虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

100円ショップでいいもの見~つけた!!

2007-10-13 15:59:16 | 100均グッズで学ぶ
実は数日前 コーナンに人工芝風マット
(ゴルフの練習で見たことがあるのでは?)
を買いにいきました。
ブログでお知り合いになったニコさん家の
オトくんとアニくんのジオラマ作りの材料です。

と そこで あるものに目が釘付けになってしまいました。
両面使えるマグネットボードで
下を少し開くと 立つ仕掛けになっています。
4980円という値段と
サイズが大きめなので邪魔になるかなぁ?
角が赤ちゃんにぶつかったら 危ないんじゃないか?
という心配…はあったものの
とっても魅力的で
後ろ髪引かれる思いで
芝マットを購入して帰りました。

そして今日 ふらりと立ち寄った100円ショップで
写真のスチール製のボードを見つけました。
注!100円ショップのホワイトボードの中には
マグネットがつかないものや ボードが反ってくるものがあります。)

100円ショップに置いてあるものの
値段は300円
とてもしっかりしたつくりで
画用紙の八つ切りより少し大きめ。
4隅に穴が空いていて 「ひも」も付いていました。

これ!これ!」
と喜んで 強度を確かめてから2枚購入!
ついでに赤いマグネット12個100円も2セット購入。

帰宅次第 5分で 写真のものを作りました。
(付属の白いひもは ありがたかったです)
欲しかったマグネットボードそっくりの形で
手ごろなサイズ。
これなら
向かい合って
問題を出し合って遊んだり
ドッツ遊びのバリエーションを増やしたりできそうです。

私にしては600円の教材は高めですが ずっと使えそうで大満足
いい買い物ができました。

白いひもを結んだあとで セロテープを巻いておくと
ほどけてこないですよ。

ちょっと余計な話ですが
子どものおかげで 
最近の流行語をよく耳にします。
娘によると
うちのオカメインコのカーコちゃんは「萌え系」
セキセイインコのラブちゃんは「オラニャン系」
セキセイインコのチェリーちゃんは「ツンデレ系」
らしいです。
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計算が楽しくなる アドベント カレンダー

2007-10-11 17:14:01 | 記事のまとめ(リンク)
10月も半ば
あちらこちらで
クリスマスグッズを見かけるようになりました。

クリスマスまでのワクワク感を盛り上げていくグッズとして
「アドベントカレンダー」があります。
1から25までの 数字が書いてあって
12月になったら
毎日 ひとつずつ ふたを開けて
中のプレゼントを取り出していくグッズです。

もし これをいただいたり 購入することがあったら
ぜひ捨てずに取っておいて欲しいのです。

計算をするのが とっても楽しくなる
教材として使えます。

遊び方は
アドベントカレンダーに 写真のようにチップ(かわいいビーズでもOK)
を隠します。
大人が問題を出して
子どもが答えます。
その時 答えと同じ数字が書いてあるドアを開いて
チップが入っていたらゲットできます。

まだ2ケタの計算がむずかしい子には
10+1= 10+2= 10+3=
といった2ケタの易しい問題を出します。

子どもに自由に計算問題を作らせて
答えの書いてあるドアを開けます。
チップがゲットできるかな?

こうして 口頭で計算遊びをしていると
プリントでの計算練習も嫌がらなくなりますよ。

写真の私が買ったアドベントカレンダーは値段が安かったので
チョコレートがむき出しで入っていました。
洗わなくちゃならなかったし 匂いも…
もし購入する時は よく確かめてから買ってくださいね。

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100円グッズで 小学校受験問題にトライ!(8)

2007-10-10 15:24:03 | IQ 小学校受験
100円ショップで動物や植物の「図鑑カード」を
見かけた方…たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

そして すでに購入している!!という方も
いらっしゃるかと思います。

このカード ただ子どもに見せるだけでは
中途半端なカードです。
乳児向けには小さいし
幼児には 裏の文字が小さすぎるし…
[数回遊んでしまいこんでしまった]
という話をよく聞きます。

そこで このカードを使って
小学校受験問題にトライ!する方法を紹介しますね。

まず植物 動物 魚…などのカードのセットを
2種類用意します。
それらを混ぜて 
「動物の仲間と魚の仲間にわけてね。」という
問題を出します。

こうした種類を分類する問題は
小学校受験問題によく出ます。
魚とイルカのイラストから
仲間はずれを探す問題もありました。

そうした加えたいなぁ…と思う動物は
幼児雑誌などから 動物の写真を切り抜いて
オリジナルカードを作ってくださいね。
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0歳8ヶ月 ☆くんの親子レッスンから

2007-10-07 17:08:50 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
☆くんは0歳8ヶ月。
今日の親子レッスンの生徒です。

お家で お父さんにドッツカードを見せてもらっていたのだけど
「興味がない
というお話でした。

教室で いろんな遊びを体験してもらったところ
現在は
目で見る刺激より
耳から入る刺激を喜ぶ様子でした。

そこで ドッツ遊びをする際も
音を楽しめるよう 工夫をしてはどうでしょう?
と提案してみました。

具体的な方法は…
ドッツカードに無地のタオルで覆い
めくる時に 鈴やプープーいう音がするように
します。

木製のオモチャの苺は
触ると心地よい音がするので
それを目の前に置きながら 「実物を使ったドッツ遊び」

カスタネットやタンバリンなどで
数回音を聞かせる
「音によるドッツ遊び」

耳から…とは別ですが
☆くんは男の子なので ミニカーをドッツカードの方向に すべらせてから 
ドッツカードにタッチする遊びもしました。

写真は☆くんと
「木のお家」で遊んでいるところです。
この木のお家…実は100円ショップのハムスターのお家です。
シンプルで屋根がはずれるので
いろんな学習の場面で大活躍しています。

☆くんとは お家にお人形を入れて
「いないね~あっ2人いた~!!」と
「数遊び」「はずす」「蓋(屋根)をしめる」のトレーニング。


☆くんのお父さんお母さんには
簡単な「ベビーサイン」を学んでもらいました。
ベビーサインは まだおしゃべりが出来ない子と
身振りでコミュニケーションする方法です。

ベビーサインを使っておしゃべりするようにすると
言葉を話す前の赤ちゃんの心がよくわかるだけでなく
言葉の発達もずいぶん早くなるようです。

前回 紹介したモンテッソーリ教具も もちろんしてもらいました。

けれど 音に敏感な☆くんは
私がもうひとつ作っておいた
「箱の中からじゃらじゃらクリスマス用の
音の出る飾りひもが出てくる教具」の方が楽しかったようです。
夢中で何度も遊んでいました。

☆くん用のパズル。絵あわせ。絵本。
などで遊んでもらい
2時間が あっという間に 過ぎました。

親子レッスン
幼児教育は
親が一方的に子どもに押し付けるものではなく
子どもの「やりたい!知りたい!学びたい!」を汲み取って
親子で楽しみながら続けていくもの
ということを
実際に体験して学んでもらうために 開いています。
興味のある方は
ぜひ メールをくださいね 


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100円グッズで モンテッソーリ♪

2007-10-06 13:51:20 | 100均グッズで学ぶ
週末の親子レッスンのために
ダイソー(100円ショップ)へ行っきました。

お目当ては
モンテッソーリの「ひもを引っぱる」と「棒を差し込む」教具を
0歳児向けに
安全に遊べる素材で作りたかったからです。
モンテッソーリの教具は
「肉体的なエネルギー」と
「知性や意志の力」といったエネルギーの統合を
助けてくれます。

この「統合」が上手くいかない子は 
落ち着きがなかったり 無気力だったりします
集中して全力で 目の前の課題にあたれません。
ですから 0歳児から ぜひモンテッソーリ教具を…と100均に
繰り出したわけです
モンテッソーリ教育は素材感にも
こだわるので
本当なら ガラス瓶にひもを入れてあげて引っぱらせるのが
一番なはず…


でも「投げる」「落とす」が心配な月齢の子には
ちょっと与える勇気が…ありません
そこで 中身が見えるけど
軽くて安全なプラスチックの容器を
探しにいったのです。

写真は 台所用品コーナーで見つけた
「いろいろ調理セット」
じょうごと絞り器がセットで
もちろん100円。

さっそく 写真右の「ひもを引っぱる教具」を作りました。
ひもは危険なので 始まりと終わりに
髪ゴムを結んで はずれなくしています。
「取って」を輪ゴムでしっかりとめると
はずれません

ついでに ストロー2種類
「太めで+柔らか」と
「曲がる+絵がついてる」(どちらも100円)
を手ごろなサイズに切りそろえて
「穴に棒を入れる教具」を作りました。

思った以上の収穫!!

やっぱり100均あなどれません
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「好き」を 特技に♪

2007-10-05 18:28:36 | 教育論 読者の方からのQ&A
「よい環境って どんな環境?」の記事に
にたくさんのコメントをいただきました。
ありがとうございます。

その中で 親側から与えるものを 20パーセント
子どもの中から生れてくるものを 80パーセント

と書きましたが もう少し具体的にその話を書きたいと思います。

小学校時代 息子はTVゲームが大好きでした。
ちょうど「ゲーム脳」の問題が騒がれていた時期で
私も息子がゲームに熱中しすぎることが気がかりでした。

ただですらマイペースな息子が
学校の宿題もそっちのけで ゲームに興じる姿には
頭を抱えました.

けれど 安易に
ゲームを取り上げてしまったら
[やりたいこと]を自分の力で我慢したり
[義務]と[自分のしたいこと]を てんびんにかけてバランスを取っていく…
というメンタル面の力が学べません

(最初から「ない」もの 我慢のしようがありませんから…。)
それに
息子の「大好き」を 親の価値観で取り上げるのは嫌でした。

そこで話し合いを持ちながら 
息子のゲーム好きを応援することにしました
こうして息子の大好きは
どんどん進化して
「パソコン」への興味となり
「プログラミング」への興味となり
「難解な数学の問題」の世界への興味へと広がっていきました。

写真は 現在の息子の本棚の一部です。
おこずかいで買った
親の私にはちんぷんかんぷんな本の数々。
精神的にも大人びてきました。
(最近になって本腰を入れて勉強し始めた息子は
見たいテレビやマンガは いったん脇に置いておけるように…。)

本当言うと この「ゲーム」
親の権限で取り上げてしまおうか…と思ったときもあったのです。
でも そうしていたら 
息子は自分の得意な分野に磨きをかけることも
気づくことすらできなかったでしょう。
やっぱり親の出番は 20パーセントでいいようです。

虹色教室でも
それぞれの子の「好き」が現れるときは
親にとって「困った」であることが多いです。

赤ちゃんのいたずら。
毎日が「虫」100パーセント。
自由な作品が作って欲しいのに 説明書どおり作るブロックが好き!
「絵」を描くより 「塗り絵」が好き!
マンガに夢中。
お笑い番組が好きで ふざけてばかり…。

ただ どれも 
「勉強好き」より「虫好き」が下。
「絵」より「塗り絵」が下。
「本」より「マンガ」が下。

など 親が安易に評価してしまうと
子どもが「好き」を通して
発見しようとしている
その子 「個人の資質と才能」を 
見出す前から 枯らせてしまうかもしれません。

たとえば マンガ好きな子というのは
絵から瞬時に多くの情報を読み取ることが上手ですから
マンガで描いてある歴史の本や 
写真の多い資料集だと
どんどん覚えます。

図ごと記憶するものだと 
読書家の子より
ずっと覚えがいいようです。

また 数学の図形問題や 理科の生物なども得意です。

「マンガ好き」を大切にしてあげながら
その世界をより高度なものへ
広げてあげる方が
マンガを禁止したり バカにするより
ずっといいですよね。

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良い環境って どんな環境?

2007-10-03 16:39:51 | 教育論 読者の方からのQ&A
子どもにとって「良い環境」といえば
自然にめぐまれた土地や
優れた本と
質の良いオモチャ
語学や科学が身近にあって
優しい両親
両親はスポーツにつきあってくれて…
教師としての能力も持っていて…
お家ではTVやテレビゲームはなし。
などなど
思い浮かべる方は多いと思いのではないでしょうか?

最近は 子どもの知能の発達に良いというグッズや情報が
あふれています。
何を選ぼう どう接したらよいのか…???
と迷ってしまうお母さんお父さんは
多いと思います。

私が 子どもにとって最も良い環境だと考えるのは
子どもの「個」としての存在が
大きく感じられる家です。
親の与えたいものと
子どもの中から生じてくるもののバランスが
2対8くらいで
ちょっと雑多で 無駄が多いくらいが
その子にしかない潜在能力を存分に膨らませる余白のある
よい環境なんじゃないかなぁ?
と思えるのです。

親が完璧な環境づくりに励みすぎると
子どもが今 「面白い!」と感じている物など
ちゃちな くだらないものに見えてしまって
子どもが自分の感覚に 自信が持てなくなってしまいますよね。
それに親が 子どもの存在以上に 物へ関心を抱くのだけは避けたいものです。

子どもが興味を持つものは
それが石拾いでも
マンガでも
キャラクターグッズでも
だじゃれでも
その子の「個人の才能」という原石が
隠れているはずです。

うちの娘は小学生の頃
「マンガ」と「キャラクターグッズ」が とても好きでした。
マンガを読むことや
キャラクター選びをする際
それを家族の中で大切に扱ってもらい
どこが面白いと感じるのか 
これからヒットすると思うマンガやキャラクターはどんなものか…等
自由に語れるようにしていたところ

相手の心理や ニーズを読み取ること
デザインのセンス

を特意とする 娘の才能に磨きがかかりました。
雑誌の編集者になりたい!という夢にもつながったようです。
現在は 読書や語学の学習に目覚めた娘の本棚に
マンガはあまりありませんが…。

もちろん 子ども側からのもの100パーセントでは
子どもが自分の興味を発見するチャンスが
ありません。

数学や科学 語学 物を作ること
自然の中で駆け回ること
本を読むこと 科学館や博物館に出かけること
創造的なオモチャ…
そうした質の良い環境を与えつつ…

やっぱり親の与えたいものは
20パーセントにとどめ
残りの80パーセントは その子をよく観察し
よく話を聞いてあげるようにすると…

3ヶ月の赤ちゃんでも
その子にしかない興味や関心が ちゃんとあって
それを親に十分汲んでもらい
外に表現したがっていることが
見えてきますよ。
 
左 娘2歳前後カメラを向けられて緊張! 右 息子1歳前後

1歳10ヶ月 ☆ちゃんのレッスンから

2007-10-03 14:19:05 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
☆ちゃんは1歳10ヶ月。
虹色教室に通い始めたばかりの女の子です。

今 一番 関心があるのは
いすに腰掛けることと
ぬいぐるみのお口に「ハイどーぞ」をすること。

そこで レッスンでは
このふたつの遊びを 知能の発達や
感覚を統合していくトレーニングにつながるように
発展させることにしました。

写真は 小さなお人形用のいすに マスコット人形を座らせている
ところです。
数の「1対1対応」を学ぶこと
「つまむ」「そっと置く」が学習テーマです。

次回には ☆ちゃんサイズのいすを 3脚用意して
バス遊びをしながら
「前」「真ん中」「後ろ」
「1番目」「2番目」「3番目」を学ぶつもりです。

☆ちゃんが お人形に食べさせる遊びをする時に
数えたりや分類したりする遊びにも発展するように
シンプルな小皿(4枚100円のプラスチックの白い小皿)
を数枚。
たくさんのいちご(木製のおもちゃ)
を準備しました。

赤ちゃんは 小皿に同じ形のものが 同じ数ずつ入っていることや
小皿の中の数が 1づつ増えているという事実に
敏感です。
遊ぶうちに
数え方から
6個を3皿に分けると 2ずつになる…
といったことまでを 直感的に理解していきます。

コツは 口で教えるのは控えて
何度も同じテーマの経験を積ませることです。
つまり 何度も 見せてあげることですね。
赤ちゃんが遊んでいる時 できるだけつきあってあげることです。

1歳10ヶ月といえば 言葉がどんどん増えていく時期です。

メイシーちゃんのおうち」というポップアップ絵本で
2語文を使うよう意識して 遊びました。

言葉の発達をうながすのに図鑑絵本もいいのですが
どうしても単語を覚えて終わりがちです。
実際にお人形を動かしながら
「冷蔵庫を開ける」「時計を見る」「トイレに行く」
「ベッドで寝る」といった2語文を聞いて使うのは
この時期の子にピッタリのトレーニングです

☆ちゃんは これらとは別に 同じ絵の物をあわせる練習
「シールを貼る はがす」
「細い棒を細い穴に入れる」
「せんたくばさみをはずす」指先のトレーニング。

かけざんの2の段を 歌って覚える
(かなり ノリノリでした)をして 帰りました。

どれも お家でできることばかりです。
よかったら 試してみてくださいね

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100円グッズのカラーボールで IQアップ♪

2007-10-02 11:52:42 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
100円ショップで ひとふくろ100円で売っている
カラーボール。
1つ100円のバケツと組み合わせると
優れた知育玩具になります。

それでは月齢別の遊び方を紹介しますね。
バケツの取ってをはずして 色をシンプルにしてください。


7ヶ月~1歳5ヶ月。

レベル1 色と数

バケツの中に カラーボールを入れて遊びます。
遊びながら 色や数について 教えていきます。

レベル2 分類

赤 青 黄色 緑のバケツに
同じ色のボールを入れていく遊びをします。
間違えた時は そっと赤ボ-ルは赤のバケツに入れてみせて
気づきをうながします。

1歳2ヶ月~2歳
上のゲームもしながら…

レベル1 手の動きと数のトレーニング 

少し離れたバケツに
ボールを投げ入れます。
後で いっしょにボールの数を数えます。

レベル2 記憶力トレーニング

いくつかのバケツを逆さまにして
ぬいぐるみをそのひとつに隠します。
赤ちゃんに どこに入っているのか当てさせます。
(初めは 全て あけてみるでしょうが
だんだんコツがつかめてきます。)

レベル3 直感と色の学習

1つのバケツにボールをいくつか入れ
タオル等で隠します。
手を突っ込んで1つ取り出し
出てきたボールの色を言います。

レベル4
ボールを使って 簡単な足し算を教えます。
確認はしません。教えるだけで すぐおしまいにします。

2歳~3歳 単位の学習

ボールを投げ入れる時
「1メートルさがってね。」とか
「赤に入ったら 1点!」といったルールを加えます。

ボールを使ってたしざん ひきざん を教えます。
転がす 投げる ぶつける 落とす ほおる わたす 持ってくる
といった言葉を 遊びながら教えます。

3~5歳 複雑な算数の世界

バケツごとに得点を決めて
計算しながら遊びます。
玉入れ ボーリングといった遊びを工夫します。
簡単な得点表に書き込む練習も始めます。

写真のような ランチプレート(3枚100円)で
お受験問題を考えさせます。
同じ位置に 同じ色が置けるかな?
ブロックでも 問題は作れます。

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番外 白い紙と えんぴつと…

2007-10-01 15:01:58 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
「うちの子ネタ」に登場することの多い…息子。

では 娘は…?
とお思いの方もいますよね。
それが 女の子って 男の子の何倍も鋭いので
へたなことを書けないんですよ。

幼稚園の時から
「この香りつきティッシュ お友達のと交換したいけど
ちょっと当たり前の柄だから (ノリで)交換した後でがっかりされたら困るし…。」
とプチ大人な 悩みを口にしていた娘。

そんな娘のプライバシー…(恐ろしくて)軽々しく侵害できません

なら 息子なら良いのか…?と疑問は残りますが
おそらく「ウィニー女!」と文句をつけつつ 笑って許してくれるでしょう。

息子が小3の時 とても印象に残る母息子バトルをしたことがあります。
その出来事 今日の私にまで大きく影響しています。

息子は 小さい時から あまり手のかからない子で
私がしつけを手抜きしていたこともあって
小3のそれまで「強く叱る」とか「親子でぶつかり合う」ということは
ほとんどありませんでした。

当時 我が家には 近所の紙工場からいただいた
コピー用紙より薄いB5サイズくらいの紙が
大量にありました。
学校から帰ったら その紙で工作をするのが
息子の日課でした。
息子は その紙を使って 作らないものはないほど何でも作っていて
遊園地に行けば 見てきたジェットコースターを作り
ボードゲーム(人生ゲーム)を買えば それ真似てオリジナルの
人生ゲームをつくっていました。

学校で作って来た作品も
紙製のたこやきやさん。
お店の前のガチャポンが レバーをひねれば中身が出てくる仕掛けまで
紙でこしらえていてびっくり

そんな息子の 文化発表会での出来事です。

講堂いっぱいに 各学年の絵や工作物が飾られる日とあって
数日前から 息子のテンションは上がり気味でした。

「ぼくは 海賊船を作ったんだ。」息子はうれしそうに
その舟に取り付けた仕掛けの説明をしてから
「ぼくが 海賊船を作っていたら 他の子たちも作り始めたんだよ。」と誇らしそうに付け足していました。

文化発表会当日。
 私は 一番に 息子の海賊船が飾られている……というコーナーに
向かいました。
とても楽しみにしていたのです。

が 息子の作品を 一目見た私は
いささか拍子抜けしてしましました
息子の海賊船は 他の何台かの海賊船といっしょに
飾られていました。
どの子の作品も きれいな色画用紙やカラーテープで装飾され
絵の具でていねいに塗られていました。

そして息子の自信作は…というと
家で毎日作る工作と同じで
白い紙で 雑に作られていて
(おそらく各所に工夫は凝らされているのでしょうが)
パッと見たところ かなり見劣りするのです。
娘ならば 見る人のことも頭に描いて 
適切な素材選びをしただろうに
…とも考えました。

その晩
私は 息子にちょっとしたアドバイスをするつもりでした。
作品を作るときは
第三者の目で眺めてみること
より良い作品に仕上げるためには材料選びも大事であること
の2点を説明しました。

が その日は
日ごろ素直な息子から
妙に反抗的で 頑固な態度がかえってきました。
そこで 私も ついしつこく
「いつも白い紙でばかり作っているけど
壊れやすいし 見た目がもうひとつでしょ。
めんどくさがらずに 
いろんな材料を試してみたらどう?」
と言い足しました。

とそのとたん 息子がこれまで見たことないほど
激しく感情を高ぶらせて 叫んだのです。
「ぼくは ぼくは…機械みたいなものも
本もゲームも建物も…
同じ1枚の紙から作っていくところが
すごく好きなんだ!
おんなじ<ひとつ>から
たくさんのものができること…
白い紙で 何でも作るからこそ すごい!!って
思っているんだよ!」

その言葉をぶつけられて
私も かつては「白い紙とえんぴつ」さえあれば
詩を書き 文章を書き 絵を描いて楽しめていたことに
気がつきました。
それが いつの間にか 情報過多になり
道具や物にこだわって 
かえって不自由な暮らしを送るようになっていたのです。

私は その日以来 自分の暮らしを
シンプルで創造的なものになるように
工夫し始めました。

が 息子はというと…
それ以来 吹っ切れたように
いろんな素材や色にチャレンジするようになったのです。

現在 中3の息子は
白い紙と向かい合った日々のおかげか
頭の中で図形を自由自在に動かして 数学を解いたり
物理の問題を直感で解いたりします
もし芸術としての良さに
ポイントを合わせて 物づくりをしていたら
そうした能力を身につけることは 難しかったでしょう。

親のアドバイスはたいしたことはない…という話でした  

写真は 息子のコレクションしている「ポップアップ絵本」です。
見ているだけで 創造力が涌いてきます。
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