子どもの性格のタイプについてくわしく教えてください
というメールをいただきました。
ユングのタイプ論については、もうひとつのブログで何度か記事にしています。
ネットの「荒らし」にあっていた時期なので、
コメント欄が見苦しいですが、よかったら見てくださいね。
☆ トラブルに巻き込まれたら…??(2) 私の場合
☆ どうして親子関係がうまくいかないんでしょう?
上のリンク先の記事でも書きましたが、私はおそらく内向直感型の思考寄りのタイプだと思われます。
それぞれが生まれ持っている性格のタイプって、親の影響でも環境の影響でもなく、
独自の趣味とか考え方とかが、
自分の内面からずいぶん早い時期からはっきり現われてくるので
不思議です。
ユングによるとこうした心理学的類型の基本的な性質は、
生物学レベルでの類似点があるのだそうです…
私は子ども時代とても本好きの子でした。
多くの子が好みそうな一般的な児童書もたくさん読みましたが、
その中でも自分の心に響いて何度も何度も読み返したものは、
今思い返すと内向直感型の思考寄りの人が書いたと思われる本ばかりでした。
『ムギと王様』というエリナ・ファージョンの童話や
ヘッセの『デミアン』アイザック・シンガーの『お話を運んだ馬』など…。
エンデの『はてしない物語』やル・グウィンの『ゲド戦記』や
マーガレットマーヒーやマリア・グリーぺのお話も大好きでした。
映画でしたら『ミツバチのささやき』に惹きつけられました。
この本や映画の好みで、大人になるまで自分と同じような人に出会わず、
ちょっと変わり者な好みなのか…と考えていたら、
最近、宮崎駿(はやお)氏のプロフィールで、
私が好きだったものの羅列を目にしました。
映画作品の中に込められたメッセージ性からしても
おそらく宮崎氏も内向直感型の方ではないかな?と思っています。
子ども時代は、誰と共感することなく自分だけが好きでたまらない…という
作家や詩人、映画作品が多々ありましたが、
大人になって、意気投合した方々についてよく知っていくと
好きなものがそっくり同じ!!という場面によく出くわします。
それと、私と同じタイプだろうな…と思われる息子が、
最近急に読書に目覚めて、すごく「私の好き」の近い所をついて
『哲学の冒険』などの、
本を選んでくるのを見ると、(小学生の頃までは、あまり読書していなかったのに…)
こうした好みって、読むように勧められなくても
自分の性格タイプの成長にともなってでてくるんだなと感じました。
ちなみに娘は内向型か外向型かわかりにくい
自分の内面に目を向けながら考えを進めるけれど、
その視線とエネルギーは外界に向いている子です。
私や息子と同じように直感はよく働くけれども,
直感がきく対象はまったく異なります。
ビジネスチャンスや世の中の流行の流れや
友達関係の空気を読むことなどに長けています。
直感型の私は「感覚」にはすごくうとくて、
社会人としてしゃきっと一本筋が通ったところがないのですが…
娘は私にはない確かな「感覚」を持っています。
また、幼いときから「感情」を手玉にとっている様子で、
気持ちのぶれに惑わされることなく、
優しくするところでは愛情深くし、
客観的に眺める場面では、落ち着き払ってその場に応じた対応ができます。
そんなところを考えると、
外向型の感情型の子なのか、内向型の直感型の感情や感覚の面に強い子なのか、
いまひとつよくわかりません。
ただ私や息子とは、内面も嗜好も能力もずいぶんちがう
のがわかります。
こうしたタイプについて考えるのは、
面白いだけでなくて、
子どもの教育にもとても役立ちます。
1歳、2歳の子にも内向か外向かの違いは見受けられ、
幼稚園までには主機能の発達がわかるのがふつうなのだそうです。
もし子どもが自分とちがうタイプだった場合、
性質をゆがめたり抑圧したりしないように注意しなくてはなりません。
同じタイプだった場合、
自分と子の機能の問題点に気づけないことも多いので、
タイプについて学んで足りない部分を補っていく必要が
あると思います。
写真は去年、地域のイベントで作った中途半端に巨大な工作物なんですが…
これら以外に子どもが数人乗れるトトロバスや1人乗りトーマスも作りました…
「これ、だれが作ったの??」と噂になってたそうです。
それで、今日になって突然、子育て支援をされている方から電話があって、
「大きいもの工作」を教えにいくことになりました。
何を作ろうか、ちょっと楽しみにしています。
web拍手を送る
というメールをいただきました。
ユングのタイプ論については、もうひとつのブログで何度か記事にしています。
ネットの「荒らし」にあっていた時期なので、
コメント欄が見苦しいですが、よかったら見てくださいね。
☆ トラブルに巻き込まれたら…??(2) 私の場合
☆ どうして親子関係がうまくいかないんでしょう?
上のリンク先の記事でも書きましたが、私はおそらく内向直感型の思考寄りのタイプだと思われます。
それぞれが生まれ持っている性格のタイプって、親の影響でも環境の影響でもなく、
独自の趣味とか考え方とかが、
自分の内面からずいぶん早い時期からはっきり現われてくるので
不思議です。
ユングによるとこうした心理学的類型の基本的な性質は、
生物学レベルでの類似点があるのだそうです…
私は子ども時代とても本好きの子でした。
多くの子が好みそうな一般的な児童書もたくさん読みましたが、
その中でも自分の心に響いて何度も何度も読み返したものは、
今思い返すと内向直感型の思考寄りの人が書いたと思われる本ばかりでした。
『ムギと王様』というエリナ・ファージョンの童話や
ヘッセの『デミアン』アイザック・シンガーの『お話を運んだ馬』など…。
エンデの『はてしない物語』やル・グウィンの『ゲド戦記』や
マーガレットマーヒーやマリア・グリーぺのお話も大好きでした。
映画でしたら『ミツバチのささやき』に惹きつけられました。
この本や映画の好みで、大人になるまで自分と同じような人に出会わず、
ちょっと変わり者な好みなのか…と考えていたら、
最近、宮崎駿(はやお)氏のプロフィールで、
私が好きだったものの羅列を目にしました。
映画作品の中に込められたメッセージ性からしても
おそらく宮崎氏も内向直感型の方ではないかな?と思っています。
子ども時代は、誰と共感することなく自分だけが好きでたまらない…という
作家や詩人、映画作品が多々ありましたが、
大人になって、意気投合した方々についてよく知っていくと
好きなものがそっくり同じ!!という場面によく出くわします。
それと、私と同じタイプだろうな…と思われる息子が、
最近急に読書に目覚めて、すごく「私の好き」の近い所をついて
『哲学の冒険』などの、
本を選んでくるのを見ると、(小学生の頃までは、あまり読書していなかったのに…)
こうした好みって、読むように勧められなくても
自分の性格タイプの成長にともなってでてくるんだなと感じました。
ちなみに娘は内向型か外向型かわかりにくい
自分の内面に目を向けながら考えを進めるけれど、
その視線とエネルギーは外界に向いている子です。
私や息子と同じように直感はよく働くけれども,
直感がきく対象はまったく異なります。
ビジネスチャンスや世の中の流行の流れや
友達関係の空気を読むことなどに長けています。
直感型の私は「感覚」にはすごくうとくて、
社会人としてしゃきっと一本筋が通ったところがないのですが…
娘は私にはない確かな「感覚」を持っています。
また、幼いときから「感情」を手玉にとっている様子で、
気持ちのぶれに惑わされることなく、
優しくするところでは愛情深くし、
客観的に眺める場面では、落ち着き払ってその場に応じた対応ができます。
そんなところを考えると、
外向型の感情型の子なのか、内向型の直感型の感情や感覚の面に強い子なのか、
いまひとつよくわかりません。
ただ私や息子とは、内面も嗜好も能力もずいぶんちがう
のがわかります。
こうしたタイプについて考えるのは、
面白いだけでなくて、
子どもの教育にもとても役立ちます。
1歳、2歳の子にも内向か外向かの違いは見受けられ、
幼稚園までには主機能の発達がわかるのがふつうなのだそうです。
もし子どもが自分とちがうタイプだった場合、
性質をゆがめたり抑圧したりしないように注意しなくてはなりません。
同じタイプだった場合、
自分と子の機能の問題点に気づけないことも多いので、
タイプについて学んで足りない部分を補っていく必要が
あると思います。
写真は去年、地域のイベントで作った中途半端に巨大な工作物なんですが…
これら以外に子どもが数人乗れるトトロバスや1人乗りトーマスも作りました…
「これ、だれが作ったの??」と噂になってたそうです。
それで、今日になって突然、子育て支援をされている方から電話があって、
「大きいもの工作」を教えにいくことになりました。
何を作ろうか、ちょっと楽しみにしています。
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世の中も家庭もブログも平和が一番ですね(笑)
うちの息子は私と違ってめちゃめちゃ外向的ですよ~♪
ときどき、知らない人にもドキッとするような接近戦をしますが、抑圧しないように気をつけます(汗)
MI理論の本も一度借りたのですが、読むのに挫折しました(汗)
本を読むのは主に通勤中とお昼休みなんで、大きい本は難しくて・・・
先生のお話を参考にさせてもらうのが一番ですね(笑)