野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第45回野草(イエツァオ)野外教室NO13(妖怪出現)

2016-10-22 22:42:47 | 野外教室

去年山城町の妖怪屋敷見学に来た時よりこの辺りの特異な風景に魅せられて通ううち野外教室の作業場にしたいと思い始めた。

先ず今回は無人駅の祖谷口駅と車社会になる前に架けられた吊橋。

始めは昭和10竣工の大川橋だが板でできた床が朽ちて穴が開き下の流れが見えるのやその状態で人が通っているのには驚いたがいい借景になってくれた。

それでも危ない足場での作業は疲れる。

どこか安全ないい場所がないかと見渡すと鉄で出来た手すりが何の衝撃を受けたのか曲がっていた。

はるか下には急流。

祖谷口駅の作業中いただいた特大ケイトウで妖怪を作った。

神出鬼没の妖怪が鉄を曲げたと想定。

”妖怪出現”

 

 

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いつもより遅れてはいるが・・・

2016-10-22 18:44:52 | 日記・エッセイ・コラム

11月20日(日)~12月4日(日)まで開く第33回野草(イエツァオ)展まで1か月をきったが毎回制作するタペストリー作りがはかどらない。

とりかかって10日は過ぎた。

今回のテーマは無人島漂流。

拾いためている流木を使うことはまず決まった。

流木で断崖絶壁の火山島、伊豆の鳥島を形作り布を裂いたのを編みつなげることにしたにした。

布を編む状態にするのに時間がかかるしつなげるために編みながら夕焼けの海と朝焼けの海を表現したいのでいろんな色が必要だ。

布状態なら切ったり裂いたりすればいいが服などの色が必要な場合解くことから始めることになる。

それでもやっとめどがついたがまだ数日かかりそうだ。

DM作りはタペストリーが出来上がってになるのでいつもより遅れるが仕方がない。

それなのに今日図書館で開かれる”手漉きの技と紙産業”のテーマで手漉き和紙生産者の宇田秀行さんを迎えての座談会に参加した。

私は手漉き和紙を作る家に育った。

懐かしい話を聞けたうえ宇田さんは父を知っていた。

父は画仙紙を作っていたが製品には”作唯”と”コスモス”の判を押し出荷していた。

父が廃業した後その製品がないかと宇田さんのところへきた人がいたそうだ。

自信を持ち判を押して出荷した製品を気に入ってくれた人がいる事は生産者冥利に尽きることだ。

うれしい話が聞けた。

父も試行錯誤しながら画仙紙を作っていた。

画廊の名前は”ギャラリー作唯”にしている。

忙しいなかの2時間だったが制作に弾みはついた。

                    第33回野草(イエツァオ)展

日時   11月20日(日)~12月4日(日)  10時~18時まで

場所   ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

電話   0896-72-6808

テーマは ”無人島漂流”

 

 

 

 

 

 

 

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