いつもの年であれば9月の末あたりに出来上がっている特大タペストリーがやっと今日出来上がった。
”絶壁の火山島とアホウドリ”
やっとDMを作ることができる。
小説を読んだりユーチューブで土佐の長平が伊豆の鳥島に漂流150周年記念曲の”漂流”を聞いたりしながら夕焼けと朝焼けの海と絶壁の火山島を作ろうととりかかった。
真ん中は流木で絶壁の火山島を作り上は夕焼けの空と海、下は磯の朝焼け。
裂いた布を使い細編みでつないでいくが夕焼けの空と海や火山島、朝焼けの磯をイメージする色の布を作るのが時間のかかる作業だった。
作業台の上で細編みのベースを作ったものの壁にかけてみると伸びたりちじんだりと思った形にはなってくれない。
伊豆の鳥島はアホウドリの島。
漂流した長平達は渡ってくるアホウドリを食べ卵の殻は食器に羽は衣服として身にまとい生き延びた。
アホウドリを島中に飛ばせたと考えた末いい素材を思いついた。
文京区暮らしの時は毎年行った三宅島で採集したハマナタマメ。
かなり伊豆の鳥島に近い場所にある島だ。
和紙を貼り50羽ほどのアホウドリを作った。
下左は貼る前のハマナタマメと実。
第33回野草(イエツァオ)展
日時 11月20日(日)~12月4日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ 無人島漂流
造形作品点です。