虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

小学校受験 かくれた数問題 (3歳10ヶ月☆くんのレッスンから 3)

2008-12-28 19:45:06 | IQ 小学校受験
キューブ積み木を積んだものを2タイプ作って
どちらが多いか当てています。

こうした問題も小学校受験問題でよくでます。

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100円グッズで、ディズニーカードゲームを作る方法

2008-12-28 14:52:55 | 教材作り
ミッキー&フレンズ 5リンクス
についてのお問い合わせがたくさんきています。
同じ絵柄のカードがたくさん入っているこのカードゲームは
本来の遊び方以外に、論理的推理力を高める遊びや、
お金を両替する遊び、比の理解、
小学校受験の問題を解く際にとても役立ちます。
ぜひお家に一組欲しいオススメのゲームなんですが…
調べたところ 今は売っていないようです。

そこで、お家にある他のグッズで代用して遊ぶとすると
ポンジャン(ジャンポン)の駒でもOKです。

手作りする場合、シールや切り抜きを使うのも
良いのですがサイズが小さすぎたり
同じ柄をたくさんそろえようとすると値段が高くついたりします。

そこでいいものないかな~?と考えていて
見つけたのが、
お弁当用のディズニーの『ばらん』です。
これだとイラストのサイズが大きめで柄がはっきりしています。
6つのイラストつきの同じ柄のシートが5組で、100円。
(ミッキー&フレンズ 5リンクスと同じ遊び方をするには、ばらんを200円分買う必要があります)
40枚100円の名刺サイズのメッセージカードにボンドで(のりでは貼れません)貼ると
簡単にカードが作れます。

ボンドで貼るかわりに、本のブックカバーとして使用する透明のシールシートを上から貼るのでもきれいな仕上がりです)

きれいな色で作りたい方は、
100円ショップのシールで折り紙を台紙として貼ると
カラフルで美しく仕上がります。

見た目は本物よりはちょっぴりしょぼい…ですが、
子どもは手作りものが大好きです。
きっと喜んで遊んでくれると思います。

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小学校受験 かくれた数問題 (3歳10ヶ月☆くんのレッスンから)

2008-12-28 13:26:40 | IQ 小学校受験
今日は3歳10ヶ月の中国の男の子☆くんのレッスンでした。
☆くんは外向的で直感が優れた男の子。

ディズニーの絵柄のカードやキューブ積み木を使って
さまざまな小学校受験問題にチャレンジしてくれました。

(ディズニーの絵柄のカードについてのお問い合わせがきていますが、
残念ながら今はなかなか手に入らないようです。
シールや切抜きを貼った手作りカードか、ネットでお気に入りのイラストをダウンロードしてカードを作るとよいかもしれません。
カード以外ではジャンポンの駒などでも同じように使えます。)

かくれた数の問題は、
まず、

ドナルド ミニー プルート ドナルド ミニー プルート 
ドナルド ミニー プルート ドナルド ミニー プルート 

など決まりにそった並べ方をしてから、
数枚を裏返します。

裏を向いたカードの中に、
ミニーちゃんはいくついるでしょう?

というのが問題です。
さまざまなレベルの問題が作れて
楽しいです。

小学校受験問題は次回に続きます♪
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番外 忘年会と ちょっとお知らせ♪

2008-12-27 14:05:45 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
昨日は参加させていただいている地域の歴史を守る会「ヒクイナの会」の
忘年会でした。
イノシシの鍋や鹿肉、鴨肉と珍しいものづくしのご馳走でした。

去年から製作していた『おもしろわがまち歴史ガイド』の完成を祝っての
忘年会。
私は表紙の絵を担当させていただきました。
この表紙、西淀川区の区長さんが題字を担当されたので
区長さんとのコラボです♪

久しぶりに☆「ライブタウン」(フリーペーパー)の編集長をされていた方にお会いし、アジア協会についてのお話をうかがいました。

アジア協会ではアジアの貧しい地域でのボランティアを行っています。
その活動のひとつに胸を打たれるお話がありました。

その村の子どもたちは中学生でも日本の小学校3,4年生にしか見えない
背丈だったそうです。アジア協会の方が栄養調査を行なったところ、
子どもたちはひどい栄養失調にかかっていました。
そこで、アジア協会の資金で、週1(2回だったかも…お酒を飲みながら聞いていたので忘れました~)
牛乳と卵を1個学校で出すようにしたそうです。
すると村中の子らが、(それまで学校に通える子はわずかだったんですね)
学校に押しかけるようになりました。
援助に頼るだけではいつまでも村が豊かになることはありません。
そこでアジア協会で資金援助をして、食物の栽培や売買ができるように手助けしました。また、人や動物の汚物からエネルギーを取り出す仕事も
村で行なえるように援助していきました。

ほんの少しの牛乳や卵も足りなくて病気になっていく子たち。

国境を越えて、援助の手を差し伸べる方々がひとりでも増えることを
願っています。

アジア協会のホームページです。

アジア協会では、アジア協会に入っていない方も、1000円で食べれる世界のランチを食べるだけで、その収益がアジアの子どもたちの生活の向上につながるような新しい形のボランティアを提供しています。

また子どもも参加できる海外のお料理教室1500円
外国の方々と交流できるすばらしいチャンスを子ども達に与えてあげる事ができます。

私も来年は教室の子らといっしょに外国のお料理を口にしながら
異文化交流を楽しみたいと思っています♪





記事とは関係ないのですが、先日のニキーチンの積み木大会に使ったおもちゃのくわしい解説を☆ちょこっと幼児教育♪おこちゃま実験室ブログでしてくださっています。
興味のある方は行ってみてくださいね。
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算数がとても苦手な子のレッスンから~ 2

2008-12-27 13:19:17 | 通常レッスン
すると☆ちゃん、とても積極的に
カードとカードを交換していく遊びに取り組んでくれました。

100円のミッキーのカードと50円のミニーのカード2枚を交換し、
ミニーのカード1枚と10円のドナルドのカード5枚と交換します。

そうした遊びのあとで、1円×10枚+10円×4枚+50円
といった100円になるカードの組をたくさん作っていく遊びもしました。

幼児教育にタイプ論を生かしていく記事にも
書いたのですが、苦手なことはその子の得意な感性に訴えかけていくことで
だんだん親しめるようになり、
しまいには得意なこととなることも可能です。
子どもの学習がうまくすすまないときは
無理強いせずに、子どもをよく観察して得意な分野を見極めると
良いと思いますよ

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算数がとても苦手な子のレッスンから~ 1♪

2008-12-27 13:04:55 | 通常レッスン
☆ちゃんは、算数と国語の学習に困難を抱えていて
特別支援学級に通っている女の子です。
記憶力が弱くて
特に数を少しの間頭の中に覚えておくのも困難な様子です。
そのために他の子の何倍も努力しても簡単な計算を覚えたり
九九を暗記したりすることができませんでした。

私はさまざまな学習に困難を抱える☆ちゃんが、
なぜかブロックでケーキを作ったり
ままごと道具を使って食事をバランスよく盛り付けたりするのは
正確にできることに気づきました。
☆ちゃんはきれいなものやかわいらしいものが好きで
ビーズやお人形の小物やきせかえセットで遊んでいる時には
困ることなく楽しく遊べています。
よく観察していると
☆ちゃんは色の記憶を頭にとどめることはそれほど難しくなく
色にリードされて遊んでいる時には
同年代の子と対等に遊ぶ力を持っているように見えました。

そこで、☆ちゃんの学習に『色』を取りいれる工夫をして見ました。
数だと非常に困難だった

1を10個と10を1個交換する

といった概念やお金の両替の計算を色鮮やかなディズニーのカードを使って
して見ました。

次回に続きます。
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ユングの『タイプ論』を幼児教育に生かすには?

2008-12-27 09:19:49 | 子どもの個性と学習タイプ
『タイプ論』を見ながら「うちの子どのタイプだろう?」と考えることは、
占いや血液型の本を見て「当たってる」「当たってない」と
はしゃぐのにも似ているので、
それが幼児教育に役立つと聞いてもピンとこないかもしれません。

が、これってとても大切なことなのです。
人はそれぞれ必ず劣等機能という
ものすごく苦手な何かを持って生まれてきます。
この苦手を克服させようとすることは
決して簡単なことではなく、
まず、劣等でなく主機能でもない2次的な機能を発達させて…
最後に劣等な機能を育てる作業に着手しないと、
簡単に挫折してしまうそうです。

例えば、「思考」が主の人は「感情」が劣等ですから、
まず「感覚」や「直感」を発展させてようやく
「感情」を伸ばす仕事にとりかかることができるのです。

モンテッソーリの教具は「感覚」に訴える教具です。
ですから、感覚が主機能の子は取り付かれたようにこの教具に夢中になりますし、
「感情」や「思考」が主機能の子も、この教具に親しみ、
それを通して、「感情」が主の子は「思考」の秩序だった世界に目を開き、
「思考」が主の子は、自分の感情の表現が場に適したものとなるように
調節できるようになったりします。
(思考が主機能の子は賢いですが、ちょっとしたことで、よくキレ
ます)
でも「直感」が主機能の子は、モンテッソーリの教具に
興味を持たない子が多いです。
また、100玉ソロバンのような
感覚に訴えるものも、拒絶します。
ただ、これも必ずでなく、直感型の子で教具を好む子もいますが…。

教室に外向感覚型と思われる子がいます。
その子は、頭で考える問題をいやがって、
すぐに「わからん~」を連発するものの、
誰よりもモンテッソーリの教具に熱心に取り組みます。
そこでそうした教具に繰り返し親しむ中で
非常に計算が得意になり
感覚に訴える折り紙製作を繰り返す中で
図形に関する確かな感覚を身につけました。
そうして、感覚を通した活動に熱中する中で
勉強がとても得意な子に育ってきました。
また、ピンと直感的にひらめく部分がとことん苦手で
何でも回数を踏んで、暗記して対処していたのが、
少しずつ直感を使った取り組みにも参加できるようになってきました。

幼児に教育するとき、
いきなり劣等機能に属するものを求めると
必ず失敗すると思います。
タイプ論を頭に入れながら
子どもの育ちをバランスのよいものにできるといいですね。

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子どもの個性とタイプ♪ うちの子どんな子?

2008-12-26 15:01:19 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
子どもの性格のタイプについてくわしく教えてください

というメールをいただきました。
ユングのタイプ論については、もうひとつのブログで何度か記事にしています。
ネットの「荒らし」にあっていた時期なので、
コメント欄が見苦しいですが、よかったら見てくださいね。

☆ トラブルに巻き込まれたら…??(2) 私の場合 


☆ どうして親子関係がうまくいかないんでしょう?


上のリンク先の記事でも書きましたが、私はおそらく内向直感型の思考寄りのタイプだと思われます。
それぞれが生まれ持っている性格のタイプって、親の影響でも環境の影響でもなく、
独自の趣味とか考え方とかが、
自分の内面からずいぶん早い時期からはっきり現われてくるので
不思議です。
ユングによるとこうした心理学的類型の基本的な性質は、
生物学レベルでの類似点があるのだそうです…

私は子ども時代とても本好きの子でした。
多くの子が好みそうな一般的な児童書もたくさん読みましたが、
その中でも自分の心に響いて何度も何度も読み返したものは、
今思い返すと内向直感型の思考寄りの人が書いたと思われる本ばかりでした。

『ムギと王様』というエリナ・ファージョンの童話や
ヘッセの『デミアン』アイザック・シンガーの『お話を運んだ馬』など…。
エンデの『はてしない物語』やル・グウィンの『ゲド戦記』や
マーガレットマーヒーやマリア・グリーぺのお話も大好きでした。
映画でしたら『ミツバチのささやき』に惹きつけられました。

この本や映画の好みで、大人になるまで自分と同じような人に出会わず、
ちょっと変わり者な好みなのか…と考えていたら、

最近、宮崎駿(はやお)氏のプロフィールで、
私が好きだったものの羅列を目にしました。
映画作品の中に込められたメッセージ性からしても
おそらく宮崎氏も内向直感型の方ではないかな?と思っています。

子ども時代は、誰と共感することなく自分だけが好きでたまらない…という
作家や詩人、映画作品が多々ありましたが、
大人になって、意気投合した方々についてよく知っていくと
好きなものがそっくり同じ!!という場面によく出くわします。

それと、私と同じタイプだろうな…と思われる息子が、
最近急に読書に目覚めて、すごく「私の好き」の近い所をついて
『哲学の冒険』などの、
本を選んでくるのを見ると、(小学生の頃までは、あまり読書していなかったのに…)
こうした好みって、読むように勧められなくても
自分の性格タイプの成長にともなってでてくるんだなと感じました。
ちなみに娘は内向型か外向型かわかりにくい
自分の内面に目を向けながら考えを進めるけれど、
その視線とエネルギーは外界に向いている子です。
私や息子と同じように直感はよく働くけれども,
直感がきく対象はまったく異なります。
ビジネスチャンスや世の中の流行の流れや
友達関係の空気を読むことなどに長けています。

直感型の私は「感覚」にはすごくうとくて、
社会人としてしゃきっと一本筋が通ったところがないのですが…
娘は私にはない確かな「感覚」を持っています。
また、幼いときから「感情」を手玉にとっている様子で、
気持ちのぶれに惑わされることなく、
優しくするところでは愛情深くし、
客観的に眺める場面では、落ち着き払ってその場に応じた対応ができます。
そんなところを考えると、
外向型の感情型の子なのか、内向型の直感型の感情や感覚の面に強い子なのか、
いまひとつよくわかりません。
ただ私や息子とは、内面も嗜好も能力もずいぶんちがう
のがわかります。

こうしたタイプについて考えるのは、
面白いだけでなくて、
子どもの教育にもとても役立ちます。
1歳、2歳の子にも内向か外向かの違いは見受けられ、
幼稚園までには主機能の発達がわかるのがふつうなのだそうです。

もし子どもが自分とちがうタイプだった場合、
性質をゆがめたり抑圧したりしないように注意しなくてはなりません。
同じタイプだった場合、
自分と子の機能の問題点に気づけないことも多いので、
タイプについて学んで足りない部分を補っていく必要が
あると思います。


写真は去年、地域のイベントで作った中途半端に巨大な工作物なんですが…
これら以外に子どもが数人乗れるトトロバスや1人乗りトーマスも作りました…
「これ、だれが作ったの??」と噂になってたそうです。

それで、今日になって突然、子育て支援をされている方から電話があって、
「大きいもの工作」を教えにいくことになりました。
何を作ろうか、ちょっと楽しみにしています。

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