親の育て方とは関係なく
0歳の地点で その子なりの得意や個性が現れていますし
3~4歳ともなると
その子の才能とも言える得意な分野がはっきり見えてきます。
子どもの弱点に目がいきがちな親御さんは
才能のある分野を放っておいて
苦手克服にエネルギーを注いでいるケースがよくあります。
そうすると 一番 才能が伸びる幼児期に
自信を失う効率の悪い学習ばかりしてしまうので
幼児教育の結果 子どもの中に 勉強嫌いのへたれっ子
性質を育ててしまうようです。
子どもの才能は重複する部分も多いですが
次の6つの能力で表せます。
空間的推理能力
3次元的物体と2次元的な情報から
空間を想像する能力。
ブロックや積み木の好きな子に多いです。
また そうした遊びで育つ分野です。
凝ったTVゲームが好きな子にも多いです。
最近の難関中高の学習で 欠かせない能力です。
同じ空間的に考える子も
空間的かつ技術的に考える子(3次元的なものを実用的に想像する)
空間的かつ知覚的に考える子(抽象的で理論的な観点から考える)
空間的かつ分析的に考える子(全体像を想像し 分析する)
知覚的かつ空間的に考える子(時間と空間の概念で考える)
数学と空間で考える子(数字的な勘を働かせて 3次元を想像する)
言葉と空間的概念で考える子(言葉の概念を空間で表現する)
とそれぞれが かなり違った能力と考え方持っています。
機械的推理能力
実質的 直接的に変化する環境の中で
物体や状況に応じる能力。
つまりピタゴラスイッチを作ってしまったり
自転車の歯車の動きに興味を持ったりする子です。
この機械的推理能力も
計算的かつ技術的に考える子(実用的に 数字で考える)
知覚的かつ技術的に考える子(発明家気質)
空間的かつ技術的に考える子(模型を作ったり 電子工学のエンジニアになったりする)
技術的かつ分析的に考える子(実用的で分析的な考え方)
今回 とりあえず大まかに紹介する予定なので
わかりにくい点があることと思います。
また ひとつひとつの才能のタイプを 具体的に紹介していきます
少し長くなったので 残りの4つの才能のタイプは次の記事につづきますね
引用は 「私はだれ?」マルコム・ゴドウィン 東洋書林 です。