虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ボードゲームで急成長♪ IQ158の4歳10ヶ月の女の子

2009-02-08 16:10:55 | IQ 小学校受験
毎月レッスンに来てくれている4歳10ヶ月の☆ちゃんが
幼稚園で『ビノー田中式知能テスト』というのを受けてきました。
するとあまりに知能が高かったので上限を超えてしまい
手で計算する部分も加えてもらうこととなり
結果はIQが158もあったそうです。

☆ちゃんはお外遊びが大好きというおてんばさん。
虹色教室に初めて来たときは、
「とにかく外が好きで、ちょっとお勉強が苦手そうな感じです」
というお母さんの言葉でした。
私は☆ちゃんが遊ぶことがとにかく大好きで
ボードゲームで喜んで遊ぶ様子を見て
今後すばらしい成長を見せてくれる子ではないかな?
と思いました。

☆ちゃんとは毎月ボードゲームや工作を存分に
楽しんでいます。
あるとき、☆ちゃんが楽々と「Aの3、Bの5」と
座標を読むので「すごいですね。☆ちゃん座標がきちんと読めますね」と
感心すると「たまごっちのボードゲームのおかげなんです。」
というお答えが返ってきました。
教室で遊んで以来、☆ちゃんが大のたまごっち好きになったので、
お家用に購入して遊んでいたらしいのです。
☆ちゃんはそうしていろんなゲームで遊ぶうちに
空間認識も言語理解も目に見えて育ってきました。

それにしてもIQ158というのはすごいですね。
虹色教室に通ってきてくれている子は
IQのテストを正式に受けた子は少ないのですが、
だいたいどの子も☆ちゃんと同じレベルの能力を持っています。
ボードゲームや工作、さまざまな遊びに没頭するうちに
どの力もバランスよく伸びていっていると思います。

遊びの力の大きさを強く実感しました。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る

小学校受験 かくれた数問題 (3歳10ヶ月☆くんのレッスンから)

2008-12-28 13:26:40 | IQ 小学校受験
今日は3歳10ヶ月の中国の男の子☆くんのレッスンでした。
☆くんは外向的で直感が優れた男の子。

ディズニーの絵柄のカードやキューブ積み木を使って
さまざまな小学校受験問題にチャレンジしてくれました。

(ディズニーの絵柄のカードについてのお問い合わせがきていますが、
残念ながら今はなかなか手に入らないようです。
シールや切抜きを貼った手作りカードか、ネットでお気に入りのイラストをダウンロードしてカードを作るとよいかもしれません。
カード以外ではジャンポンの駒などでも同じように使えます。)

かくれた数の問題は、
まず、

ドナルド ミニー プルート ドナルド ミニー プルート 
ドナルド ミニー プルート ドナルド ミニー プルート 

など決まりにそった並べ方をしてから、
数枚を裏返します。

裏を向いたカードの中に、
ミニーちゃんはいくついるでしょう?

というのが問題です。
さまざまなレベルの問題が作れて
楽しいです。

小学校受験問題は次回に続きます♪
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る



小学生の子と遊ぼう♪学ぼう♪ 7

2008-11-18 17:54:50 | IQ 小学校受験
☆くんが設計図を見ながらするブロック遊びを続けるうちに
得意になったことというのは、
非常に複雑で
表の中に整理していかないと、簡単には解けない算数の問題です。
ピグマリオンの2~3年生用の
難問にチャレンジ中です。

5名の子どもの家を出た時間と集合場所についた時間とかかった時間を
複雑な計算をしながら解いていかなければ
ならない問題をがんばって解ききりました。

大人も混乱してしまうようなややこしさに強い☆くんです♪

小学生の子と遊ぼう♪学ぼう♪ 6

2008-11-18 17:48:47 | IQ 小学校受験
小学生の遊びと学びの間に橋をかける方法をもう少し。

小1の☆くんは、ブロックを設計図どおりに組み立てる遊びに
熱心です。
お家では、プラモデルを作ったり工作したりして
よく遊んでいるようです。

そうした設計図どおりに根気よく作っていく作業のおかげで
☆くんがとても得意になったことがあります。

次回に続きます。

小学生の子と遊ぼう♪学ぼう♪ 5

2008-11-18 17:43:17 | IQ 小学校受験
ついでに小学生向けのカードゲームも写真に撮っておきました。

地理や歴史のカードや百人一首、
言葉や理科のカードなど

algo は、小学生の論理数学的能力を伸ばしてくれるすばらしいゲームです。
漢字カード
スクイント
Math smart

など。
カード類はいろんなルールで楽しんでいます。
勝ち負けのある方が好きな子
コレクションを集めるように並べて遊びたい子など
その子の個性に合わせて
遊び方を工夫すると、楽しく知識をためながら
柔軟な思考力を身につけることができますよ

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る

小学生の子と遊ぼう♪学ぼう♪ 4

2008-11-18 17:35:29 | IQ 小学校受験
ドッツについてのお問い合わせのお返事(4歳用とヨウちゃんのドッツ教室について)がまだかけていないのですが、もう少し待ってくださいね。
もし急ぎの場合は、ブログ左のカテゴリーのドッツカードの欄を探すと出てくると思います。

今日は、ちょうどゲームの棚の拭き掃除をするついでがあったので、
ついでに小学生向けのゲームをまとめて写真に撮っておきました。(別の場所にもう少しありますが)

ブロックス
フレームイット
集中力ゲーム
たまごっちの生きるみっちゲーム
UPWORDS
ピタゴラス
家庭版ジャンポン
オセロ
将棋
ラミィキューブ
タマゴッチ星ツアーゲーム
人生ゲーム
グローカルへキサイト
チケットトゥライド
数独スタジアム

です。
がついているものは特によく遊ぶゲームです。
どれも小学生にぴったりのゲームですが
遊び方を易しくして、幼児さんたちとも遊んでいます。
最初に大人がしっかりつきあってあげて、子供同士でボードゲームを出して
楽しく遊べる状態を作ってあげると、
テレビゲームをする時間等もすごく減ると思います。
にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る



小学生の子と遊ぼう♪学ぼう♪ 3

2008-11-18 17:18:40 | IQ 小学校受験
☆ちゃん作、「鏡を置くと完成する漢字はどれだ?」クイズです。
たくさん作れました。
みんなに解いてもらうのが楽しみです。

ふちなしの鏡は、100円ショップの鏡だと簡単にはがせるので
すぐ作れます。
角が危ないので、手で持つ3辺はセロテープで保護しています。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る

一万人の脳画像を解析した結果わかった「わが子の隠れた才能を見抜く方法」 2

2008-11-16 16:20:49 | IQ 小学校受験
前々回の記事の続きです♪
プレジデントFamily の2008年12月号の記事にこんな文章が載っていました。(一部要約)


親は目に見える結果から、子どもの素質や才能を判断しがちです。
絵が上手でないと、この子は絵の才能がないと思うし
楽器がうまく演奏できなければ、どうやら音楽の素質はなさそうとあきらめる。
学校の成績が悪ければ「この子は勉強に向かない」とあきらめてしまう。
しかし子どもの素質はそんなに簡単に見極められるものではありません。

情報を受け取る視覚映像系など入力系脳番地は発達しているのに
それを絵で表現する出力系の脳番地が未発達で上手に描けない子は、
いつの日か絵の才能を発揮する可能性があります。

音楽の才能も入力系の音感が優れていても、指先や口の動かし方などの
出力系脳番地が未発達ならうまく弾けないこともあります。
たとえ楽器が不得意でも、作詞作曲は得意かもしれない。

子どもの素質や才能を見極めるときは、アウトプットではなくインプット
に注目すべきです。
勉強が苦手という場合も、そのこがどんな情報を取ってきているか、
情報を五感のどこで取ってきているかを見てやって欲しいと思います。

子どもの情報の扱い方を分析すれば、素質や可能性は見えてきます。
あとは、その素質や才能が伸びるように脳環境を
整備する。

親ができるのは、現時点のアウトプットから短絡的に判断せず、
子どもが何を懸命にインプットしているのか、
どんな情報を取りに行っているのかを
よく観察すること。
そして親の過干渉で脳の成長を妨げないようにしながら、
取り入れたものを脳の中でできるだけ「迂回」させるように工夫することです。
そうしておけば前頭葉が成長して自我が育った時、
すばらしいアウトプットが出てきます。


わが子が成長する中で、
現時点のアウトプットから短絡的に判断しない

ということの大切さを何度も何度も味わったことがあります。

息子は、虹色教室通信で紹介しているようなドッツ遊び(数のゲーム)が大好きな子で、とにかく幼稚園のころは、いつもサイコロかトランプを手にして眺めたり
並べたりしていました。
が、それだけ好きでも、
アウトプットとしての効果は、
9歳頃までほとんどあらわれませんでした。
それまでは、小学校の算数も、計算ミスが多く、ゆっくり解いているため、
得意とは言いがたいものだったのです。
でも、9歳頃には、頭の中で数を自在に動かしたり、
立体を回転させたりすることはできていたようで、家では、
かなりややこしい関数や方程式を自分で考え出して、
ロールプレイングゲームを製作するゲームをしていったり、、
1~50までの足し算を関単に解く方法を考え出したりしていました。

音楽も絵も、聴くこと見ることは好きでも、
習い事はしたがらず、自分で練習もしないので、
好きなだけで少しも上達していませんでしたが、
ピアノはあるときから両手で上手に引くようになりましたし、
絵は高学年になるころには、絵の展覧会で賞をいただいたりするようになりました。

とにかく息子は自己肯定感が強い子なので、
今の自分がどうかという周囲の評価を気にせず、
(たとえビリでも)
大きな願望を抱き、好きなものを五感から
どんどん取り入れていくことができるようです。

娘も「○○ができるようになりたい」と自分の意志で言った場合、
その時点で、たとえそれが不可能に思えるようなことでも、
見たり聞いたりするときに好きだったものなら、
周囲を驚かすほど上達した…ということが何度もありました。

親自身が目に見える現時点のアウトプットに
まどわされないようにする…というのは、すごく大切だと思います。
親だって子どもの脳の中までは覗けないし、
どのような可能性を秘めた脳かわからないのですから…。

わが子達には、どんな学校を出たとか、どこに就職したかじゃなくて、
どこで何をしたとしても
自分の潜在能力をフルに発揮し続け、さらに育て続けながら、
思いっきり幸せに生きていって欲しいなぁ
と願っています。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る

一万人の脳画像を解析した結果わかった「わが子の隠れた才能を見抜く方法」 1

2008-11-15 13:23:14 | IQ 小学校受験
プレジデントFamily の2008年12月号に、

「一万人の脳画像を解析した結果を公表」
頭の良し悪しはどこで決まるか

という興味深い特集がくんであって、
さっそく購入してきました。(本に関しては、財布のひもがゆるいです~)

脳をさまざまな部分に区切って番号をつけた「脳番地」なる
図が載っていました。

4番、6番 運動系脳番地
3番    感覚系脳番地
39番、40番 超前頭野
9番、10番、11番  超前頭野
44番、45番 言語系脳番地
41番、42番 聴覚系脳番地
20番、37番、38番  超側頭野
17番、18番、19番  視覚系脳番地

幼児がぺらぺらおしゃべりしたり、字を覚えたり足し算ができたりすると、
周囲は「頭が良い子」と期待してしまいますが、
学校での成績では一喜一憂させられる事が多いようです。

本当に賢い子は「迂回脳」を持っているのだそうで、
それは計算力だけ、言語脳だけを鍛えるのでは
育っていかないようです。

暗算が得意なら前頭野の10番や右脳頭頂部の6番、
思考系脳番地の39,40番などが発達しているそうです。
美術や音楽が得意な子は、
視覚や聴覚といった感覚系の脳番地にくわえ、感情系の脳番地が発達しているそうです。

「脳の学校」代表 加藤俊徳先生は、↓のようにおっしゃっています。

個々の番地だけが発達している子は、テストの点が良くても心配です。
むしろ、いろいろな番地が上手くつながって、脳全体で
考えられる子のほうが
賢いと私は考えます。そして子どもの脳の育成にとって
最も大事なことは、なるべくいろいろな脳番地を
迂回して使えるようにすることだと思います。

本当に頭の回転の速い人、脳がうまく使える人は、
決まった答がない場合にも、
自分なりの答を見つけ出します。
言語系脳番地だけではなく、指を折ったり絵を描いたりして、
運動系や視覚系にシフトしたり、
感覚系や記憶系に飛ばして、発想を自由に広げることができる。
行き詰ったときに、いろいろな番地を迂回しながら、知識や体験を照らして、
自分の答を探し出せる。
それが「迂回脳」です。

虹色教室では、絵を描く、工作する、積み木を組む、身体で表現する、
実験する、ゲームする、ごっこ遊びをする、劇をする、暗唱する、記憶遊びをする、文章を創作する、科学館や博物館に行く、劇や音楽会に行く、ワークに取り組む、数学的パズルに取り組む、外国語に親しむ、料理をする、電子工作、検定、読書
など、子どもたちがが喜んで取り組めそうなさまざまなチャレンジを
用意して、それらが子どもにとって心地よい体験となるように
支援しています。
障害がある子も障害がない子も、同じようにそうしたさまざまな体験を通して
成長します。
学校の成績だけにしか興味のない親御さんには、
子どもの興味や関心にそって、体験の幅を広げていく教育は、
遠回りに思えるかもしれません。
しかし、本当の意味で賢い子を育てようと思うと、そうした遠回りこそが、一番の近道なのかもしれません。

それで、タイトルの「わが子の隠れた才能を見抜く方法」 …ですが、
長くなってしまったので、次回に紹介させていただきますね。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ



web拍手を送る