今回の野外教室は今までにない上天気だ。
毎回来島海峡を渡るときは天気に関係なく胸躍る気分になるが今回は特別だ。
今回は野外教室前に能島あたりの渦潮体験の船に乗る計画だ。
妹のきんかんは船が渦潮に巻き込まれ脱出する体験をするのを楽しみにしていたがちょうど渦潮が起こらない時間帯に乗ることになった。
午後の乗船にすれば渦潮体験ができるが今回の本番は野外教室。
渦巻がなくても遠くから眺めていた能島がまじかで見られる。
アッと言う間に能島。
渦潮の時間帯でないためか本当に近くまで船を近づけてくれる。
矢の柄にしたという細い茎の笹まで見えた。
岩に開けられたピットも見える。
鵜島や大島からは見えなかった船着き場には旗がたてられていた。
定期船はないが予約制の上陸できる観光船は土日に出ているようだ。
仏様像も初めて見た。
海鳥が頭のてっぺんに止まっている。
つるつるして足場が悪いと思うが・・。
渦潮体験ができないためか造船所へ船を進めてくれた。
来島海峡大橋の橋げたになっている朝の散歩で行く予定の見近島の近くも通ってくれる。
帰りに宗方から乗るフェリーでも下は通るが19時出航で19:30分頃通過の時はもう薄暗い。
飛び切りきれいな色の空と海のあいだの来島海峡大橋。
その日の干潮は18時ごろ。
14時半ごろまで素材集めなどをして作業場である遺跡海岸へ行く。
途中きれいな壁を見たがただ単にトタンが錆びているだけだった。
きれいな青空だから当別きれいに見えたようだ。
途中立ち寄った湯浦道の駅で石を丸く積んだ場所より煙が沸き上がる見慣れぬ光景に遭遇し驚く。
きれいな新緑と青空がバックで目立ったのだろう。
煙がたってない石を積んだ場所。
道の駅の瓦がきれいだ。
朝市で野菜を売っているおじさんがヒーターに水をかけ煙を出しているだけだと教えてくれた。
温泉をイメージしたモニュメントのようだ。
上天気だと鮮明に見えるものが多い。
上天気だとどんな作品ができるのだろう。