進まないが諦めなければふと振り返ると新しい世界が広がっている。
違った角度より。
縦横39センチ、36センチ。