小学3年生の★ちゃん、☆ちゃん、4年生の●ちゃんの
3人の女の子たちのレッスンで、
小さな小さなかき氷作りをきっかけに、ごっこ遊びの世界がどんどん広がっていました。
ごっこ遊びは幼児のものと思われるかもしれませんが、
小学生にとっても楽しく、かつさまざまな能力を向上させてくれる遊びです。
小さな小さなかき氷作り……というのは、上の写真(写真は、別のレッスンのものです)の
てのひらに収まるサイズのかき氷機械に砕いた小さな氷を入れて
ミニミニサイズのかき氷を作る遊びです。
この遊びの後で、子どもたちは「プールを作って、ハムスターを敷き詰めて遊ぼう」という
話でまとまっていました。
作っていたのはこんなプール。
プールができたところで、「水着に着替える場所がいる!」と言って、
家を設置。
最初は、ピンクの大きい家が女の子の脱衣所、赤が男の子の脱衣所ということに
していたようですが、
「これだと着替えているところをのぞかれるから……」という意見が飛び交って、
ピンクと赤の家はふたつとも
「おんなの子のへや(脱衣所)」ということになっていました。
そして、男の子の脱衣所は……。
そんなわけで、脱衣所が決まったとたん、子どもたちは次に何をしようかと
考え込んでいました。
そこで、最初に遊んでいたかき氷のことを思い出した☆ちゃんが、
「プールで売っているかき氷を作ろう」と言いだしました。
「かき氷やさんをしよう!」と決まってから、3人が手分けして
材料集めて、機械とチケットを作っていました。
「こんなことしよう」「あんな風にしよう」と自由にアイデアを出しあって
協力して遊びを作り上げていく姿を見るのは
とてもうれしいです。
箱の上に設置したじょうごに綿を入れると
下の皿にたまります。
大量のかき氷券は、1枚1枚手作りです。
ハムスターが券を手にかき氷屋に並んでいるところらしい。
こういう熱意……小学生ならでは……!?
この日の学習は、サピックスのぴぐまりおんの応用問題でした。
長文の読解を苦手としていた☆ちゃんが、
複雑で長い文章問題を
全部自力で解ききってびっくりしました。
そういえば、遊びの場でも
お友だちと協調しながら遊ぶのがとても上手になっていました。
遊びの世界が豊かになってきたから、勉強でもしっかりと
頭が使えるようになってきたのか、
勉強でがんばれるようになってきたから、
遊ぶのも上手になってきたのか、
きっとそれらの相乗効果なのでしょうが、
子どもが成長していく姿を見るのはとてもうれしいです。