野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

虫食(バッタ)

2012-09-15 21:32:43 | 日記・エッセイ・コラム

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金生町生活を始めてすぐ、9月の10日前後にダイコの種を蒔くと年内に食べられると教えられて蒔いたが芽が出て喜んだのもつかの間バッタに食べられて全滅した。

それ以後はバッタがいなくなった11月に蒔くので大きくなる前に花が咲きダイコを食べるより間引き菜やつぼみを食べていた。

バッタが菜っ葉類を食べているんだからとバッタを食べることを思いついたがたくさんいるものの捕まえるのが大変だ。

羽根に朝露がかかっている頃だと飛ばないので捕まえやすいと聞くが夕方草引きもかねて行く一時間ほどの間なので数匹捕まえて湯がいてストックしたのを佃煮にする。

こくがありおいしいがたくさん食べたいとは思わない。

やっぱしダイコを食べたいのでバッタがいない場所で育て寒くなって移植しようと考えていたらちょうどいいのが届いた。

氷を作るケースだ。

送り主は子育て中の幼馴染の娘さんだ。

”お母さんがいつもお世話になっています”とのメッセージつきでいろんな日用品が送られてきた中のひとつだ。

ほんの小さな頃からの付き合いが大人同士の付き合いになった。

月日のたつのが早いと言うのか。。。。

丸ダイコの種を2~3粒ほど蒔いたら3日目にはもう芽吹いていた。

区切られた中なので根が絡むことも無くバッタがいなくなれば畑に移植できるだろう。

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葉食(シソ)

2012-09-14 22:10:47 | 日記・エッセイ・コラム

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今年は3種類ものシソが畑に生えている。

アカシソは去年の種が落ちて生えたが店で売られているオオバと呼ばれるアオシソは隣の畑に植えられていた種が幸い飛んできてくれたようだ。

もう一種のアオシソは見当がつかない。

味はオオバよりかなり野生的なので原種に近いのだろう。

3種類とも草と共存しているがアカシソとオオバは草に負け気味でオオバは葉がおおきくならないが原種に近いアオシソは虫にも食われず大きな葉をつけている。

アオシソ類は切ったりちぎったりして薬味に使うがアカシソは薬味以外にもいろいろと使っている。

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今年はアカシソジュースをよく作った。

水を沸かしてアカシソを入れると色素が出るのか葉が青ぐろくなり葉を引き上げて砂糖、塩、クエン酸をれるときれいな紫がかったピンク色になる。

クエン酸が入っているのでかなりもつし真夏の遠出には凍らせて持って行くと重宝だ。

ゼラチンや寒天で固まらせておくと又一味違うものができる。

今は寒天で固まらせたのを四角くきりクロミツ、ヨーグルト、牛乳、同じシソジュースをかけたりして楽しんでいる。

作り置きの干しぶどうやナツカンの皮の砂糖煮を入れたりもする。

畑の草並に育ってくれると干したりもしたいが今のところ草に負けている。

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花食(ジンジャー)

2012-09-13 21:53:12 | 日記・エッセイ・コラム

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一昨年二株ほど植えたジンジャーが12株に増えて次々と花を咲かせてくれる。

去年は二株出て切花にした。

今年は切花にはせず毎日咲く花を畑で愛でていたがふと食べてみようと思い立った。

サッと湯がいて和え物やサラダ、汁物の具にするがもちろんショウガの香りがして柔らかく、シャキシャキと歯ごたえもいい。

今畑ではバッタが冬に備えて大活躍だ。

夕方畑へ行くとカボチャやヘチマの黄色い花は食べられているがジンジャーの白いいい香りの花は食べられてない。

今日は大量のナスの差し入れがあった。

油で焼いたナスと湯がいたジンジャーの花を酢味噌で和えようと思う。

ジンジャーの花で囲われているのは切ったヘチマに糸で鉄さびがついた魚網を縫いつけたものだが今創作中のタペストリーに組み込む予定だ。

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煙突

2012-09-12 21:19:11 | アート・文化

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大きなスイカズラのツルを4等分した最後なので枝分かれしていてツルの皮を剥いでいたらもう一皮剥けて白い部分が出てしまった。

これも第36回野草(イエツァオ)伯方島野外教室へ素材としてもって行った。

書や絵を飾る機能を持ったオブジェとして作ったので重石として石をツルとアカメガシワの皮で組み込んだ。

スクッと立つ2本の鉄板をはった流木は四国中央市のシンボルのような煙突を思った。

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鉄板には海で拾ってきた殻に絵付けしたのと椿の実にマグネットをくっ付けたのを飾りストッパー兼重石の石を置いた。

飾る書や絵の大きさや飾る位置によって額縁として出る部分が違ってくるので面白いと思っている。

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三角

2012-09-11 21:27:22 | アート・文化

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スイカズラの大きなツルを採集して4個にまとめ素材として第36回野草(イエツァオ)伯方島教室へ持っていった一つで3個目にまとめたので作った。

根元の太い部分は枝分かれせず3個目に枝分かれした箇所で切ったので自然に三角が現れた。

これも書や絵を飾る機能を持ったオブジェとして作った。

三角に沿って鉄板をはった流木を沿うように取り付けた。

重石に石を2個ツルとアカメガシワの皮でくっ付けた。

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鉄板にマグネットがついたスズカケの実をくっ付けストッパー兼重石になる石を置いた。

今日は目が覚めると大雨だった。

昼前より晴れ始めたら又一段と涼しくなっている。

畑ではたくさんのバッタが飛び跳ねていた。

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丸窓

2012-09-10 22:37:25 | アート・文化

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”丸窓”もおおまかな形にまとめたのを第36回野草(イエツァオ)伯方島野外教室へ持って行き作品つくりの素材にした

絵や書を立てかける機能を持つオブジェとしたいのでどうしても重石がいる。

石3個をアカメガシワの皮とツルで固定した。

流木にマグネットがくっ付くように鉄板をくっ付けた。

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絵や書を飾ったときストッパーになる石は固定しなかった。

海で拾ってきた殻に絵付けしたのと椿の実にはマグネットがついているのをくっ付けた。

薄い紙の写真などだとマグネットで止まる。

昨日は11月に結婚する妹のきんかんの息子がフィアンセとともに案内状を届けに来てくれた。

お互い結婚を決めたときから結婚式の費用を貯め始め貯まった時点で結婚式場を決め少しずつ2人でどんな結婚式にするか決めていったらしい。

きんかんは気になりながらも見守っていたが野外教室での作品は巣立っていく息子のことを思ってのものが多かった。

2人の合作のような披露宴になるのだろう。

披露宴に備え今からギターの練習をしている身内もいるとか。

私も父の形見の解いた和服地で着ていく服を作るつもりだ。

准主役の花婿の母のきんかんも貸衣装だけれど留袖を着ると嬉しそうだ。

91歳の祖母になる母も真珠のネックレスをしていくと張り切っている。

いい思い出になるのだろう。

きんかんも来て4人で楽しく話した後まだ届けるところがあると爽やかに帰っていった。

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規格外カボチャ

2012-09-09 21:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

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第2日曜日なので8時過ぎ出発で切山のにこにこ市へ行った。

今回の目的は特大カボチャを買うことだ。

買うとき”今年は生らなかったから”と言ったら驚かれた。

カボチャはほっといても生るものらしい。

なぜか今年は畑の野菜が不作だ。

一緒に立派なナスビが¥100で4~5個も入ったのを2袋買ってきた。

私の畑でも植えているがあまり生らない。

今塩漬けにしているので明日保存食のカラシ漬けにするつもりだ

赤松とクズの花は果実酒用で右はたのスベリヒユはサッと湯がいて汁のの具や納豆とあえたり煮物の付け合せにと重宝に使える。

畑に植えた野菜類はさほどできないが野に出ればたっぷりの食材があるし新鮮な野菜が安く買える。

特大カボチャは10月6日~8日に開く第37回野草(イエツァオ)野外教室のための素材としてほしかった。

スーパーでは規格外の野菜はほとんど買えないが朝市などでは楽しいものが売られている。

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純和風の郷土館

2012-09-08 23:18:46 | 日記・エッセイ・コラム

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植物採集で法皇スカイラインを掘切峠から翠波高原へといつもの反対コースをとったのは土居町にある暁雨館へ”宇摩を行き交う人と文化~華ひらく地方力~”の企画展を見に行く目的があったからだ。

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墨絵が6点。

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書も数点と多くは無いが金生町暮らしでは昔の書画に触れる機会が少ないのでありがたかった。

古文書の解説を読んでいたら属しているお寺が五明院で金生町下分の長四郎と言う人物の札所めぐりのための通行手形だった。

私の一族は500年以上前から金生町下分に住みお寺は五明院だ。

もしかしてご先祖様かもしれないと思ったり昔は同じ四国を旅するのさえ許可書が要る不自由さを思った。

橋さへ政治上の理由で架けられなく雨が降ると数日も渡れなかったと知れば今の風潮で高速ができればのるのが当たり前のように物見遊山のときさへ高い高速料金を払ってただただ早く着くことが当たり前になっている世の中を考える。

金生町暮らしを始めて5年目に入りなんとなく三島、川之江、土居が合併して四国中央市になったがそれぞれの地域の特色がわかり始めてきた。

三島、川之江は製紙の産業で活発だが土居は特別な産業は無いものの文化的な意識は高いと思う。

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土居の文化に貢献した庄屋の住居跡に建てられた郷土館である暁雨館は近代設備を備えながらも純和風の木造建築だ。

平成16年1月完成の暁雨館はまだまだ木のいい香りがする。

”庭を眺めながらお茶を”と書かれていて熱いお茶の用意がされていた。

私がいた1時間ほどの間に他の見学者はいなかったが次々と土居にかかわるいい企画をしている。

金生町より20キロほどの距離にあり少し遠いが海岸線もまだあり私の素材集めの場として開拓する余地は大いにありそうだ。

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塔いろいろ

2012-09-07 22:26:01 | 日記・エッセイ・コラム

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今日は東京の仲間に送る野の花を採集に法皇スカイラインをいつもは翠波高原側から走るが今回は反対の掘切峠側から走った。

同じ道だが走る方向が反対になるだけで見えるものが違ってくる。

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法皇スカイラインは伊方原発よりの電気を送る送電線設置ののためつけられた道路でアヤメ池の貴重な自然破壊が起こっているが又違った景観も生まれている。

今回はなぜか今まで気がつかなかった送電線の鉄塔へ行く道が目に付き何個かの塔を見上げてきた。

時々関係者が点検に来るのか塔までの道は歩きやすく植物採集も楽にできる。

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同じ送電線の塔なのに形が違う。

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華やかにペイントされたのやされてないのもある。

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驚いたのは塔の支柱の途中にネズミ返しがついてたことだ。

この写真には写ってないが反対側のネズミ返しの脇に”登らないでください”と書いてあった。

ネズミ返しでなく人間返しというのか・・。

登る人もいるんだ。。

冒頭の写真は法皇スカイライン終点の翠波高原にある法皇山脈の尾根が見晴らせる展望台だ。

法皇スカイラインからは外れているが翠波高原へ来ると必ず寄る好きなポイントだ。

送電線の鉄塔を意識して見てきたからか展望台のとんがり屋根がカッコいい塔に見えた。

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写真たて(双龍)

2012-09-06 21:42:04 | アート・文化

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ノブドウのツルを採集し4個の大まかな形にまとめたのを5月の第36回野草(イエツァオ)伯方島教室にもって行きいろんな作品作りの素材として使ったのがどんな作品になるのか緊張しながらも楽しみにしていたらやっと出来上がった。

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写真立ての機能を持たすため重石もかねて石をツルやアカメガシワの皮で組み込んだ。

鵜島の海岸で拾ってきたまだ鉄筋が入ったコンクリート片も重石の役目はしてくれる。

2個の石は飾るものによって場所を移動できるように組み込まなかった。

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立てた流木の一部に鉄板を張ったのでマグネットを取り付けたツノゴマの黒い実をくっ付けた。

展覧会ではどんな作品とのコラボになるのだろう。

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ハシゴの桁用流木

2012-09-05 21:29:48 | 山小屋整備

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流木はほとんど決まった位置に打ち上げられる。

素材がほしいときはその場所へ行けばいいので簡単だが潮の満ち干を調べて行くがほしい素材が打ちあがっているかどうかはわからない。

今回は山小屋の屋根へ登るためのはしごの桁になる素材を目当てに行った。

網がかかってない左側の5個を拾ってきたが曲がっているのと短い板ははしごの桁用でなく気に入ったから拾ってきた。

必要でなくても気に入った流木が手元にあると何かの素材に使える。

網がかかっている板2枚は以前拾ってきたが今回桁として使うつもりだ。

左側の長い板にはクギが3本打ち抜かれ出っ張りに網が絡まっていた。

絡まった網が岩に絡まり引き潮でも海に流れていけず来るたび同じ位置にあったが桁に使うにはちょうどいいので網を切り持ち帰った。

一時間ほどかけてクギに絡まった網をはずすとクギに絡まっていた部分がクギ色に染まっている。

この網もいつか何かの素材になりそうだ。

今日の午前中は真夏が帰ってきたような暑さだったが午後より雨が降り涼しくなった。

何かの変わり目には激しいことが起こるようだ。

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ハシゴ作り

2012-09-04 21:21:52 | 山小屋整備

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第37回野草(イエツァオ)野外教室を開くにつき作業場となる場所を今回はどこに決めて開墾しようかと考えていたが思わぬことから山小屋の屋根へ上がるハシゴを作ることにした。

やっと涼しくなった昨日目をつけてたクヌギを2本切った。

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なるべくまっすぐであまり太くない木が山小屋近くに生えていてちょうど手前に写っている甘柿に日が当たらなくなっている。

2本切ることにより日が当たるようになれば私が金生町暮らしを始めて以来一度も実をつけたことがない柿に来年は甘柿が生る可能性もできる。

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2本切り倒した後だがもう少し整備して先日切山昌平校塾へ行ったとき教わったようにタカサゴユリのハナガラにぎっしりと詰まっている種を蒔いておこう。

まっすぐに見えた木も枝を落としてみると自然なカーブがあり

角材を買ってきてポンポン打ち付けてもハシゴにはならない気がするので流木を拾いに行くことにした。

第31回野草(イエツァオ)野外教室のときもトイレのドアを流木中心で作った。

参加者はそのドアを作品に組み込んでくれたたり展示場所に選んでくれた。

今回も作品に組み込んでもらえるようなハシゴを作りたい。

  第37回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集

日時  10月6日~8日(月 祝)

場所  畑 山田井山小屋付近

電話  0896-72-6808

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食料が素材に

2012-09-03 22:30:25 | 日記・エッセイ・コラム

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ナツメは台風と重なって思い出す果物だ。

まだ小さかったころ台風が過ぎ去ったあと落っこちたのを拾いに行くのが楽しみだった。

金生町暮らしを始めて懐かしさもあり畑へ植えたのがなり始めて2年目。

おいしい果物とは言いがたいが好きな果物だ。

去年は生食のみだったが今年は果実酒にもしたし色ずいたのから摘んで干している。

干すと明るい茶色になり甘みも増す。

干した実を細かくちぎって酢に漬け込んだ。

まろやかな味の酢になるだろう。

トウモロコシは3年目だが去年は収穫できなかった。

売られているトウモロコシより小さく甘みもさほどないがゆっくりとかみ締めて食べるのが好きだ。

まだ実が若いときベビーコーンとして食べるととてもおいしい。

金生町での野外教室が近づくと野菜や果物が食料でなく創作の素材として見えてくる

あまり実の入ってないトウモロコシやきれいな茶色のドライナツメは素材として使えば面白いと思う。

第37回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集。

日時  24年10月6日(土)~8日(日 祝)

場所  畑 ギャラリー作唯 山田井山小屋

電話  0896-72-6808

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秋につなぐジャム

2012-09-02 22:25:05 | 食・レシピ

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一昨日知り合いからたくさんのイチジクをいただいた。

猛暑続きでみずみずしさに乏しい熟れ方だがお料理上手な知り合いは皮をむいでジャムにしたそうだ。

しばらくナツカンのジャムを食べていてなにか違う果物のジャムが食べたいと思っていたので私もジャムにしたが皮もそのまま煮込んで腐り止めに梅酒の梅を少し入れた。

これで2種類のジャムを楽しめると思っていたらスイカをいただいたのに急に寒くなった。

スイカをいただいたとき”ジャムにしよう”と言ったら”スイカのジャム?”と聞かれた。

スイカはあまりジャムにはしないようだ。

いい具合に雨にうたれて皮の裂けたナツメを収穫している。

真夏に食べるスイカは一番好きな果物だが今回はナツメとジャムにすることにした。

畑で熟れたナツメは雨にあたり皮が裂けているし果物として水分が乏しいがスイカは水分の果物だ。

ゆっくりと煮詰めて3種類目の珍しいジャムができた。
夏のスイカ、秋との境目のナツメ、秋のイチジクとやっぱし季節の変わり目だ。

行く夏を思うと少し寂しい気分になっていたが次々とつないでいく豊かな秋があると思おう。

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くるりと秋

2012-09-01 22:12:57 | 日記・エッセイ・コラム

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雨音で目が覚めた。

起きると昨日までの夏を脱ぎ捨てたように秋になっている。

雨間をぬって毎月一日に開かれる切山昌平校塾へ行くと真夏を謳歌したひまわりがたっぷりの実をつけ思いっきりうなだれていた。

この形だと実が鳥に食べられる確立も少ないだろう。

まだ元気な葉は雨に濡れて輝いていた。

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会場である重要文化財真鍋家の夏でも絶やすことの無い囲炉裏の火が久びさにありがたかった。

篠原晃さんによる紀元前孔子が編纂したという中国最古の詩である詩経の講義を受けているが漢詩の解釈より中国にはその時代からの詩が残っている事実に心動かされる。

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切山昌平校塾へ通い始めて5年目になるが九月月一日にはシロバナオオバギボウシの花がいつも咲いている。

ここよりいただいて山小屋へ移植したのが根ずいているが今回はタカサゴユリの実生苗と11月に咲くスミレをいただいてきた。

タカサゴユリのハナガラにぎっしりと詰まった実を蒔くと簡単に芽吹くのを教えていただいたのも今回の大きな収穫だった。

切山昌平校塾は講義以外での学びが多いのも嬉しい。

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