クリスマスプレゼントについてのご相談のメールをいただいていますが、お返事が遅くなっていてすいません。
とても楽しく良いおもちゃも、もらった瞬間子どもが喜ぶか…? というと難しいものがあります。知育玩具は長い間、とても楽しく遊べますが、もらった時は「いらない~」と拒否されてしまうこともあるのです。その時の悲しい気持ちがゲーム嫌いにもつながります。
安価なもので子どもが期待していそうなものと、質の高いゲームの両方をプレゼントとして準備するのも良いかなと考えています。
これからの記事で、クリスマスプレゼント選びのお手伝いもかねて、なるべくおもちゃの紹介をしていきますね
昨日は5歳の3人さんのレッスンでした。
ラミィキューブのルールを少し易しくして遊ぶと
すごく盛り上がりました。
3人とも2歳代からこのラミィキューブに親しんでいます。
今回の3人の遊び方は
駒のそろえ方は、本来のラミィキューブと同じにしています。
「ラン」123や56789など連続した数字
「グループ」777や1111など同じ色でちがう数字のセット
を作っては、場に出していくルールです。
駒のおき方は本来マージャンなどと似ているのですが、
4~5歳の子と遊ぶ時は、
駒を半分くらい表、半分くらい裏にして真ん中にばらばらにおいています。
最初に5こずつ駒を配ります。
順番に、
自分の番がきたら、表の駒なら1個、裏なら2個取って、
できるだけ早く、
ランやグループを作っていく遊び方です。
基本は3個そろえて、そろったらお人形をもらい、
3個以上そろったら、4個なら4つ、5個なら5つの駒を1体のお人形といっしょにもらいます。
どうしてお人形…?と思いますよね。
幼児に将棋や難しいゲームを教えるときに、
ゲームの進行がわかりやすくするために、こうした小物を使っています。
またルールを覚えて楽しく感じるようになるまで、
お人形を選ぶといった楽しみが加わった方が、根気が持ちやすいからです。
3人とも楽しくてたまらず、時間を忘れて取り組んでいました。ひとりが、1から13までそろえはじめると、ジョーカーを上手に使ったりしながら、みんな全ての数をそろえました。
この遊びをする中で、「2、4、5」の数を見たとたん、
「3の駒を取って~4つそろえるか、(持っている)ジョーカーを3にして、1を取ってきて5そろえるか、まよい中~!!」
「ぼくなら~裏向け2枚を取って、挑戦するよ。だって、6か7が出たら、☆くんは、8と9を持っているから、ジョカーも使えば、4,5,6,7,8,9そろうじゃんか~3が出てもいいんだよ~!!」
といった会話がなされていました。
アドバイスする時、時々、熱くなりすぎる3人さん~。
「いいアイデアね。でも自分で考えさせてあげようね。」と言うと、
お友だちのアイデアを取り入れつつも、自分なりの工夫も加えています。
お友だちと仲良くする技術と、ちょっとみんなをあっと言わせて自己表現する力が育ちつつあるようです。
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