仲間3人が亡くなり一人の漂流生活になった長平だが時化たときどんな思いで洞窟で過ごしたのだろう。
長平生還200年記念の曲の中に”気負ってみても恐れてみても海を揺すぶる風ばかり”のフレーズがある。
いい具合に灰色の布があった。
周囲絶壁の鳥島の岩礁に打ち付ける白い波を表したかった。
鳥島はアホウドリの生殖地で上陸はできないが関係者の上陸時は今でも大変な作業のようだ。
そんな時でもいつか黒潮に乗って故郷の土佐へ帰ることは夢見ていただろう。
紺色の布部分は黒潮。
違った角度で。
縦横36センチ、44センチ。